みなさん、こんにちは。
やっぱりやってましたね。
石油ロンダリング。
フィンランドの環境団体の調査によると、ロシアがウクライナに軍事侵攻してから100日間で、ロシアの化石燃料の輸出額が13兆円あまりに上ってるそうです。
これはエネルギー価格の高騰の影響もあるそうです。
一応、ロシア嫌いなフィンランドなので、そこは注意が必要ですが、どこが買ってるのかっていうと、中国、ドイツ、イタリア、インド等々とのこと。
インドに至ってはロシアから仕入れた石油を精製して別の国に輸出してるっていうから、開いた口が塞がらない気がします。
でも、これが現実なんですよね。
ドイツやイタリアは表向きロシアを非難してますが、そう簡単に輸入先を変えるってことは難しいんでしょうね。
それは他のEU諸国にも言えることですし、日本もその点はうやむやにしてるみたいですからね。
これではなかなか経済制裁の効果なんて上がりませんよね。
ロシアは半導体や航空機などの部品調達が今後難しくなるって言いますが、ぐずぐずしてるとロシアへの経済制裁のあおりを食らってる貧困国が先に音をあげそうな雰囲気になってきました。
インドの隣のパキスタンでは熱波の被害に加えて、ロシアからの食料(小麦?)輸入が滞り、庶民の暮らしを直撃してるそうです。
いや、あるにはあるんだそうですよ、食料は。
でも高すぎて、買えないんだとか・・・。
たぶん、アフリカや中東の国も同じなんだろうなぁって思うんですよ。
ロシアやウクライナに食料を依存していた国が多いですからね。
こういう国が増えてくると、あるいはこういう国で餓死者などが増えてくると、所謂厭戦気分みたいなものが戦争やってる当事国ではないところから広がりそうですよね。
そして、圧力をかけやすいウクライナの方に筋違いな要求をしかねないことがとても心配なんですよね。
自分たちの生活が大変になってきたから、お前ら戦争なんてやめろよ!→おいウクライナ!お前らがロシアの要求を吞めば済む話じゃないか!みたいな感じで。
もしも、そういう空気が強くなると、やったもん勝ちの世界になっちゃいますね。
それは絶対に嫌ですし、そんなことになったら日本の周辺には二匹目のドジョウを狙ってる国がありますから、とんでもないことになっちゃいます。
かといって、我々の何倍も戦争のしわ寄せを食らってる人達がいるのかと思うと・・・。
元凶はロシアのはずなのに・・・、本当にままならない世の中になってますよね。
どっかの大学の教授さんが今月中に99%の確率でプーチンが辞任するって言ってた話、信じちゃいませんが、そうなってほしいなぁって思うんですよ。
他にもロシアでクーデター起きないかなぁとか、物騒なことをついつい考えちゃって、我ながら困ってしまいます。
しまいには、やはりゴルゴを呼ぶしか・・・、ああ、これはいけませんね。
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