さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

もう、アニメは娯楽の域を超えてるような気がしますね。

 みなさん、こんにちは。

 

 昨日、少し冒頭の内容がよくわからなかったのでprime videoで「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」をもう一回見ちゃいました。

 いや、なんか展開が早いというか、ぼんやり眺めてると前半の内容が良く頭に入ってこなかったものですから、後半とうまくつながらなかったんですよ。

 で、再び見ると、内容がよくわかってスッキリしました!フフン!

 まぁ、今回の舞台設定がわかってしまえばTVシリーズを全部見てたのでその続編って感じで楽しめましたよ。

 このアニメのテーマは人が遺伝子操作によって生命を作り出すことの是非というのが主になってるんですが、もう一つ、どうやっても戦争はなくならないっていう主張がありますね。

 そもそも、戦争なんかしたくないのに!って言いながら少年少女が戦争に巻き込まれて戦い抜いていく矛盾を描いたのがこのガンダムシリーズですからね。

 で、この機動戦士ガンダムSEEDのストーリーは1作目から単純な勧善懲悪とは真逆の相対主義的に戦争の理由を捕えています。

 もちろんコレはガンダムシリーズの特徴でもあるんですが、SEEDはとりわけその傾向が強いんですよね。

 物語は自然に生まれたナチュラルと遺伝子操作によって生まれたコーディネーターの対立という単純化された軸で語られますが、アニメなんだからそこは仕方がないと思うんですよ。

 ただ、その中で憎悪や欲望が争いを引き起こすと言ってたところは注目できますね。

 そしてその憎悪や欲望って誰のものなのか?って思った時、今の世界と取ってもよく似てるんですよ。

 貧富の差や国や民族や宗教、そして歴史によって憎悪を煽ることは容易ですからね。

 そして憎悪に掻き立てられた人々を戦争に送り込む者たちには強烈な欲望があるって考えると・・・。

 もう、アニメは娯楽の域を超えてるような気がしますね。

 

 さて、パリ五輪・パラリンピックの選手村ではエアコンが設置されないそうですね。

 なんでも環境にやさしい五輪にするためなんだとか・・・???

 で、日本もそうですが、先進国を中心に各国が各々エアコンを設置する動きが出てるそうです。

 コリン関係者は、断熱材と地下のパイプに水を通すことで気温は下がるって言ってるそうですが、ほんとですか~?!

 いや、絶対無理ですよ!

 で、このエアコンの設置について、貧しい国は用意できないかもしれないんだとか。

 これでは選手のコンディションに差が出ちゃいますね。

 なんでも、フランスでのエアコンの普及率は10~20%だそうです。

 国民性なのかもしれませんが、ちょっと押し付けが過ぎるような気がするんですよ。

 それならいっそのこと屋内の競技はエアコンなしでやっちゃえばいいじゃないか!って思いましたよ。

 そりゃ日本は選手村の各部屋にエアコンを用意できるんでしょうけど、できない国もあるのなら、せめて競技自体はなしの方向でやった方がまだ公平なんじゃないの?って考えたもんですから・・・、観客が倒れちゃいますかね?

 先日、イギリスのTVで環境活動家に対してキャスターのおじさんが「安全なイギリスで芸術作品を汚したり交通を妨げたりするよりも、中国に行って抗議したらいいじゃないか!」って言ってたんですが、まったくその通りだと思うんですよ。

 なので、中国などの環境破壊国家がやってることに比べれば、五輪やパラリンピックの期間だけエアコンを使ったところで大した影響はないと思うんですよ。

 フランスの人が自己満足でそうするのはいいけれど、世界からアスリートを招くにあたって、彼らのコンディションに配慮するよりも自分たちのエゴを押し付けるっていうのはおかしいと思うんですよね。

 口では平等とかなんとか言いながら、思いっきりアスリートに貧富の差の影響を与えてるんだから開いた口が塞がらないんですよ。

 ホントに環境のことを考えるのなら、五輪は各国持ち回りなんかやめて気候が穏やかなところで毎回やればいいんですよ。

 それか、いっそのこともう五輪自体やめちゃうとか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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