さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

169 お粥さん

 みなさん、新年あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。

 

 新しい年になりましたが、生憎一昨日から積もった雪のせいで外出もままなりません。

 まぁ、コロナ禍ですからねぇ。フラフラ出歩くのも良くありませんので、自宅で大人しくしていたほうがいいんでしょうけど、何となくお正月っぽくないですね。TVはwowowばっかり視ていますから、余計にそう感じます。強いて言えば、ツイッターでのご挨拶をしたりされたりすることで、おっ、そういえばお正月だった!と実感するくらいでしょうね。まぁ、それはそれでいいんですけどね。

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 さて、新年を迎えるにあたり、最初に何を食べようか考えてみました。

 夜は家族親族で集まりますので、ちょっとごっちゃりめに食べちゃいますから、朝はできるだけあっさりしたものがいいなぁ、と思っていました。

 で、あっさり、あっさり…、あっ、お粥さんにしよう!となったわけです。

 お粥さんは…、さん付けは変ですか?これは私が子供の頃からの癖で、食べ物に結構さん付けします。ラッキョウさん、冷奴さん、おからさん、納豆さん、梅干しさん等々、とこんな感じです。どちらかというと、昔から日本で食べられてきたものにさんを付けていたような気がします。グラタンさんとかステーキさんとは言いませんでした。あ、コロッケさんは言ってたかもしれませんね。おいなりさんは有名なところです。

 大学以降は友人や同僚と食事をするようになったので、ちょっと気恥しいのか、気取っていたのか、あまり食材や料理にさん付けしなくなりましたが、家でしか食べないものを食べる時はやっぱりそう呼んじゃいます。でも、こういうのって私はいいことじゃないかと思っていますよ。少なくとも、そう呼んでいる以上、粗末にはしませんからね。

 それで、あ、そうそうお粥さんなんですけど、私はべちゃ飯が好きなので、というかこれも子供の時の影響なんですが、当時祖父がいましたので、ご飯をどうしても柔らかく炊くようにしていたようです。私はそれがご飯だと思っていましたから、外でご飯を食べるときに「硬いなぁ」と思っていたものです。あ、またお粥さんから離れてしまってますね。しかし、大事なところなのでもう少しご容赦ください。このべちゃ飯が世間一般のご飯より柔らかいと知ったのは、やはり学生になってからでした。同じ寮の先輩から教えて貰ったんですね。確かにべちゃ飯だとカレーや丼ものとの相性はすこぶる悪いんですよね。どっちもべちゃべちゃだから。それで、普段は硬い飯(普通のご飯)を食べるようになり、帰省するとべちゃ飯だったわけです。

 いよいよお粥さんのお話になりますが、私がお粥さんと呼んで食べていたのはこのべちゃ飯をもう少し柔らかくしたお粥さんです。…よくわかりませんよね。う~ん、鍋の最後にご飯を入れて食べるおじや位の硬さ。…要するにかろうじて箸で食べられる硬さです。そのお粥さんと比べると、市販のお粥さんはとても水っぽいんですよね。…なんか世間と少しずれているような気がします。ご飯は柔らかめで、お粥さんは硬め。

 ま、まぁ、いいじゃないですか。そういうところが面白いところなんです。

 この硬めのお粥さんは塩だけでいただくこともあれば、玉子やお味噌で味付けをすることもあります。出来立てアツアツのお粥さんにほうれん草のおひたしを混ぜ込み醤油を垂らすのもなかなか美味です。何となく塩味、味噌味、醤油味はよく合うんですが、ソース味やカレー味は味がぼけちゃうので、ちょっと合わせにくいかもしれません。

 そういうわけで、正月最初の食事はお粥さんになりました。

 このちょい硬めのお粥さんは、米1合に水を540ml入れて炊きます。1:3の比率ですね。今回は炊飯用の土鍋を使いましたので、火加減が難しかったんですけど、それはうまくいきました。で、味のほうはなかなかの出来栄えでした。そもそも土鍋なので変な匂いは付きません。純粋にお米の匂いがします。沸騰後弱火で15分加熱して火を止めてから5分蒸らして、塩を小さじ半分入れて混ぜます。さらに10分蒸らして出来上がりです。たくあんや玉子焼きやかまぼこをおかずにいただきました。

 何気に年末結構食べていて、胃がつかれていたと思いますので、ちょうど良かったのかもしれません。これで、夜の戦闘準備(?)はバッチリです。

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 さて、新年最初のお話はこれくらいにしておきます。

 もうしばらくの間、アメリカの大統領選挙から目が離せませんが、それも1月中にトランプさんの再選で決まるでしょう。その後はできるだけ、今回のお粥さんのお話のように、まぁ、言ってみればどうでもいい話をしていきたいと思っています。

 こんなブログですが、よろしければ今後もお付き合いください。

 よろしくお願いいたします。