さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

663 どっちもどっちな気がしてきました・・・。

 みなさん、こんにちは。

 

 天気がいいのに風が強い。こんな日は部屋でまったり過ごすに限りますね。

 っていうか、このところまったりしてばっかりなような気がしますが、まぁ、いいでしょう。

 明日から3日仕事をしたら、5日間の休み(GW)になります。

 GWはちょいと実家の大工仕事を頼まれていてバタバタしそうですから、今日はこれでいいのです。

 iPadの変な状態もあっという間に解決し、サクサク動いてくれるので一安心。

 以前のiPadは電源繋いでWi-Fi環境下でのユーチューブの音楽演奏担当の任についてもらうことにしました。

 さて、ロシアがウクライナに侵攻してから2か月以上経ちましたね。

 未だにわからないことはたくさんありますが、ある意味冷めちゃったところもあり、侵攻直後の2か月前とは随分考えが変わってきました。

 あ、全部が変わったんじゃないんですよ。

 ロシアの侵攻は認められないって言うのは変わりません。

 どんなにウクライナ政府のやってることが気に食わないって言っても、戦争に訴えればウクライナの一般人に死傷者が出ちゃいます。そんなことをしていいわけがありませんからね。

 プーチンが単身ウクライナに乗り込んでゼレンスキーを一本背負いで投げちゃったっていうんなら話は別ですが、一般人を殺傷する軍事侵攻は絶対にダメです。

 この前提に立ったうえで申し上げますが、欧米は戦争を止める気はなさそうですね。

 そして、今回のロシアの軍事侵攻って、やっぱりアメリカが一枚かんでるようです。

 ユーチューバーのTTMつよしさんによると(この人の話し方は気になりますが、話の内容は結構参考になります)、アメリカはかなり前からウクライナに手を伸ばしていたようで、2014年のクリミア不法併合以降はますます水面下でウクライナの取り込みに勤しんでいたようです。

 そういう動きはロシアも把握してますからね。

 かろうじてEU、とりわけ独仏がウクライナNATO加盟に反対していたことでロシアも軍事侵攻の口実がつかめなかったんでしょう。

 しかし、NATOがダメならアメリカとの個別の軍事同盟っていう手がありますからね。これにはイギリスも噛んでいたと思いますが、その動きが抜き差しならないものになったとプーチンは思ったのかもしれませんね。

 そもそもロシアとの対話を訴えて当選したゼレンスキーが、それでは支持が伸びないことから掌返しの欧米への接近を図ったこともロシアは気に入らなかったんでしょうし、遡ればクリミアの不法併合も時のオバマ政権によるウクライナへの工作が活発化したからなのかもしれません。

 ・・・、だからといってロシアの軍事侵攻は認めませんけどね。

 例えば、ウクライナに完全な親米政権ができたとして、法律を変え、米軍の駐留を認めた場合、ロシアにとってそれは悪夢以外の何物でもないっていう人がいます。

 それは、そうなった場合、米軍にウクライナから攻められちゃうってことではなくって、軍事バランスがロシアに不利な方に傾くことから、ますます国際的な地位が低下し、経済においても欧米の後塵を拝すことになっちゃう(もうなってますけどね)からなんでしょう。

 そしてそんな状況を許してしまえば、国内におけるプーチンの権力基盤がガタガタになっちゃいます。

 まぁ、たぶんこういうことで、今回の軍事侵攻が行われたんだと思うんですよ。

 ですから、アメリカが逸早くロシアの侵攻が始まると言い当てたのもうなずけますよね。ある意味、自分たちがけしかけてんだから・・・。

 そんな中で、ウクライナに武器をどんどん送っている欧米諸国って・・・。

 いや、まぁ、侵攻を食い止めるためにウクライナ軍が必死に戦っているんですから、それを支援するのはわかるんですけどね。

 同時に経済制裁をもっと激しく行えばいいのに!って思うんですが、それはほどほどな感じ・・・。制裁に参加しない国がチョロチョロしていてもそれは黙認・・・。

 あのう、とても戦争を止めようとしてるとは思えないんですよ。

 最近でもプーチンやその取り巻きどもは「核兵器、使っちゃうかもよ~!」みたいなことを言ってるようですが、そんなことにひるまず、ロシアが経済的に干上がってしまって戦争どころではなくなるようするべきでしょ。

 いくらウクライナに武器を送っても、ロシアが戦争継続できる経済力を維持したままではいつまでたっても終わりませんからね。

 なんか、第三次世界大戦にしてはならない!とか言いながら、ウクライナでの戦闘が続いているのは、まぁ、仕方がないよね~!って言ってるみたいで気持ち悪いんですよ。

 ロシア政府も極悪ならば、ウクライナ政府を含めた欧米各国政府もかなり黒に近いグレーみたいな気がしてます。

 そして真っ先に血を流すのがウクライナ国民とあっては、全然話にならないんですよ。

 日本がウクライナの避難民の保護や近隣諸国への経済援助をするのはいいと思いますが、前線で使えそうな装備を送るかどうかで悩むくらいなら、もっとロシアへの制裁を強めるように舵を切った方が良いと私は思うんです。

 ウクライナを勝たせるために動くよりも、戦争自体を止める方に動いた方が良いと思います。

 何度も言いますが、戦争を終わらせる気がない連中に加担してるとろくなことがありませんからね。

 そう考えながら、今日もやってるウクライナの被害状況の報道を、不都合なことを覆い隠すためのものなんじゃないの?っていう思いで眺めています。

 

 コメントやブックマーク、ブックマークコメントを頂き、ありがとうございます。

 とっても嬉しいです!

 今後とも、よろしくお願いいたします。