さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

非戦闘員(一般人)の犠牲も厭わない!ってなってない?

 みなさん、こんにちは。

 

 長い休暇の後5日働いたらすごく疲れちゃいましたよ。

 昨年末、休暇に入った時に出た疲れはたぶんホッとした疲れだったと思うんですが、今回のは完全になまった体に喝を入れられちゃった疲れですね。

 もう体は痛いし、2日休んだらまた仕事だ~!って思うと心もグッタリなんですよ。

 当たり前のことなのはわかっていても、しんどいものはしんどいんだから今日は一肉グタ~っとしてるんですよ。

 でも気温はこの時期にしては高くいようなので、今日しっかり休んで、明日は掃除した後ちょっとだけ釣りにでも行っちゃおうかなって思ってます。

 

 さて、いまだにロシア対ウクライナイスラエルハマスの戦争は続いてますね。

 ロシアは北朝鮮製のミサイルを飛ばしたとかいうニュースも流れてました。

 プーのヤツは恥ずかしくないんでしょうか?

 イスラエルレバノン南部でヒズボラの司令官を殺害したとかなんとか。

 戦線を増やしてどうするつもりなんでしょうか?

 今日のニュースを見る限り、エスカレートする一方のような気がします。

 ホント嫌になりますね。

 早くやめてくれたらいいのにって思うんですよ。

 今起きてる戦争もそうですが、大国が戦争に踏み切った場合、当たり前ですが基本的に戦場は小国の領土で行われますよね。

 ソ連のアフガン侵攻も、ベトナム戦争湾岸戦争イラク戦争も・・・。

 リビアでもそうだったでしょ。

 押したり引いたりが起きたのは朝鮮戦争くらいなものでしょうか?

 でも、あれはもともと1つの国を2分して行われたものだったし・・・。

 何が言いたいのかというと、今起きてる2つの戦争って第二次大戦後に起きた戦争とちょと違うような気がするんですよ。

 これまでの戦争で攻め込まれた小国の非戦闘員(一般人)にも当然被害は出たんですが、それって欧米の国では非難され戦争遂行に支障が生じるようになりましたよね。

 ベトナム戦争で、アメリカが建前上支援していた南ベトナム軍の高官があるベトナム人(ベトコンの便衣兵だったみたいだけど)を捕え路上でいきなり銃殺した映像が流れた時はすごい影響があったでしょ。

 アメリカの内外で戦争反対の機運が高まって、ベトナムから撤退する大きな要因になったと思います。

 事実や背景は別にして、世論が大きな影響力を持つ国では、敵国であっても一般人が犠牲になると反戦機運が増大しますね。

 ですから当事国(特に攻め込んでる国)の政府は世論操作にピリピリしますよね。

 ロシアもしっかり国内ではプロパガンダに励んでたし、西側諸国も偏向報道してましたよね。

 イスラエルハマスもはじめのうちはお前のせいだ~!って言い募っていたじゃないですか。

 でも今では特にロシアやイスラエルは世論なんてそんなに気にしていないでしょ。

 ロシアは開戦当初から無差別に近いミサイル攻撃してたし、首都へ進軍する過程で虐殺を行ったように報じられていますし、今日も北朝鮮製のミサイルを・・・。

 イスラエルだって、そりゃ一般人の犠牲も出るかもね!なんて言ってる始末です。

 こうなっちゃうとそれこそ大戦末期の日本のように都市は無差別の空襲に遭い、原爆のような大量破壊兵器を使われたりしちゃいますよ。

 勝つためには敵国の非戦闘員(一般人)の犠牲も厭わないようになりますからね。

 ウクライナでの戦争犯罪について西側メディアがギャーギャー言ってもプーのヤツはそんなの知らない!って顔をして自分たちは軍関係の施設を破壊してるって言ってますし、今はあまりそのことを責めらえなくなってるでしょ。

 まぁ、建前として一応非戦闘員(一般人)には危害を加えないようにしてま~す!って言ってもやってることはその逆ですからね。

 そしてそれに対する各国の批判はやや鈍くなってるような気がするんですよ。

 私、こういう風になっちゃった背景にテロ組織や武装組織といった国ではない集団との戦争の中で、攻め込まれた側の彼らは頻繁に市井に紛れ込んじゃうじゃないですか。

 普通の国民・市民の格好をして敵の目をくらませがら、いきなり銃を撃ったり自爆テロしたりするでしょ。

 で、そういう連中をやっつけちゃおうと思ったら、そこにいる人が戦闘員かどうかなんていちいち判別できないし、そういう疑いを持っていたら、別に戦闘行為をしてるわけじゃなくても反射的に攻撃しちゃうかもしれません。

 こういうのに慣れてきた結果、今のような事態を招いてるような気がするんですよ。

 ガザ地区なんて言うのはまさにそれで、今ハマスの連中と一緒にいたら巻き添えを食っちゃうのはわかってるはずなんですが、従来の国際世論ではそういう時は攻撃を控えるべきだ!だったのが、今では仕方がないに変わりつつあるような気がするんですね。

 それはすなわち今まで有効だった便衣兵みたいなのが通用しなくなったって事と、その延長線上で非戦闘員(一般人)の犠牲に対する厳しい批判が軟化しちゃってるような気がするんですよ。

 で、そうなれば双方の憎悪の念は強まる一方なので行きつくところまで行かないと終わらないし、テロやゲリラ化した連中はいつまでたっても抵抗をやめませんよね。

 それこそ、一人もいなくなるまで・・・。

 第二次大戦が終わってからもうすぐ80年になろうとしてるっていうのに、また同じことを繰り返そうとしてるっていうのはなんかひどく情けないことです。

 

 

 

 

 

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