みなさん、こんにちは。
学校の教職員(あえて先生とは言いませんが)が壊滅的に不足してるそうですね。
仕方なく教頭が採用試験に落ちた人や辞めた人などに電話をかけまくって「ウチに来て~!」って必死に誘ってるんだとか。
時代も変わりましたね~。
私が学生の時に社会科の先生になろうかなって思ったこともありましたが、その時は田舎に帰って先生になるイメージを持っていたので親に相談してみたんですよ。
そしたら、採用されるわけがないからやめとけって言われたものです。
何しろ田舎ですから子供も少ないもんだから採用枠も少ない上にコネが絶対的な力を持ってましたからね。
実際、私の同級生で先生になったのは一人しか知りません。
ちなみにその人の親も先生でしたよ(笑)。
よく考えてみると、都会では当時から教員不足は言われていたと思うんですが、あの時は自分の進路には関係ないと思っていたんですよね。
で、今や採用試験に落ちた人にまで声をかけるようになりましたか。
まぁ、どうして採用試験に落ちたのかが問題ではありますが、コレって資格を持ってるならだれでもいいや!ってことですよね。
いやはやそういう理由で採用された人に教えてもらう子供たちってどうなっちゃうんだろうって少し心配になっちゃいますね。
記事(読売新聞)では、第二次ベビーブーム期の子供が小中学校に入学するのに合わせて大量に採用した教職員が一斉に退職の時期になったことと、過酷な労働環境がブラック職場といわれちゃう状態なもんだからなり手がいないっていうのが理由だとしていますね。
まぁ、特にブラック職場っていうのはわかるような気がしますね。
私、中高と野球部にいましたが、特に高校の野球部顧問の先生ってほとんど休みなんかありませんからね。
確か1月2日とお盆のどれか1日と夏の大会で負けた次の日と試験(中韓・期末)期間だけ部活動が休みだったと思うんですよ。
現役の私たちでさえ、休みたい~!って思ってたくらいですからね。
野球部の顧問(監督)なんかやってたら家庭が崩壊しちゃうんじゃないの?って今さらながら思うんですよ。
今でも顧問(監督)の先生がその手当てをいくらもらってたのかなんて知りませんが、よっぽど好きじゃなきゃできませんよね。
・・・、好きならできるのかな?
私、ちょと思うんですけど、教職員っていう仕事って基本的に他の仕事に比べてモチベーションを維持しやすいというか、報酬以外の面でもやる気を搔き立てることがしやすいというか、まぁ、頑張りがちな仕事だと思ってるんですよ。
ですから、ブラック職場っていうのが過酷な労働環境(残業とか休日出勤とか給料安いとか)っていうことなら少し的外れな気もします。
それはどっちかというと数ある仕事の中でとりあえず教職員を選んだ人に当てはまる話であって、先生になるぞ~!っていうやる気の塊みたいな人にとってはさしたる問題ではないと思うんですね。
問題はどっちかというと現場の体質などによって自分が成りたい先生のイメージが足元から崩れちゃうからだと思ってます。
子供に対する指導も年々制限が厳しくなり、頭のおかしい保護者の割合は増えていく中で学校側は相変わらず事なかれ主義の隠ぺい体質だし、問題のある教職員(猥褻や暴力など)は時間が経てば平気な顔で復帰してくるし、授業など子供たちに直接関わる以外の業務はやたらと多いし・・・、そりゃ夢も希望も無くなりますね。
そしてメディアがネガティブな話ばかり取り上げるのも、教員不足の後押しをしてるように思います。
今の教育現場で尊敬を集めながら実績を積んでる先生ってとんでもなく有能な人だと思えてならないんですよ。
ですから、給料を増やし、業務を軽減したとしてもおそらく問題は解決しないと思います。
人員の確保っていうことに限って言えば効果はあるのかもしれませんが、質の低下はかえって進んじゃうような気がします。
どうしたらいいんでしょうね?
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