みなさん、こんにちは。
トルコがゴネてますね。
先日NATOに加盟申請した北欧2カ国について、トルコ国内のテロ組織を支援してるから嫌!って言ってます。
挙句の果てには、逆にNATO内のある国々は、ロシアとウクライナの戦争を終わらせようと思っていない!なんてトルコの外相が言ったりしてるくらいです。
なんで、トルコってNATOに入ってるの?って思っちゃいますよね。
中国はもとより、インドも、そしてNATO加盟国のトルコですら、ロシアへの制裁には消極的です。
だからとは言いませんが、経済・軍事の力がこれらの国ほど大きくない東南アジアや中東、アフリカの国々の反応もまた、実にあやふやな感じで、TVが盛んにロシアは悪!ってキャンペーン貼ってるのと実に対照的です。
別に中小国が戦争万歳!もっとやれやれ~!って言ってるわけじゃないと思うんですが、何と言っても遠く離れたところでの紛争でしかないわけで、自分の国が攻められる危険が差し迫ってるわけじゃありませんからね。
簡単に言えばどの国も火中の栗を拾いたくはないんでしょう。
そこがその渦中の栗と領土領海を接しているフィンランドやスウェーデン、ついでに日本とは違うところなんだろうと思ってます。
そして、嫌な話ですが、基本的に中小国って大国同士がいがみ合ってる状態の方が都合がいいんだろうなぁとも思っちゃいます。
何しろ自分たちの存在価値が上がりますからね。
どちらの勢力にもいい顔をしておけば、それなりに美味しい思いができますし、今回のように、それはそれこれはこれ的などっちつかずの対応もできるってもんです。
ソ連が崩壊し、アメリカの一人勝ちになっちゃった時には、ホントどうなることかって思っちゃった!っていう声が聞こえてくるようです。
そこに、うまい具合に中国が台頭してきたもんだから、しめしめってことだったんじゃないでしょうか?
もちろん私はロシア・ウクライナ間の戦争なんて、一般人の犠牲が増え続けている以上さっさと止めてほしいんですが、こういうのって、日々の生活にそれほど不安のない人の考えであって、その日その日をかろうじて生きてるような人たちにとっては、いちいち気にしてられっかよ!ってことなのかもしれませんね。
で、話をトルコに戻しますと、当分の間、ゴネゴネしたあとで、それなりに他のNATO諸国から美味しい話を引き出した後で、仕方なく北欧2カ国の加盟を承認すると思います。ロシアへはほんとは嫌なんだけどねっていうのをちらつかせながら・・・。
それにしてもトルコって、反政府活動やってる勢力を国内に抱えて、さらにギリシアとも緊張関係にありながら、よくNATOにいますよね。
NATO内で紛争が発生したらどうするつもりなんでしょうね。
さて、戦争が膠着状態になっちゃったからなのか、長く続いて飽きちゃったのかわかりませんが、最近は目新しい動きも減り、報道の熱も少し冷めて来たようです。
こういう時こそ第三国が活発に活動するべきだと思うんですが、我が国の政府はどうなんでしょうね。
これまで、ウクライナ可哀そう!ロシアは悪党だ!プーチンのおバカァ!って熱に国民はうなされたような状態でしたからね。
その熱に冷や水を浴びせるようなことは、凄まじい反感にさらされちゃうので、当時はなかなかできなかったことでしょう。
でも、少しずつ落ち着いてくると、それぞれの国が独自の動きを見せ始めます。
欧米日のメディア、とりわけ日本の偏向・一方的な報道は一時ほどではないにせよ、まだまだ健在ですから、それに踊らされてるとただでさえ動きの鈍い日本政府はそれにずるずる引きずられてしまうかもしれませんね。
日本はロシアだけでなく中国や北朝鮮(あ、ついでに韓国も)という、不確定要素に囲まれてますから、きわめて難しいかじ取りが必要になります。
なので、せめて国民の方が冷静になることで、政府を動きやすくしてあげるっていうのも大事なのかな?って思うんですよ。
ただ、岸田さん、林さん、茂木さん、福田さん等々・・・、動きやすくしてあげるとろくなことにならないような気がしますね・・・。
こまったな・・・。
参院選で全投票の95%以上が無効票っていう離れ業でもしない限り、ダメなのかもしれませんね。
結局こうなっちゃう・・・。
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