みなさん、こんにちは。
私、トンカツ好きなんです。
で、昨日、ローソンの冷凍のトンカツをレンジで温めて食べたんですが、なんかこれ違いますね。
たぶん加工肉をフライにしたんでしょうね。
普通に豚肉を揚げたものとは思えないくらい、肉の繊維を感じませんし、そもそも味がちょと違う。
あ、別に悪いって言ってるんじゃなくって、なんか、こう、懐かしい味なんですね。
衣はレンジで温めることを想定してるからか、ちょっと分厚い感じなので、私はうっかり温めた後、オーブントースターで焼いたもんだから硬くなっちゃったけど、肉の味は子供のころにトンカツ!と思って食べてたものによく似てました。
子供のころにスーパーの総菜コーナーで売ってたトンカツって、間違いなく加工肉だったはずです。衣をはがしてみるとなんか白いハムみたいでしたから。
ただ、それをトンカツと信じて疑わなかったんですね。川上少年は。
それに、そのトンカツは美味しかったんですよ。
本当に(?)豚肉に衣をつけて揚げたトンカツが美味しいのは間違いないんですが、あのニセトンカツ(?)も、柔らかくって妙な旨味がありましたからね。
あのニセトンカツにウスターソースをいっぱいかけて食べると、ご飯が何杯でも行けちゃいましたねぇ。
他にも、コロッケとか魚肉ソーセージとかって今でも売ってますが、たま~に食べたくなっちゃいます。
そういうのって、ありますよね。
しかし、このニセトンカツについては、どうも本物志向が強いのか、豚肉が以前より安くなってるのかわかりませんが、スーパーの総菜コーナーでも見かけなくなって久しかったんですね。
それが思わぬところで再会できたので、ちょっと嬉しくもありましたね。
このニセトンカツの・・・、ニセっていうのはよくありませんね。
このトンカツの亜種・・・、なんかしっくりきませんね。
このトンカツのレジェンド型(あ、私の中では)にしましょう。
このレジェンド型の特徴は、何といっても整形の均一性ですね。だから総菜コーナーのバットの中にあるトンカツのどれにしようか悩む必要はありません。どれも同じ形ですからね。
そして、冷めても柔らかいという本物にはないアドバンテージを持っています。
さらに、肉そのものに味付けがなされてますし、適度に脂肪も混ぜてあるのか、温めるとなかなかにジューシーです。
もちろん、本物のトンカツの方が美味しいんですが、ほどほどにクオリティが高いものを本物だと思っていたものですから、実際に本物を食べてもビックリするほどの衝撃は受けなかったように思うんですよ。
そこはレジェンド型と命名しただけの価値はあるんです。
ただ、このレジェンド型ですが、かつ丼には向いてないような気がするんですね。
ちょっとでも煮ちゃうと、グズグズになっちゃいそうですからね。
なので、かつ丼にする場合は温めたものを切ってご飯の上に置き、その上から玉ねぎを割り下で煮て卵を回しかけたものをかけるというやり方がいいんでしょうね。
カツカレーの要領ですね。
子供のころに食べたものの記憶っていうのは、結構しっかり残ってるようで、たまにそういうものにお目にかかると、何とも言えず懐かしい気分になってしまいます。
たとえそれが怪しげなものを添加して作ったものであっても・・・、ですね。
・・・、まぁ、いやなことを考えるのはやめましょう。
せっかくの記憶が台無しになっちゃいますからね。