さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

戦争になったら~?そうならないよう外交を~!・・・なんか変ですよ。

 みなさん、こんにちは。

 

 よく、戦争になったらどうすんの?っていう質問があり、それに対して戦争にならないような外交をしなければならない!っていう答えを耳にしますが、何となくどっちもおかしいですよね。

 この表現は共産党や立民党などが良くされますけど、戦争になるってどういう状態でしょうか?

 どちらも国境に軍を展開し、航空機や艦船もいつでも行けるよ!って体勢になってる状態から衝突するってことでしょうか?

 それともウクライナみたいに、ロシアが一方的に軍を展開し、一応ウクライナも万一に備えましたが、侵攻が始まるまで、ほとんどの人がまさかホントに攻めたりしないよね!って思ってたんじゃないでしょうか?

 ですから侵攻当初はほぼ一方的にロシアのペースでしたよね。

 で、実際戦争になるってどっちなんでしょうね。

 両軍ともにいつでもどうぞ!って状態からなのか、それともどちらか一方が攻め込んじゃう状況なのか?

 後者の場合ですと、それは戦争になったら?ではなくって、それはそのまま他国が攻めてきたら?ってなるでしょ。

 ましてやここは日本ですからね。

 中国やロシアが(一応北朝鮮も)侵攻の準備をすることはあっても、自衛隊がそれをするとは思えないんですよね。

 そんな兵器持ってないし。

 ですから日本の場合は基本的に他国の侵攻を受けた場合どうすんの?ってなるはずで、コレは間違いないと思います。

 岸田さんがある日突然狂っちゃって、ロシアに攻め込むぞ~!って言いだしたら、秒で拘束されて病院に押し込まれちゃいますよ。

 基本的に選挙によって政権を替えることができる民主主義の国って、なかなか他所の主権国家に対して先に攻め込むことってしにくいですよね。

 防衛の一環とは言いにくいし、侵略戦争は条約でダメってことになってますからね。

 そして、国内世論がそれを支持してくれなければ、あっという間に政権が崩壊しちゃいます。

 ところが中国やロシアみたいな国はそれがないでしょ。

 政府っていうよりもトップの人間(この場合はどっちもプー)が戦争やるぞ~!ってなっちゃうとそれに反対したら捕まえられちゃいますからね。

 まぁ、そういう国のことはいいんですが、日本であれアメリカであれ、開戦に踏み切るためにはお約束の条件がありますよね。

 それは国民から犠牲者がでることです。

 ホントはそうなってからでは遅いんですが、誰かがケガをしたり死んだりしないと国論を開戦やむなしっていう方に持って行けませんからね。

 民主主義の各国政府の人たちって、たぶんほぼ確信的にそういう考えを持ってると思うんですね。

 いくら中国やロシアが攻め込む準備をしているのがわかっていても、あるいは攻め込む場所や日時までつかんでいたとしても、それらはひた隠しにして、まさかホントに攻めてくるなんて信じられない!なんて顔をするんでしょう。

 これ、ホント嫌なんですよねぇ。

 幸い日本は島国ですから、攻め込んでくるとしたら航空機や艦船やミサイルですよね。

 そこまで絞ることができても、相手が撃ってこなければ日本の方からは撃てませんから、やっぱり被害が出ちゃいます。

 そして、ミサイル攻撃なんていうことになると、国境沿いの町だけが危ないなんて言えないでしょ。

 日本の自衛隊在日米軍がどのような警戒態勢をとってるのか知りませんが、必ず被害が出ちゃいますし、それが出てからでないと本格的な反撃はできないところが困ったところですよね。

 日本って今でも、なんかミサイル撃ってきそうだから、先制攻撃しちゃった!なんてことができるような雰囲気ではありませんからね。

 民主主義国の戦争序盤の立ち上がりの悪さっていうのは、やっぱり問題ですよね。

 話を冒頭のQ&Aに戻しますと、他国に攻め込まれたら応戦するか降伏するかしかないと思うんですよ。

 ですから、それに対してそうならないように外交を~!とか言ってるのは答えていないってことになりますよね。

 殺人を犯した人間が凶器を持ったまま未だに逮捕されていない状況で、そこの市長や警察署長が「このようなことが起きないように教育全般を見直して~」なんて言ってたら、みんなからバカじゃないの?!って石をぶつけられちゃいますからね。

 そんなこと言う前に早く犯人捕まえろ!って話でしょ。

 日本人は戦後教育の賜物といいますか、戦争は特別なことですごく悪いことみたいに思ってるんでしょうけど、海外では戦争を外交や国際政治における選択肢の一つだよ!って思ってる国は未だに多いはずですからね。

 そりゃ、表向き戦争は良くないとは言っても、自国の交戦権は絶対に譲らないでしょ。

 なので、外交が行き詰った場合、戦争だね!っていう選択もありうるっていうことを理解しておいた方が良いと思うんですよ。

 それにしても戦争なんていうものを別の角度から見て、まったくもって無駄なことだからするもんじゃないね!って言い放ったトランプさんみたいな人の方がきれいごとばっかり言う政治家よりも理解できますし、信用できるんですよ。

 ロシアはもう始めちゃったからどうあがいてもろくな着地点は見つけられないと思うんですが、中国はまだ引き返せますね。

 軍事的な野心など持たずに、ひたすら経済的な発展に注力すればもっともっと豊かになれるような気がするのに、どうして危険な方に進もうとするんでしょうね?

 私は中国共産党政府が大っ嫌いだし、信用なんかできるもんか!って思ってますが、どうして経済発展の道を捨ててまで軍事的領土的野心を満たそうとするのかって話をメディアや政治家は国民にした方が良いと思うんですよね。

 たぶん、理由は外より内にあるような気がするんですけど・・・。

 いずれにしても、やらせて被害が出てから叩くよりも、やらせないっていう方が良いに決まってますから、外交に精を出すだけでなく、軍備を整える必要がありますね。

 そしてもう一つ、やっぱりスパイは防いだ方が良いですよね。

 相手の状況が手に取るようにわかってる場合とそうでない場合とでは攻め込みやすさは天と地ほど違いますからね。

 外交、軍拡、スパイ防止法、とりあえず戦争にならないようにするためには最低限必要なものだと思うんですよ。

 

 

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