みなさん、こんにちは。
春の訪れは、仕事や学校に行く者にとっていささか危険な香りがしますね。
・・・はい、今日も朝寝坊しちゃいました。
気温も穏やかになり、暑くもなく、いつものように布団をはねのけても寒くもなく、携帯のアラームが鳴ったのに気が付いても、そのまま携帯を抱きしめてムニャムニャ眠り続けちゃいます。
休みの日ならば、至福のひと時なんですが、残念ながら今日は仕事。
明日ならよかったんですけどね。
というわけで、今日はちょと短めに(結局言い訳…)。
TVやラジオで著名人がウクライナは早めに降伏しちゃった方が良いって言ってる人がいるようですね。
まぁ、一般国民に死傷者が出たり、多くの人が国外に避難しているのを鑑みての発言ということになっていますが、私はちょっと違うような気がします。
一応、報道が正しいと仮定しておきますね。
今回のロシアの侵攻はウクライナのNATO加盟を自国の安全保障上の脅威ということでロシアの方が起こしたものですよね。
言ってみれば近所の人が隣の町内会に入りたいって言いだしたのに腹を立てて、包丁片手に怒鳴り込んできた町内会長みたいなものです(・・・なんか違う?)。
でもその町内会長の本音は、その隣の町内会に入りたい人の従属(永遠の使いッ走り)が目的だったりするわけで、それが透けて見えるから別の町内会に入りたかったんでしょうね。
まぁ、他にも理由はあるかもしれませんが・・・。
これに対して隣の町内会は、歓迎の意志は示すものの、表立って(包丁持ってとか)元の町内会の会長に対抗しようとはせず、せいぜい高圧洗浄機のホースを自分たちの家から伸ばしてやる程度の援助しかできないでいます。
全面的な喧嘩になっちゃうと、お互いに血まみれになっちゃいますからね。
この状態で、さっさと元の町内会長に降参しちゃったほうがいいんじゃないのというのが冒頭の著名人のお考えだと私は思っています。
・・・、ちょっとたとえがおかしいかもしれませんが・・・。
で、降参しちゃったらどうなります?
たぶん、今まで以上に過酷な扱いを受けるのは間違いないし、今回の殴り込みで壊された家の修理なんかも自分でするようになりますね。
まぁ、要するに暴力や脅しや圧力に屈したってことになります。
ケガを負わされていても、仕方がないと泣き寝入りするしかありません。
元の町内会長も、こいつらはいつ裏切るかわからないって思ってるでしょう。
一度、包丁片手に殴り込みをされた以上、対等な信頼関係なんて言うものは間違っても構築されるはずがありませんよね。
さらに、隣の町内会とも険悪な状態になっちゃいます。
そして、一番良くないのは、今度何か問題が起きた時、この包丁片手に殴り込みをかける元の町内会長を止められなくなっちゃいます。
町内会に入ってる各家庭が戦々恐々しちゃうってことですね。
だからこそ、この町内会を移籍したい人は高圧洗浄の水を元の町内会長にかけ続けなければならないんですね。
家も壊され、ケガも負ってしまったけど、だからこそここで降参などできません。
周囲の町内会からの非難の声が高まり、元の町内会長が逆に孤立し、生活できなくなって音をあげてあきらめるまで頑張らないと、自分の将来が失われてしまいます。
だって、どう考えても、自分の考えに無理やり従わせようと、包丁持って殴り込みをしている元の町内会長が悪いですからね。
ちなみに、このたとえには警察などの強力な権力を省いています。
本当なら、殴り込みがあった時点で警察の介入となりますけどね。
でも、国際的な問題や争いを解決できる権力なんてありませんからね。
今のウクライナの人々の大変な境遇はこの戦争を耐え抜いて勝利(ロシアの撤退)を勝ち取ることで一旦の終着を想定できますが、降伏しロシアの主張に従うとなると、そこで待ち受ける別の苦痛はいつまで続くのかさっぱりわかりません。
しかも、ロシアとウクライナの双方が合意したことになっちゃうと、それ以外の国は手が出せなくなっちゃいます。
降伏をした方が良いって言ってる人って、その後のウクライナの人達の生活などを考えて言ってるんでしょうか?って思うんですよ。
・・・今日は短くって言いながら・・・。