みなさん、こんにちは。
東大の入学式の祝辞で映画監督の河瀬直美氏が言ったセリフが話題になってますね。
「ロシア」という国を悪者にすることは簡単である、というヤツです。
で、ジャーナリストの有本香さんが全文を読んだっていうので、私もなぜか読んでみました。結論としては・・・、なんかよくわからない文章でした。
私がおさるのおつむだからなのかもしれませんが、全体的に何が言いたいのかがつかめないなかで、あの箇所だけ、つまり例として挙げたロシアの下りだけがシャープなんですよね。それ以外は、その、なんかよくわかりませんでした。特に扉のくだりと、このロシアのくだりはどうつながっているのかもよくわかりませんでしたよ。
とはいえ、これを批判するつもりはありません。
私自身理解できないからといって、安易に批判するのは良くないような気がします。
ただ、有本香さんのツイートには、気になるフレーズがあったんですね。
現代日本に蔓延する「なんでも相対化」病ってところです。
ん?相対化病??なにそれ???
早速、ネットで調べてみたら、とってもわかりやすいブログを発見!
Gallagher Noteっていうブログの「相対主義とは?相対主義の問題点について」っていう記事です。
福山さんっていう方が書いてらっしゃるブログだそうです。
で、相対主義(相対化から変化しちゃった)を一言で言えば、「絶対的なものなんてないよ〜」という主義のことだそうです。
す、すばらしい!
難しいことを難しく書くことは誰にでもできますからね。難しいことを簡単な言葉で書きながら、本来の意味をぎりぎり損なわないようにするのが難しく、さらに簡潔にまとめなさいといわれたら、その難易度は爆上がりです。
それを巧みにこなした上に、内容も入門書のお手本のような記事でしたよ。
まぁ、詳しくは書きませんが(書けませんから…)、様々な意見のうち、これはOKだけどあれはダメ!って言っちゃダメって言うことのようです(わからないくせに書くからこんがらがってますね)。
極端なことを言えば悪党にも悪党なりの言い分があるし、それを聞かずに一方的に断罪するのは良くないよね~!みたいな考えもあるってことなんでしょうね。
・・・、最近の日本に見られる症状ですね・・・。
このブログでは相対主義が蔓延すると、コミュニケーションが破壊されるって警鐘を鳴らしておいででしたが、それ以上に、何が正しいのやらさっぱりわからなくなっちゃって、何をするにも確信を持てなくなっちゃいそうですよね。
ただ、こうした考えは対極にある絶対主義への備えとしては必要だとは思ってます。
例えば、ブログ中に相対主義ではなぜ人を殺してはいけないのかについて答えられないって書いてあります。確かに、それぞれの考えを尊重するってことは、そのそれぞれの中にとんでもないことを考えてる輩もいるかもしれませんからね。
私なら「そんなもん、ダメに決まってんだろ!」で終わらせちゃいますけどね。
私の絶対主義!フフン!(・・・、知性のかけらもありませんよね)
でも、私みたいなことを言ってるのばっかりになっちゃうと、それもまた問題ですからね。(自分で書きながら、なんかひどいって思うんですが…)
要するにバランスの問題だと思うんですよ。
話を戻しますと、有本さんの何でも相対化病のご指摘はいろいろと思い当たる節がありますね。
これについては、もう少しおさるのおつむなりに考えてみようと思うんですよ。
とりあえず、今日のところは「ロシアは悪いことしてます。だから、まずロシアを叩きのめす必要があります。この国が他国を攻めるかもしれないなんて話はその後で考えればいいことです」って言っておきますね。
・・・、む、難しいテーマを取り上げると、頭から煙が出ちゃいそうなので、これくらいにしときます。
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