さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

480 「タイマーを止められない病」

 みなさん、こんにちは。

 

 気がついたら、もう10月も終わりですねぇ。

 どうりで朝晩が冷え込むわけです。

 冬は、重ね着してモコモコできること以外、あまり良いことってないんですよね。

 魚は釣れないし、私の住むド田舎では西風が毎日ビュービュー吹いてるし、寒さで体が動かなくって無理をするとケガしちゃいそうだし、なぜか寒いと心が折れそうになっちゃうし・・・。

 まぁ、そんなこと言っても毎年のことなんで、仕方がありませんね。

 本当はそういう季節の移り変わりを肌で感じられるこの国の自然を愛でるようでなければならないと思うんですが、人間(あ、私はって言ったほうが正しいかも)は弱く我儘ですからね。

 暑ければ「アツイ!アツイ!」と、寒ければ「サムイ!サムイ!」と周囲に言っておかないと我慢できないっていうのも人情ですよね。

 しかし、今からこんなふうでは、雪が降るようになると大騒ぎになっちゃいますね。

 地球温暖化の人たちが静かになるのと裏腹に・・・。

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 さて、そんなヨワヨワな私ですが、最近克服したことがあるんです!

 それは、「タイマーを止められない病」の克服です!

 ・・・、いや、まぁ、つまらないことなんですが・・・。

 家電などにはタイマーがついてますよね。

 エアコンや扇風機や換気扇にもついてますし、TVや洗濯機にもついてます。

 いちいち操作しなくても勝手に電源が入り、勝手に電源が落ちてくれます。

 大変便利な機能っていうか、もう当たり前の機能なんですが、私はこれを設定すると、途中で止めることができなかったんですよねぇ。

 ・・・、変でしょ。

 特にエアコン、扇風機、換気扇はこの傾向が強くって、夏に風が当たって寒くなったから、タイマーであと1時間すれば止まるけど、もういいから切っちゃえ!なんてできなかったんです。だから、ひたすら耐える!これだけです。

 どうしてそうなっちゃうのかわかりませんが、何となく自分が命じて(設定して)置きながら、こっちの気分で切っちゃうのは申し訳ないって思うのか、一度決めたことを気分でコロコロ変えちゃうのを良しとしないのかわかりません。

 とにかく、ダメだったんですよね。

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 しかし、この度、そのダメなところを断ち切る心を習得ました!フフン!

 浴室に換気扇がありますよね。

 それにタイマーがついてるんですが、あれ、とっても便利なんです。

 シャワーを浴びた後、15分くらい(本当はもっと長い方が良いのかも)換気扇が回ってくれれば、湯気がほどほど無くなりますからね。自分でスイッチを切りに行くのも面倒ですし、ホント、タイマーさまさまなんですが、私は出勤前にシャワーを浴びる習慣がありまして、場合によってはまだ換気扇が回っている間に自宅を出ることもあるんです。

 まぁ、そのためのタイマーでもありますので、あまり気にしていませんでしたが、最近は戸締りや火の元の確認を以前に増してするようになってきたので、そういうのが作動したまま家を出ることに少なからず抵抗がありまして、それが高じてくると、タイマーとはいえ、100%信用できない、もし、換気扇のモーターから火が出たらどうすんだ!って思うようになりました。

 ここで、先ほどの「タイマーを止められない病」との間で激しい相克が生まれてしまいました(そんな大げさなもんじゃないんですが・・・)。

 そんでもって、結局のところ、やはり不安な要素は排除するっていう気持ちが勝り、初めてピッと停止スイッチを押したんですね。

 その瞬間、私の中にあり、私を縛っていた鎖がバラバラと音を立ててはずれ落ちていったような気がしました。

 それからは平気のヘッチャラなんですよ~♪

 最近では、むしろ長めに設定したタイマーを「ていっ!」って掛け声まで添えて切ったりしてます。

 不思議なものですね。

 誰に言われたわけでもなく、自分で勝手にこだわっていたことが解消されると、それ以降は全く気にならなくなっちゃうんですから。

 まぁ、これは実にくだらない話で申し訳ないんですが、独りよがりの拘りを自分の意志で解消できた場合は、案外、後に残らないのかもしれませんね。

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 ちなみに、浴室の換気は、冬は浴室の窓を開け外気を入れてするのが良く、夏、リビングなどでエアコンを使っている場合は窓を閉めて室内の空気を通した方が効率的なんだそうです。空気の乾燥具合が大切なんですって。

 あまりにもくだらない話を書いちゃいましたので、最後くらいは役に立つお話をしておかないと・・・。