みなさん、こんにちは。
なんか、寒いっスね。
ちょっと前まで暖かくなってきたので、暖房なんかいらなくなっちゃった!みたいなことを書いたんですが、またコレです。
う~ん、そうは言っても暖房いらないって書いちゃった以上、重ね着で何とかしのいで見せますよ!ええ、しのいで見せますとも!!
というわけで、またもやお相撲さん状態でブログを書いてます。
さて、インドです。
この度、ロシアが割引してあげるから石油買って!ってお願いしてきたから、いいよ!買っちゃう!買っちゃう!って答えたようです。
まぁ、今までのロシアとの関係を考えるとわからないでもないんですが、一方でそこで得られた資金はウクライナ侵攻の戦費に使われちゃうわけで・・・。
いや、それよりもロシア包囲網を強めたい国際社会にくさびを打ち込む効果の方が大きいですよね。
そして、中共への備えから、欧米はインドを非難しようとしません。
これもただ単に安全保障の問題だけでなく、インド市場での経済活動も考慮されたものだと思うんですよ。
ひょっとすると、そっちの方が大きいのかも・・・。
こんなことばっかりですね。
でも、先日のゼレンスキー大統領のアメリカ議会での演説を聞いちゃって、ちょっと冷静になってる私は、まぁ、そんなものかもね!とも思っちゃいます。
連日、ウクライナの人々の痛ましい様子が日本では報じられていますが、インドではそこまで深刻に受け止められていないのかもしれませんし、インドにとっては、自国の方が大事って思ってるんでしょう。
たぶん、世界中の人々が同じように思ってるなんて言う幻想を私も持っていたんでしょうね。
とはいえ、浅はかな私としては、一般人の犠牲については胸が痛みますので、戦争は早く終わってほしいとは思ってるんですよ。
で、ちょっと思ったんですが、一般人の犠牲がなかったら、国際社会は今のような厳しい制裁をロシアに科すことはなかったんだろうなぁって。
今回のウクライナの激しい抵抗は、おそらくロシアにとっては予想外のものだったと思います。
何と言っても、2014年のクリミア侵攻ではあっけないくらい抵抗もなくすんなりと事が運びましたからね。
そして、制裁はあったものの結果的にプーチンの支持率は跳ね上がりましたからね。
プーチンにしてみたらその後もドンバス戦争を続けながら、ウクライナ全土の掌握を考えていたと思いますし、クリミアの時のように、それもまたすんなりいくんじゃないのかなって思っていたのかもしれませんね。
で、もし、数日でウクライナが降伏し、国民にほとんど犠牲者が出なかったら、状況はまるで違ってきたのかなぁって思うんですよ。
これは日本の著名人に言ってることがいることですよね。
早めに降伏すれば犠牲は最小限で済むって。
でも、私はやっぱり逆だと思うんです。
そりゃ、ウクライナの犠牲者は最小限で済むと思います。
彼らの心境は一切無視したとしても・・・。
でも、そうなってくると、ロシアはジョージアやバルト三国にも手を伸ばすでしょうし、中共は自信をもって台湾に侵攻するでしょう。
ポイントは強大な軍事力を集中投入することで、相手の抵抗する意思をくじいてしまうこと。
結果的には一般人の犠牲は最小限で済みますからね。
・・・、怖いでしょ。
攻め込む国に自国のシンパを作っておけば、侵攻はよりスムーズになるのは言うまでもありません。
そして、犠牲が少ないと、国際世論の盛り上がりもイマイチになっちゃいますので、強い制裁を科すことができません。
今もいるでしょ、制裁で追い込みすぎるのは良くないなんて言ってるのが・・・。
これって、攻め込まれた国にしてみたら、たまったもんじゃありません。
そして、日本に置き換えて考えてみたら、もう、中共の侵攻の準備はかなり進んでると見た方が良いと思うんですよ。
たまたま、ロシアがウクライナの予想外の抵抗に遭い、泥沼化したもんだから、それは未だに現実的ではないって思われてるのかもしれませんが、あっさりウクライナ併合!とか傀儡化が成功しちゃうと、東アジアでは緊張が高まっちゃうのは間違いないと思ってます。
何が言いたいのかっていうと、犠牲が出たとか出ないとかではなく、軍事力を背景に主権国家に侵略するのはダメ!っていう認識が必要だと思うんですね。
ですから、今のようにことさらウクライナ人の被害ばかり報じる風潮はちょっと心配なんですよ。
犠牲が少ないなら・・・、まぁ、いいか!なんてことがあってはなりませんからね。
そういう意味では、今回のロシアのウクライナ侵攻は、ロシアの完敗・撤退・賠償でなければなりません。
中途半端な解決(クリミアやドンバス2州の承認など一部ロシアの主張を認めること)をしてしまうと、ロシアを模倣する国が世界中に出てきちゃいます。
もちろん、それがいかに難しいことなのか、少しはわかってるつもりです。
当事国だけでなく、インドみたいな国がいますからね。
問題なのは日本のふみキュンがそれをどう考えているのかってことなんですよ。