さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

「がんばれ!」って言うと怒るのはなぜ?

 みなさん、こんにちは。

 

 先日会社の副部長が変なことを言うので、ちょと言い返してやったんですよ。

 この人はここ数年の間に別の部署で部長→課長→副部長を歴任(?)されたなかなか忙しい人なんですが、最近よく私の部署に来るので話をするんですよ。

 で、何かの拍子に「私ならその人にがんばれ!って言っちゃいますよ」って私が言ったら、「今時がんばれなんていったら、がんばってないみたいにとられて文句言われちゃうよ」なんて言うんですよ。

 思わず「・・・へ?」ってなっちゃって、「何言ってんですか?がんばれっていうのは応援ですよ。その前にもっととかが付いてもっとがんばれ!っていうのならわかるけど、単にがんばれっていうのはその調子でがんばれ!応援してるよ!ってことですよ」って言ったんですよ。

 そしたら「でも、この前○○さん(この副部長の部下)にがんばってね!って言ったら私はがんばってます!って怒られちゃって・・・」ってしょんぼりするもんだから、「そんなバカはほっときゃいいんです!」って励まして(?)あげましたよ。

 まぁ、この副部長って在職期間がとっても長いのでそれなりのポストについてる人なんですが、気が短いのか正直なのか知りませんが、どうも口が災いしてるみたいで上がったり下がったりする人なんですよ(笑)。

 で、そのことをようやく自分でも反省したのか、今一つ自分の言葉に自信が持てないというか、妙に憶病になってるみたいなんですね。

 そんな人に屁理屈太郎みたいなのが絡むとこんなふうになっちゃうみたいで、傍目には滑稽なんですが、私は結構この人好きなので気の毒に思ってしまって・・・。

 でも、最近投げかけられた言葉を変に捻じ曲げてネガティブなものに変換し、逆襲に使う人って増えたような気がします。

 そういうのって、逆襲された人は「えっ、ええっ???」ってなるのでアタフタしちゃうんでしょうけど、客観的に見てるとやっぱりおかしいんですよ。

 そもそも善意でかけた言葉を悪意でとるのはおかしいでしょ。

 もちろん、この副部長の人間関係も影響してるとは思うんですが、この人の場合は置くとしても、言葉のネガティブな印象だけを抽出して攻撃したり、その言葉がつかえなくしたりする傾向ってありますよね。

 所謂言葉がりってヤツで、ポリコレとか言われてるのと似てますね。

 私、こういうのって基本的に言葉を発する人の意図や前後の文脈を読み取れない人が増えてきたことに便乗してやってるんだろうとも思ってるんですよ。

 今日は時間がないので、またの機会に落ち着いて時間をかけて書きたい話なんですが、反対に言葉を発することを生業としてる人達の中にも受け手の感情を理解できてないというか想像できてない人が結構いますよね。

 政治家とか評論家とか専門家とかコメンテーターとか・・・。

 なんかせせこましい社会になってるような気がするのはそのせいなのかな?って思ったりしてます。

 話を副部長に戻しますが、何を言ってもウジウジしてるのでこっちもイライラしちゃって、目の前で拳を握り締めて「そんな奴には鉄拳をお見舞いしてやればいいんですよ!」って言ったら、周囲の人から寄ってたかって「そりゃダメだ!」って言われちゃった・・・。

 た、確かに・・・、ご、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

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