さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

78 また買っていたのか…。

 みなさん、こんにちは。

 

 本棚を整理していたらA4サイズの本の間に別の本が挟まれていたのを発見しました。

 「眠れなくなるほど面白い 科学の大理論 大宮信光著 日本文芸社」でした。

 また買っていたのか…。私はよくわからないくせに、こういう本をしょっちゅう買います。そして、たぶん読まずに本棚へしまったつもりが、誤って別の本の中にしまっていた模様。これもよくあることで、まだまだ埋もれている本がきっとあるんだろうな、なんて思っているくせに別に探そうともしません。

 読まないくせに買う、買っても読まずに無くしてしまう。本当に悪い癖です。

 まぁ、せっかく見つけたので、ちょっと読んでみようとページを捲ってみるとヤッヤバイ!面白い!…なんで買ったときに読まないんだか。いっつもこうなんだよなぁ。

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 まぁ、LEDやらips細胞のことなんてさっぱりわかりませんが、宇宙の話はわからなくてもわかったような気分で読むことができますから問題無しです。どうしてなのかかわからないんですが、それができます。たぶん宇宙の話って、まだその全貌を誰もはっきりわかっていないはずなので、私としてはある程度私の都合の良いように理解した気分になっておけばいい、と考えているからなんでしょうね。宇宙の話はこの手が使えるから敷居が低いんですよね。

 それにしてもこの本、絶対コンビニで買っています。間違いありません。本屋ではこの手の本には手が伸びることがありません。コンビニ…恐るべし、です。しかも値段が680円+税です。本当に恐ろしい。本や雑誌の数が少ないコンビニで、このタイトル、この値段では食いつかざるを得ないではありませんか。そういえば、最近のコンビニの本や雑誌の構成ってやたらこうした雑学系の本が増えたような気がしませんか。単行本コミックですらほとんど見なくなり、なんだか同一タイトルでも総集編みたいな雑誌系の漫画がふえました。これも安くなっていますね。

 まぁ、単行本コミックも雑誌といえば雑誌ですが、一般的に雑誌っていえば週刊誌や月刊誌などの定期発行されるものっていう印象がありますから、コミックはコミックで本って言った方がしっくりしますよね。

 ちなみに今回見つけた「眠れなくなるほど面白い 科学の大理論」も一応雑誌扱いです。まぁ、雑誌と言いますかムックですね。書籍と雑誌の混合物みたいなもので、それ以上はよくわかりません。ただ、画像が多いことや不定期に発行され出版社の返品期限がないので、長く本屋に在庫としておくことができます。写真集はその代表例です。…そんな規格はどうでもいいことでしたね。すみません。

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 このムック本は絵が多く、ページ数が少ないという特徴から、集中すれば2時間くらいで一気に読み終えます。このお手軽さと、内容がちょっと知的なうんちく話の場合、少し賢くなったような気分になれます。お手軽にちょっと賢くなったような気になれる。すばらしいじゃないですか!さらに、それほど値段が高くないし、もう言うことはありませんね。

 もっとも、ある分野について深く探求したいという欲求に対して、それに応え得る内容ではありませんから、そういう方はしっかりした学術本を買うなり図書館で借りるなりしたほうが良いに決まっています。

 あくまで軽い気持ちで、負担も少なく、何となく賢くなったような気分になれる、というコンビニの特性とシンクロしたところにこの本の価値があるのです。「今さら聞けない」とか「サルでもわかる」とか「眠れなくなるほど面白い」とかいうちょっと小恥ずかしいタイトルも、コンビニならシャレで買うことができますよね。

 みなさんもシャレのつもりで1冊いかがでしょうか。

 本格的で学問的な知識ではありませんが、うんちくとして会話の材料が増えるかもしれませんよ。まぁ、披露する際は嫌われない程度にしておいた方が無難ですが。

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 昨日もコンビニに寄ってみたら、「~の心理学」とか「~の黒歴史」など、私の心のひだをペンチできっちり掴んでくるようなムック本を多数見かけました。このままではまた何冊か買ってしまう!断捨離どころではなくなるぞ!!と慌ててビジネス雑誌やファッション雑誌のところへ移動しました。

 うん、ここなら大丈夫。あなた達には全く興味がないから。

 コンビニでの安息の場所はやっぱりビジネス雑誌やファッション雑誌の前ですね。

 だって、面白くないんですもの。