みなさん、こんにちは。
今日でロシアがウクライナに侵攻して半年がたちました。
戦線は膠着し、ロシア国内では妙な事件が起きたりしてますが、今日の報道を聞く限り、ロシア国内は比較的平穏とのこと。
???平穏?
経済制裁はどうなった~!
全然干上がってないじゃないか~!
そのあおりを食らって世界的にインフレが進んでるっていうのに、どういうことだ~!って思ったんですよ。
なんでも、ロシアやベラルーシと国境を接しているバルト三国やポーランドでは比較的早いうちからロシアへのエネルギー依存を改めていたため、対露イケイケ状態になってるそうですが、ドイツやイタリアは安価なロシアの石油・天然ガスにどっぷり依存してるために、身動きが取れないそうです。
アメリカでもバイデンおじじがウクライナへの巨額の追加支援を発表したものの、国民の関心はむしろインフレの方に向いており、中間選挙を控えてウクライナ支援だけに注力できない模様。
日本なんて、戦争のせいなのか円安のせいなのかよくわかりませんが物価がじわじわ上がってるのに、旧統一教会と関係がある政治家のあぶり出しに躍起になってる有様。
やっぱり危機感持ってる国とそうでない国とでは全然違いますよね。
日本って、本当は危機感満点のはずなのに、どうしてこうなんでしょうね。
少し話は変わりますが、私、後北条氏の三代氏康と息子氏政の二度汁かけの逸話が好きなんです。
食事の時、いつもご飯に汁をかけるんですが、氏政は一度かけた汁の量が足りず、もう一度汁をかけたのを見て、父親の氏康が「あ~、毎日飯食ってるくせに(毎日練習してるくせに)、未だにかける汁の量がわからねぇってどういうこと?オレの代で北条も終わりだなぁ」って言ったそうです。
「その程度のことも出来ねぇヤツに国が治められっかよ!」って言いたかったみたいですが、まぁ案の定、この氏政が隠居したとはいえ影響力を持ってるときに豊臣秀吉による小田原征伐が起きちゃって、北条氏は滅亡します。
まぁ、おバカ氏政っていう話を肉付けする逸話のようですね。
一応氏政を弁護しておくと、所謂関東三国志と言われた上杉謙信・武田信玄・北条氏康の三つ巴の争いについて、彼らの後継者たちはそれぞれ決しておバカではなかったと思うんですよ。
彼らは父親(謙信は養父ですが)が悪戦苦闘しながら領国を広げていたのを知っていましたからね。
まぁ、父親を超えた者はいませんでしたが・・・。
ただ、上杉景勝はジワジワとした侵攻を受けていたので秀吉に降伏するタイミングがあったんですが、武田勝頼と北条氏政(当主は氏直)はいきなり全面戦争になっちゃいましたからね。
それでも、北条氏康の見識は的外れとは言えないと思うんですね。
何しろ小田原征伐に至るまでの間、豊臣政権の力を推し量る時間はたくさんありましたからね。
結局、経験や情報をもとに様々なことを推し量らなければならねぇよ!っていう氏康の言葉は氏政の心には届かず、むしろ小心者の戯言としていたのかもしれません。
自分の考えは正しいって思いこんでいたのかもしれませんし、耳障りの良いことを言う者の話を信じちゃったのかもしれません。
翻って、今の情勢。
なんだか世界中に氏政がいっぱいいるみたいなんですよね。
情報が限られてる国民がそうなっちゃうのはわかりますが、様々な情報がもたらされる各国政府の姿勢を見てると、そう思っちゃうんですよ。
われらがふみきゅんは氏政か?はたまた劉禅か?
どうなんでしょうね。
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