みなさん、こんにちは。
朝から胃が踊っています。
昨日の朝、お粥さんを食べて調子を整え、夜ちょこっと食べ過ぎましたが大丈夫だったので、今朝は最近こだわりの牛丼を作って食べました。あ、いや、牛丼が悪いんじゃないんです。牛丼は普通に美味しく作れていたと思います。問題は調子に乗って一味唐辛子をかけすぎたことだったのです。ううう、くっ苦しい…。こうなってしまうと、さすがの太田胃散も全く効果がありません。仕方がないので、胃の中の辛子を薄めようとウーロン茶をガブ飲みしたら、さらに状況は悪化したので、しばらく横になって、落ち着くのを待つことにしました。いやぁ、過信は己を滅ぼしますねぇ。
さて、落ち着いてきたので、何を書こうかと考えていたら、だんだん自分に腹が立ってきました。どうしてあんなに唐辛子を入れてしまったのか？せっかく作った牛丼が台無しになった上にお腹の調子まで悪くなっちゃったじゃないか！ってね。そのままツイッターを眺めていたら、「コロナ感染者＝悪みたいな風潮が」っていう記事を見かけてさらにヒートアップです。正月二日だというのに、もうプリプリしちゃってます。
コロナ感染者が11月から爆発的に増えたのは間違いありません。日本ではPCR検査を徹底的にやりませんので、実際にどれくらいの感染者がいるのかよくわかりません。私はこのことについては肯定的です。このPCR検査は正確性に問題がありますし、他の感染症でもひっかかるそうですので、やみくもに検査数を増やせばお医者さんが足りなくなっちゃいます。ここまではわかります。で、どんな人が感染しているのか？どこで感染しているのか？これについてははっきりわかりません。たぶんこのことがこの問題のキモになっていると思っています。
みんな自分が感染しているのかどうかわからない状態で1年近く過ごしていたら、我慢できなくなるのもわからなくはありません。ましてや年末年始に近づくにつれてイベントもたくさんありますからね。飲食業界や観光業界は悲鳴を上げていましたから、なおさら人の動きは自粛から活動的になっていきます。GoToとかもやっていましたし。
当初、夜の繁華街で遊んでいる人たちの間で感染が広がっていると思われていたのが、老人介護施設や病院の院内感染、会社や仕事先での感染も多数確認され、なにを気を付けたらいいのかさっぱりわからなくなってしまいました。だって仕事の打ち合わせでお茶が出たら、それを飲むときだけはマスクを外しますからね。これで感染したら悪ですか？病院で防護服を着ていても100％防げないし、それで感染したら悪ですか？医療関係者や東京など大都市のナンバーが付いたトラックドライバーへの暴力（私にすれば暴言や差別的扱いも暴力なのです）は以前から聞いていましたが、その風潮が感染者全体に広がった感じですね。まさに政府の狙い通りです。
11月以降の感染者の爆発的な伸びは検査数の増加と入国制限緩和処置の合わせ技だと思っています。政府も官僚も財界もメディアもこの点に関しては面白いくらいに触れませんでした。とにかくGoToと人々の気の緩みに焦点をあてるようにして。
今、感染者に対して不満や憎悪が向けられているとしたら、それは向ける先を間違えていますよ。個人に対して矛先を向ければ政府などの思うつぼです。どうしても抑えられないのであれば、先ほど申し上げたどんな人がどんなところで感染しているのかを知っている者に向けるべきです。彼らがそれを言わないのは、差別がどうのこうのというのではなく、その後始末をしたくないから、責任を取りたくないからです。おそらく外国人の入国が原因でしょうが、それを言えば国内の外国人を保護する必要が出てきます。そうしなければ、彼らの出身国に文句を言われちゃいますからね。その中にはいろいろと個人的に恩恵を受けている国もあるでしょうし。で、それが発覚しては困るので、今度は空港での検査を止めちゃったでしょ。もう、はっきりしてるじゃないですか。
もう、感染した人を攻撃するのは止めましょう。
中にはいまだに遊び歩いて感染しちゃった不届き者もいるかもしれませんが、それでもその人を責めて溜飲が下がったところで何も解決しません。それよりも、そうした責任を転嫁している政治家、官僚、財界、メディアに対して抗議したほうが良いと思いますよ。本来責任を負わなければならないのは彼らなんですから。
今頃になって、従来の緩和措置を継続していた11か国に対して全面入国拒否をするとかなんとか言っていますが、この2か月で受けた被害の責任はきっちり次の選挙で取ってもらわなければなりませんし、TVや新聞はみてあげません！なんか弱いですね…。まぁ、そういう意味でトランプ大明神の力にすがってしまうのは情けないかぎりですが、それでもいいです。とにかく一番大切にしなければならないものを犠牲にしてきた連中には、ゲンコツ50連発なのです。それくらいこっちは怒ってるんですから！
怒ったついでと言っては良くないかもしれませんが、お正月でもありますし、大切なお話もしてみます。
憲法9条についてです。
改憲、護憲といろいろな考えがありますが、私は改憲したほうが良いと考えています。それも、出来るだけ時間をかけて行うのが良いと思っています。
理由は安全保障の問題について、これまでのように憲法9条を理由に腰が引けた状態ではいられなくなってきているからです。日本は北朝鮮、中国、韓国、ロシアとの間で、信頼関係が構築できていませんよね。逆に年々悪化しているような気がします。さらにアメリカの混乱ぶりをみれば、いつまでもアメリカ頼みでいることが正しいとは限りません。ですから、憲法を改正し、自衛軍を持てるようにするべきだと考えています。…正確に言えば、自衛軍を持てるよう憲法9条の改正をゆっくり進めるべきだと思っています。
この憲法改正論議について、アメリカに押し付けられたものだからとか、自衛隊の隊員やその家族のためにっていうお話には賛同できません。無条件降伏をした以上、押し付けられても受け入れるしかありません。当時、戦争に負けるというのはそういうことだったと思っています。また、自衛隊の方やそのご家族については以前も述べましたが、そのことと憲法を改正することとは関係がありません。自衛隊はもっと正しく評価されるべきだと思っていますが、それこそ、政治家が口を酸っぱくして国民に訴え続けるべきことであって、だから憲法変えますっていうのはやっぱり政治家の責任逃れに思えます。憲法はこの国のあり方や進む方向、そして権力の抑制のためにあるものです。憲法を変えることで、誰かがやりやすくなるとか、誇りが持てるようになるとかいう類のものではないと考えています。むしろ、あやふやな法的な後ろ盾しかないにもかかわらず、高い士気と練度を保っている自衛隊には感服しちゃいます。
そして、護憲の立場の方もお話は、ちょっと理解不能です。憲法9条のおかげで平和が保たれているとか、平和憲法は日本の誇りとか言ってますが、侵攻されたらすぐに国がなくなっちゃいますよ。他にも何か言っておられたのか知りませんが、覚えていないので、説得力のあるお話をされてはいないような気がします。ただ、この9条は他国と戦闘をしないでいられる理由にはなります。今も尖閣や竹島で継続して行われている挑発行為について、とっくに偶発的な戦闘に発展してもおかしくないと思いますが、それをしなくて済む理由としては機能しています。（よその国なら政府の弱腰を責められています）また、多国籍軍や国連軍に参加して他国の戦闘員を殺害しなくても良い理由としても機能しています。これはなかなか日本にとって都合の良いことです。あ、嫌味で言っているのではなく、真面目に言っています。よく、日本は卑怯だとか、金は出すけど命は惜しむ、ようなことを言われますが、それの何が悪いんでしょうか？威勢のいいことを言って、アフリカや中東で外国の兵士を殺し、さらに自衛隊員を死なせた方がいいわけないでしょ。国際政治なんて、正しいことをしていれば必ず報われる、わけがないのは昨今の情勢をみれば明らかです。政府として、憲法を理由に可能な限り戦闘を避けるのは当たり前だと思います。
しかし、中国の急速な軍拡と北朝鮮の核開発という、ただでさえ不安定な国々が隣国にいて、おかしな企てをしている以上、今まで通りでは難しくなると思います。したがって、憲法の制約を受けず、軍を増強できるよう改正をする方向で進めるべきです。できれば50年くらいかけて、ゆっくりと。もちろんその間にも自衛隊の質の向上ははかるべきですが、なにより日本がその方向に舵を切り始めたことを安全保障政策の基本に据えるべきだと考えています。国を守るために、自衛隊員も守るために、それが有効なら使うべきです。この事で、もしも敵性国家が可歯がゆそうに卑怯だ！と言ってきたら、最高の誉め言葉ってもんですよ。ですから、敵性国家の敵性が薄まり、友好な方に向かったら、憲法改正の進捗をさらに緩めればいいんです。
安倍政権が誕生し、これまでと違い対韓、対中、対北それぞれに強硬な態度で臨んだのは、TVや新聞で言われている尖閣とか条約違反とかいう表面的な問題ではなく、アメリカに見られるような侵食に危機感を持ったからだと考えています。そんな状態で、いきなり憲法改正、特に9条の改正などできません。まずはこうした浸食を食い止め、各個撃破した上で進めるべきだと思います。コロナのところでお話したように、政治家、官僚、財界、メディアには、おそらくとんでもないくらいの中国や北朝鮮、韓国の勢力が入り込んでいますからね。その上でも日本は周辺国に対して軍備を増強する雰囲気を作り出して、そうした侵入者をあぶりだしちゃいましょう。時間をかけるのはそのためでもあります。
大切なことはかっこいい空母や戦闘機を持つことではなく（ほっ欲しいけど）、日本を守ることですからね。それに沿って、どうするのが良いのかを考えるのが何より大切なことだと思っています。
いやぁ、正月早々、面倒なお話をしてすみませんでした。
しかし、コロナ感染者に悪態をつく連中と、任地へ出港する自衛隊員に悪態をつく連中がなんか重なってきたので、ついこんなお話をしてしまいました。
確か、年末にもくだらないお話をしていきま～す、みたいなことを書いておきながら、もうこんな状態ですので、私もダメダメちゃんです。
次回こそはガブちゃんのお話を書くようにします。
その前に、気分を落ち着かせるためのモフモフ動画を見なくては…。
