さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

908 民主主義って大切・・・ですよね?

 みなさん、こんにちは。

 

 休み2日目ももうすぐ終わっちゃいますね。

 とりあえず休養は十分とれたので、明日から読書と釣り、時々片付けや掃除、思い立ったら年賀状という感じで参りましょう。

 あ、そういえば、またあの悪魔のような叔父貴から召集がかかっちゃって、明日の午前中はそれで潰れちゃうのが確定しました。

 なんだかなぁって思うんですが、仕方がありません。

 これで、あの家に住む3匹の猫が懐いてくれるて言うんなら、まだ行く気にもなるんですが、不愛想を通り越して憎悪の眼差しを向けてきますからね。

 ホント、水風船爆弾でもお見舞いしたくなります。

 

 さて、まったり過ごしてたら、BGMがわりにつけてたBS1で混迷の世紀っていうのを延々やってました。

 例の民主主義の後退をテーマにした番組です。

 再放送なので、前も見たような気がするんですが、ロシアがウクライナに侵攻してからEU内でも民主主義から権威主義に変わりつつある国があるんですって。

 それはポーランドハンガリーだそうです。

 ポーランドウクライナからの大量の避難民を受け入れてますが、財政はひっ迫してるそうで、不満たらたらなんだとか。

 ハンガリーEU加盟後国内で生産したものが売れない、あるいは安く買いたたかれてつらいんだとか。

 特にハンガリーの現政権は権威主義的な方向に進んでいますね。

 また、その政権は今回のロシアとウクライナの戦争では親ロシア的な態度をとっており、見返りとしてロシア産の石油を輸入してるそうです。

 あ、権威主義っていうのは独裁政治とか専制政治っていうことのようで、その先には全体主義がありますね。

 中国やロシア、イランなどが権威主義だと言われています。あ、北朝鮮も。

 で、ハンガリーでは今の政権って結構支持されてるんだそうです。

 アメリカの影響を受けまくった教育を受けてきたせいか、民主主義が一番いいんじゃないの?って思ってた私としては、えっ、そっちに行ったら危険だよ!って思うんですが、やれ人権だ選挙だという前に、安定した生活、少しでも豊かな生活の方が大事!って言われちゃうと、ふ、ふ~ん・・・、となっちゃいます。

 今世界で民主主義的な国って60カ国。

 そうでない国は119カ国なんだそうです。

 ダブルスコアっスね!

 人口比で言うともっとひどいことになるのかもしれませんね。

 これ、どう思います。

 今、世界中がエネルギー不足、食料不足、インフレ等々で個人の生活に不安が広がってますよね。

 そうなってくると、とりあえず生きていけるようにしてくれるんなら、何でもいいよ!って風潮は強くなるように思うんですよ。

 だって、政権に従ってる限りは生活は保障してもらえるかもしれないじゃないですか。

 世界にはそう思ってる人がたくさんいるっていうことですよね。

 まぁ、私はそういうの(権威主義)なんてやっぱり嫌なんですが、ふと思うんですよ。

 民主主義って何が良いの?って。

 日本は選挙で不正をする候補者はいますけど、選挙制度自体はまだ健全なのかもしれません。

 でも、それで選んだ政治家さんは・・・。ふみきゅんとかって・・・。

 そして、選挙で約束したことも、選挙が終わればなんか適当なことを言ってなかったことにされちゃうし・・・。

 で、また選挙前になると、する気もないのに良さそうなことを言い出すし・・・。

 法の支配って言っても、最近変な法律が増えちゃったみたいだし・・・。

 公正な社会って言っても・・・、あ、これが一番問題ですね。

 そもそも正確な情報が得られませんからね。

 ・・・、日本のことを取り上げると愚痴だらけになっちゃうので、一般的に民主主義の何が問題なのかを考えると、もともと資本主義と相性がいいと思われていた民主主義ですがその経済成長が鈍化してくると、失業者の増大といった雇用の問題と、一部の人間に富が集中しちゃうって問題が出てきます。

 富の集中って、みんなが好景気に沸いてる時は結構どうでも良くって気にもしないことなんでしょうけどね。

 つまり大多数の人が貧しくなる方向に向かうとたちまち顕在化してきますよね。

 あと、他の問題としてはポピュリズムに陥りやすく、政治家の質は二の次三の次になっちゃうってことですよね。

 みんなの話を聞くのが得意とか言ってる割に何も聞いてなさそうな人ではポピュリズムにすらなってないってことですよね。

 あっ、また言っちゃった・・・。

 でも、これって日本にも、他の民主主義国にも当てはまりますよね。

 それに引きかえ権威主義の国っていうのは優れたリーダーがいて、というよりとりあえず国民の生活が安定してればそれを維持しやすいのかもしれませんね。

 実際そんな優れたリーダーなんてめったにお目にかかれないし、権力を持つ者やそれに近いものに富は集中するんでしょうけど、支配される人々が一様にほどほどの生活をしてれば気にしないものなのかもしれません。

 それに、万一騒ぎ出したら銃口を向けてきますからね。

 なんか、どれもこれもあまりいいものじゃないような気がしますね。

 そして、とどのつまり豊かなのか貧しいのかっていう話になっちゃいますよね。

 なんだ、結局そういうことかよ!って思うんですよ。

 ただ、一つだけ心配なことがありまして、中国やロシアみたいな権威主義の国から民主主義の国に転換するのはとても難しいし、多大な犠牲を伴いそうなんですが、逆に民主主義の国から権威主義の国に転換するのは思ったほど難しくなさそうってこと。

 今のハンガリーがまさにそうですし、かつてそれをやって世界中を戦争に巻き込んだ国があったじゃないですか。

 民主主義の国が貧しくなって国民の不満が渦巻くようになると、どこからともなくチョビ髭オヤジみたいなのが現れて、政権を奪取し憲法を変えないとも限りませんから。

 しかもそれを国民的なノリで後押ししちゃうんだから、全くとんでもないことです。

 それだけは絶対にあってはなりません!

 

 

 

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