みなさん、こんにちは。
先日終わった統一地方選の前半では少子化問題・子育て支援の話ばっかり聞いていたような気がします。
これは我が県の選挙だけだったのかもしれませんが、なんか言ってるなぁって思ったらこればっかりだったような印象です。
選挙になるとこればっかり言いますよね(笑)。
で、舌の根も乾かぬうちに入管庁が技能実習制度を廃止し新しい制度が作られる見通しを発表したようですね。
なにやら、技能実習制度の問題(?)だった転職の制限も緩和されるんだとか。
つまり、外国人労働者の皆さん、もっとおいで!ってことのようです。
う~ん、いったいどうしたいんでしょうね?
といいますのも、私、少子化問題と外国人労働者いらっしゃ~いっていうのは密接に絡んでると思ってるんですよ。
そもそも、外国人労働者を欲しがる会社とかってどういう仕事なんでしょうね?
はっきり言って、特別な技術を持っていたり、すこぶる優秀な人っていうことじゃないでしょ。
そういう人はこの制度なんか関係なく、どこの国の会社も欲しがりますからね。
日本の企業(中小零細)が欲しがってるのは日本人が嫌がる仕事や低賃金の仕事をしてくれる人のような気がするんですよ。
製造業だけでなく、衛生関係や介護など、重労働でありながら待遇が良くない仕事。
で、日本人はもっと知的で高収入な仕事をすればいい!ってことなんでしょうか?
あのう、生まれてくる日本の子供がすべて優秀な大人(その知的で~とかいうヤツ)になるとは限らないでしょ。
そりゃ、外国人を欲しがる会社は一時的なことだって言うのかもしれませんが、これ、産業構造が二極化しちゃうんじゃない?って思うんですよ。
で、そんな社会に自分たちが産み育てた子供を放り込むっていうことは、とんでもないリスクがあることになっちゃうんじゃないでしょうか?
だって、先ほども書いたようにどの子も高い技能を身に着けて、高額の収入を得られるとは思えないでしょ。
あ、私は長く働いてきた経験で、必ずしも高賃金の仕事が良い仕事(役に立つ仕事)だとは思ってないんですけどね。
で、就職活動に行き詰った子共が、あんな仕事をするくらいなら無職でいた方が良いってなっちゃうと、親は結局、ず~っとその子の面倒を見ることになっちゃいますよ。
そんな不安がある社会で、子供を作ろう!って思いますかね?
少子化問題が単に子育て期間の経済支援をしてやれば解決するみたいな底の浅いことを言いながら、その子の将来についてはむしろ希望なんか持てない社会へ進んでるような気がします。
いったいどうしたいんでしょうね?っていうのはこのことで、少子化問題を解決して人口を増やしたいのか、それとも外国人労働者を今以上に受け入れて経済弾値等の希望にこたえたいのか、どっちなの?ってことですね。
たぶん、コレは両立しないと思ってます。
まぁ、その恩恵として治安の悪化による社会不安が増大するのは間違いなさそうですし・・・。
はっきり言えば、政治家や官僚や財界は長年景気が低迷してきた責任から逃てるような気もするんですよねぇ。
ホントに少子化問題を解決したいのなら、景気を良くして日本の大部分を占める中小企業にもその恩恵がいきわたるようにすることが大切だと思うんですけど、違いますかね。
それとも、もう、諦めちゃったんでしょうか?
ちなみに、私が知ってるベトナム人の技能実習生は「あっちの方が給料が良いから!」って言って転職していきましたが、技能実習生の転職制限ってなぁに?って思うんですよ。
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