みなさん、こんにちは。
一度に多数の保育士さんや幼稚園教諭が辞めちゃうケースが頻発してるみたいです。
それも7割とか9割とかいう割合なものだから、子供たちは転園を余儀なくされるようでとっても気の毒なんですよ。
なんでこんなことになるのかといえば、待遇が悪い、仕事がきつい、対象者(子供)との意思の疎通が難しい、保護者のクレーム、職場の人間関係が理由みたいなんですけど、ほとんどのケースでとどめになってるのがそういう状況を改善してほしいと経営者や運営者に言い募っても一向に改善サルないばかりか、パワハラまがいの言葉が返ってくる始末で、そこに絶望しちゃうんでしょうね。
コレは老人施設の介護士にも言えることだと思うんですが、ホントに大変なお仕事だと思ってます。
そしてホントに報われないお仕事のような印象も持ってます。
国や地方の政治屋さんたちは施設を増やすし希望者ができるだけ入園できることに躍起になってて、数が増えればフフンと鼻を鳴らしてご満悦のご様子みたいですが、実態をきちんと把握してないんでしょうね。
だから、少し前に介護士の賃金を月に2000円でしたっけ?上げた方が良いんじゃないの?なんて的外れなことを言っちゃうんでしょうね。
介護士のことでも書いたと思いますが、こういう仕事は民間ではなく官営・公営でやった方が良いと思うんですよ。
不必要なNPOに垂れ流す予算など、きちんと精査すれば増税なんかしなくても財源は確保できると思います。
まぁ、今の国会を見てるとそんな気はないんだろうなぁとは思いますが。
それなら、いっそのことこういう事態がもっとたくさん起きるようになり、社会問題化するまで待つしかないんでしょうね。
で、今回のケースで気になったのが、業務がお停止しちゃうほど大勢の人が一斉に辞めたってことですね。
私は建設の世界しか知りませんが、その世界でもこういうことはたまにあったんですよね。
建設業って、下請け孫請けとかいうように小さい会社がいっぱいあるし、大手のハウスメーカーでも各支社・支店・営業所と細かく分かれていくにしたがって、構成員の数が少なくなります。
組合があり、きちんと機能してるところならいいんですが、多くはそんなもんありませんからね。
私が知ってるのは、とあるリフォームの会社で県内に2つ営業所を構えていたうちの1つの営業所で所長以外の社員が全部辞めちゃったことと、ハウスメーカーの1つの営業所が抱えていた下請け業者のほとんどが業者会を抜けて事実上ボイコットしちゃったって話ですね。
どっちも所長がクビになったんですが、それは責任を取って辞めたというより、そもそもその人が原因だったからでした。(期待にたがわずパワハラ野郎でした)
なので、何を言ってもダメ、1人くらい辞めたって全く意に介さない、それならみんなで辞めて営業できなくしてやる!ってことなんでしょうね。
コレは最早報復ですね。
でも、ハウスメーカーの営業と違って介護士や保育士は歩合で給料がどんどん増えるような仕事じゃありませんからね。
別にハウスメーカーの営業が楽だと言ってるんじゃないんですよ。
でも、介護士さんも保育士さんも、自分がどんなに頑張っても給料は増えないし、仕事は頑張れば頑張るほど勘違いした経営者に増やされちゃいますよ。
もちろん辞める人たちの払う犠牲は大きいし、ホントはそんなことしたくないんでしょうけど、もうそんなこと言ってられねぇ!ってことなんでしょうね。
冒頭に書いた保育士さんたちが抱える問題点の中で待遇の改善、または仕事の軽減ができれば少しはこういうことも減るのかもしれませんが、なぜかそうはしない様だし、そのくせ口汚く罵るようなおバカ経営者が依然として居座り続けてるんでしょうから、なかなか良くはなりませんよね。
やっぱり採算が合わない業種なのか?経営側が儲けすぎてるのか?そのあたりが私にはよくわからないんですよ。
たぶん、調べるなんてこともできない(しない)んでしょうから、やっぱり行政が直接面倒を見るべきだと思います。
裏金問題で安倍派(もう安倍さんはいないんだからこの呼称もおかしいと思うんですが)の議員を直接尋問して得意になってる岸田さん。
異次元の少子化対策とか言いながら、子供を預ける保育園やこども園がどんどん減っていったらどうするんでしょうね?
偉そうなお題目をぶち上げるのなら、もう少し真剣に実態を把握した方が良いと思うんですよ。
・・・、あ、そうか、アレは増税のための方便でしたね・・・。
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