みなさん、こんにちは。
TVでリサイクルゴミについてやってました。
海外のメディアが作ったドキュメントでプラスチックゴミを扱ったヤツですね。
以前は東南アジアの国々が輸入していたようですが、さすがにゴミだらけになっちゃったもんだから、今ではトルコやブルガリアが輸入しているようです。
で、輸入したプラスチックゴミは・・・、燃やすか埋めるかするそうです。
ん?リサイクルってどうなった?
なんでもセメント工場がこれらのプラスチックゴミをお金をもらって燃料にしているらしいです。
ちなみにセメント業界が輩出してる二酸化炭素は全体の8%に上るとか・・・、これホントですかね?
まぁ、なんにしてもメーカーはパッケージにリサイクルマークを付けて、環境に貢献してるアピールをするんですが、それが単価に上乗せされて消費者は買っちゃいます。
それをリサイクルするよ~!って言いながら各国のボランティアなど所謂意識高い系の人々がせっせと集め、それをリサイクル(?)業者に渡し、それが何故かトルコやブルガリアに輸出されて埋めたり燃やしたりしてるわけです。
当然トルコやブルガリアなどはこれを認めてはいませんので、業者は当局が行う輸入時の検閲を何とかかわすためにアレコレと手を打ちます。
で、何が言いたいのかというと、このリサイクルならぬゴミ運搬サイクルでは方々に莫大なお金がバラまかれてるってことです。
一般家庭からゴミを集める人々がボランティアの場合、彼らはこの中に含まれませんが、まず消費者がどうせ買うなら多少高くても環境問題に取り組んでメーカーのものを買っちゃいますね。
ここで原資が生まれます。
で、メーカーは収益からゴミを集めてリサイクルする(実際は輸出する)業者にリサイクルロゴを入れるために契約してお金を払ってます。
ここまでは当事者がどこまで知ってやってるのか不明です。
でもそこから先の収集して輸出する業者以降は間違いなく確信犯です。
収集業者はトルコやブルガリアのゴミをリサイクル(?)する業者にお金を払います。
そして、そのリサイクル(?)業者はトルコやブルガリアなど輸入してくれる国の当局の人間にはお金を握らせるそうです。賄賂ですね。
さらにセメント工場などそのゴミを最終的に処分(?)してくれるところにもお金を渡してるそうです。
こうしてリサイクルゴミと称して輸出入されるゴミと一緒に動くお金の規模は年間1000億ドル(10兆円くらい?)を超えちゃうんだとか・・・。
あのう、全部がそうだとは思えないんですが、環境ビジネスが発展するわけですよね。
ちなみに、その番組にご出演されていたゴミってドイツやイギリスで出たゴミなんですって・・・。
自分たちは良いことやってるって思っていたものが、実際は他所の国の環境を汚染していたなんて笑えませんよね。
そうやって作ったサスティナブルな世界ってどうなんでしょう?
結局、新しい儲けるネタを作ってせっせと儲けてるようにしか見えないし、善意で取り組んでる人が知らず知らずに掌の上で踊らされてるわけです。
耳障りの良い話のなかで、本当に良いことなんてきっと少ないんだろうなぁって思っちゃいますよ。
前にも書きましたが、我が町ではド田舎のくせに身分不相応な(?)ゴミの焼却場を建設して、プラスチックゴミでもせっせと燃やしています。
燃やす温度が高いので有害物質が出ないんだとか。
で、我々はそのために1枚50円のゴミ袋を買って、それでゴミ出しをするわけです。
たぶん、ここにも利権は存在するんでしょうけど、詐欺的な要素はないと思うんですよ。
私はSDGsなんていうのは、その主張とは裏腹に新しい儲けるネタだと思っています。
なので、コレは環境に悪いから、そんなのやめて新しい物を作っちゃおう!っていう話にはとっても懐疑的なんですよ。
それは電気自動車を見ればよくわかりますよね。
私は日本のメーカーが燃費の向上と排出ガスを極力抑え込もうと技術を磨きに磨いてきた姿勢の方が正しいと思ってるんですね。
省エネ家電なんかもその延長線上にあるでしょ。
でも欧米ではエンジン車は環境に悪いから、電気自動車にしようって・・・。
そうすれば、車でだけじゃなくインフラ整備にも莫大なお金が動きますからね。
でも、その電気を作るのにどれだけ二酸化炭素を出したとしても、そんなの関係ないね!なんでしょうね?
余計なことかもしれませんが、このリサイクルゴミを扱う環境ビジネスと不法移民の斡旋や人身売買の市場って今拡大してるんだそうです。
金に目がくらんだ連中のやることって結局こういうことなんでしょう。
だから私は関わりたくないって思うんですよ。
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