みなさん、こんにちは。
雨がやみませんねぇ。
梅雨だからしょうがないんでしょうが、気分が晴れません。困ったものです。
熱海の土石流を受けて、山陰や山陽方面では、行政がガンガン大雨に関する警報を出しています。よくわかります。
で、思うんですが、公共物って基本的に十全ではないでしょ。
あ、原発とか、熱海のような違法な盛り土、さらには環境活動と称しての環境破壊は別ですよ。私が言ってるのは、道路とか、水道とか溝とか下水道とか、電線とか、そういうののことです。
どこかで不具合や故障があって、手直ししたり作り直したりしてるじゃないですか。我々はそういうものに囲まれて生活してますからね。
以前、福山市にいた頃、決まってこの梅雨時期に安全大会っていうのがありました。建設業の人間が集まって、安全に工事を進めましょうっていう会で、どこでもやってると思います。その安全大会の日って、決まって雨で、これはいつものことですが、会場(公共施設)の駐車場は水浸しで、深いところで10㎝くらいたまっていました。
でもね、誰も本気で文句言わないんです。またかよ~!なんて言いながら、みんな準備よく長靴を履いて会場に入っていきます。だからなのか知りませんが、会場内ではエアコンをガンガンきかせているのに、メガネが曇ってる人がいっぱいいましたし、妙にジメジメしてましたね。
最近では、税金使って作ったものなんだから、すぐに直せよ!っていう人がいそうなものですが、あの時集まっていたのが建設業関係の人ばっかりだったせいか、そんなものは長靴履けば問題ない!っていう感じでしたね。
色々な意見があると思いますが、変に完璧なものを求めると、見せかけだけの張りぼてみたいなものを造られちゃうかもしれないので、行政が整えてくれる公共物は最低限のものだけって考えて、あとは各人の工夫によって快適に使う方が、良いと思うんですよ。
そのうえで、行政には別のものを求めるべきではないかと思うんです。
それこそ、今回の熱海の件を教訓にしてっていうことなんですけどね。
まぁ、闇が暴かれることはないんでしょうが…。