みなさん、こんにちは。
先日、理由あって同僚が急遽休んだため、代わりに出勤しハッスルしちゃったもんだから(こういう時はなぜか張り切っちゃうんですよねぇ~)、その後は妙に疲れが残っちゃって、困ってるんですよ。
仕事から帰ると、頭がボーっとして、ひどく眠いんですが寝つきは悪い。
薬を飲んで寝ると、いつも以上に目覚めが悪い。
一日通して体がだるい。
いけませんねぇ。
こういう時は・・・・・・・、ザリガニですね!
ツイッターでお話してる方からウチダ(内田?)ザリガニの話を伺って、子供の頃のザリガニ釣りの思い出が頭の中に広がっちゃいました。
我が町は田舎なんですが巨大な神社があるんですね。
で、その周辺は今でこそ整備されてますが、境内の外に私が子供の頃は手つかずの池(沼?)などもあって、いい遊び場だったんですよ。
そこには魚もいたようですが、何しろ草がいっぱい生えていたので、普通の釣りはしづらかったんです。まぁ、子供でしたからね。
で、よくやっていたのがザリガニ釣り。
竿は割りばしでもいいんですが、我々はチョイ長めの木の枝を使ってました。
現地にたくさん落ちてましたからね。
ですから持って行くものはタコ糸と餌と安いタモだけです。
竿代わりの木の枝を水際に立てて、その先にタコ糸を結んで、ポイントの状況に合わせてタコ糸の長さを決めるんですが、背の高い草が生えていますのであまり遠くは狙えません。
まぁ、長くて3~4mくらいだったような気がします。
で、そのタコ糸のもう一方先に餌を結びつけるんですが、私は普段ニボシとソーセージを用意してました。
ニボシの方が餌持ち(餌が崩れず残ってる時間)がいいんですが、食いつきはソーセージの方が良かったような気がします。
それをポイントに向かってポイっと投げてしばらく待ちます。
すると弛んでいたタコ糸が少しずつ張ってきます。
すぐに引っ張ると餌を放しちゃうので、しばらく間をおいてから、ゆっくり糸を引きます。
重みを感じたらかかってますので、さらに慎重にゆっくり引くと餌をハサミで挟んだザリガニが姿を現します。
こいつらは少々のことでは餌を放さないのでタモを設置してあるところまで引き寄せてすくい上げます。
とっても簡単です。
友達のケンさん(仮)はポイント探しと引き寄せの達人で、そもそもタモを使わず釣りあげます。その時の真剣な表情は子供心に職人の風格を感じたものです。
釣りあげたザリガニですが、私はその背中を持って精一杯こっちを威嚇してる姿にひと時うっとりした後、逃がしてやります。
持って帰ってもすぐ死なせちゃいますし、針などを使ってないのでザリガニは元気いっぱいですからね。
しかしケンさんは持って帰るんですよね。
家に小さな池(ケンさんが作ったと噂されてた)があるので、そこで育てるんだそうです。
ザリガニを放したために金魚が1日でいなくなったって泣いてましたっけ。
で、当時釣り場になった神社横のその池には日本ザリガニとアメリカザリガニがいて、大体1:9の割合で釣れました。
ですから日本ザリガニがつれた時はうれしかったし、アメリカザリガニを釣った時は悪党をとっ捕まえたような気分でしたね。
あ、いや、彼らがやってきたために日本ザリガニがどんどん減ってるって話は聞いていたので・・・。
でも、実際にアメリカザリガニの姿を見ると、日本ザリガニにはない荒々しさがあり、なんだかちょと柔らかめな日本ザリガニに対して、甲羅の硬さや棘の存在が隠しようの無い戦闘力の高さを感じさせるものだから、やっぱりうっとり~なんですよね。
中でも片腕が付け根からなくなってる個体は栄養が残った腕に集まるせいか、異様なくらい大きなハサミを持っています。
遠近法など使わなくても十分その大きさが伝わるくらい。
その一本の腕で厳しい生存競争を勝ち抜いてきたのかと思うと、うっとりを通り越して戦士に対する尊敬の念すら浮かんでいたものです。
背中を持たれるとどうしようもなくなっちゃうザリガニですが、それでも精一杯腕を広げて威嚇してる姿は本当にかっこよかったですね。
ところでそのアメリカザリガニとか内田ザリガニとかって、確か食用目的で移入されたものって聞いてますが、食べませんよね。
でも海外ではよく食べるそうです。
・・・、まぁ、それに文句はないんですが、私にとってはもっぱら釣って姿を鑑賞して逃がしてやる対象ですね。
荒々しい戦士の姿がある一方、餌を放さない欲張りなところもあって、なんか好きなんですよ。
今度の休みに行ってみようかなぁ・・・。
あ、あの池、もう埋め立てられて駐車場になってしまってた。
ふぅ・・・、まぁ、仕方がないんでしょうけどね・・・。
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