さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

LGBTは一括りにしない方が良いんじゃないの?

 みなさん、こんにちは。

 

 せっかくの何もしない日だったのに、いろんな出来事があったもんだからTVとパソコンの前からなぜか離れられない一日になっちゃいました。

 それでも、まぁ、少し前のLGBT理解増進法が衆議院を通過しちゃったことをあれこれ考えていたので、そのことを少し書きますね。

 私、このLGBT(あとQとかいろいろあるのも含めて)って一括りにしちゃいけないような気がするんですよ。

 LGBっていうのは基本的に同性愛・両性愛っていう性的志向ですよね。

 別に職場や近所にそういう人がいても、私は特にどうこう思わないんですよ。

 その人が妙に性的志向を普段の仕事や生活の中で露骨に表現しなければ、ですが。

 例えば、同性愛の方が同性に対して異常に好意的だったり、逆に異性に対して嫌悪を隠さないようなら問題ですよね。

 でも、そうでない限り、この方々はとりあえず誰にも迷惑をかけてないでしょ。

 だから、それはそれでいいんですよ。

 もっとも、この方々の性的志向が判明した時の周囲の反応の方が問題なんでしょうが、それこそ侮辱したり嫌悪感満点の態度を取ったり、理不尽な扱いをするのは法律がどうのこうのという前に人として間違ってると思うんですよ。

 だって、とりあえず誰にも迷惑をかけてないんだから。

 でも、こうした性的志向に眉を顰める人がいるのも事実ですよね。

 歴史的な積み重ねがそうさせてるんだと思うんですが、それこそ両者ともそのことを認識して時間をかけて自然にお付き合いできるようになるのが理想だと思ってます。

 これに対してTは自分の体と性自認が一致しない人のことですよね。

 この方々は先ほどのLGBの方々と違って外見からどうしても、えっ?ってなっちゃうもんだから大変です。

 しかも、例えば体が男性の人が見た目も男性として過ごしながら悩みを抱えてるケースから外科的治療を受けたことでほぼ完全に男性から女性になっちゃったケースまで実に様々です。

 今盛んに取り沙汰されている、心は女性だという野郎が女子トイレや女子更衣室や女湯に侵入するっていうのも、結局一概にトランスジェンダーとは言っても様々なケースがあることで世の中が混乱しちゃってる隙をついた仕業ですよね。

 そして、何より難しいのが、これって心の問題でしょ。

 それを客観的に証明することなんてできないと思うんですよ。

 つまり、ホントに体と心が一致していないのか、ウソついてるのかなんてわからないでしょ。

 ホントに悩んでる本人もさぞかし大変でしょうけど、周りの人も大変です。

 とってもデリケートな問題なので、先ほどの性を詐称する不届き者に対しても簡単にお縄にはできませんし、警察に突き出しても裁判所が「別にいいんじゃないの?」なんて気の抜けたようなことを言わないとも限りませんからね。

 ですから、性的マイノリティで一括りにしても、たぶんうまくいかないと思うんです。

 それぞれ個別の議論によって解決を図った方が良いんじゃないでしょうか?

 少なくとも当事者の方々にとって、望ましい解決策はそれぞれ違うと思いますから。

 ただ、そうしないところを見ると、別の目的があるような気もしています。

 先ほど、LGBの方のところで「とりあえず誰にも迷惑をかけていない」って書きましたが、こうした動きの先に同性婚などの社会構成を変質させる思惑があるようにも思えるんですね。

 トランスジェンダーの問題に関して言えば既成概念の破壊を狙ってるようにも思えます。

 コレは当事者の方々ではなく、この問題を奇貨として国会の内外でギャーギャーやってる活動家やメディアの思惑ですね。

 移民難民の問題と同じですね。

 ですから、性的マイノリティといっても個別に丁寧に議論をしていく方が良いと思ってるんですよ。

 誰得?っていう声が上がるような法案よりも、きちんとそれによって利益を得る人を明確にした方が良いに決まってますからね。

 

 

 

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