さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

813 人に期待するより法律を整えた方が・・・。

 みなさん、こんにちは。

 

 旭川の中二女子が凍死した事件について、凍死を自殺としながらもいじめとの因果関係は不明っていう最終報告に関する説明会を第三者委員会がしたようです。

 じゃあ、なんで自殺なんかしたの?

 まぁ、予想通りでしたけどね。

 でも、こういうことを繰り返してると、絶望してしまう人が増えるんじゃないの?って心配になっちゃいますよ

 この大人たちはいったい何を守りたいんでしょうね?

 教頭が言ってた加害者の将来?

 自分の立場?

 学校や教育委員会っていう組織?

 加害者の親が怖い人なの?

 どっちにしても教育長が引責辞任するそうですが、そのコメントは「学校および市教委にいくつもの問題が指摘され、遺族や市民に大変なご負担と不安をかけた。一連の事態を招いたことの責任をとる」なんだそうです。

 まぁ、この人がいじめを見て見ぬふりをしたとか、亡くなった被害者を見捨てたわけではないんでしょうが、やっぱり被害者には触れませんよね。

 ここに今の問題がよく表れていると思うんですよ。

 学校や職場でのいじめ、ハラスメント、立場の弱い者への強要、DV、子供への虐待等々いろいろあるんですが、こうした被害に遭ってる人はどこに助けを求めればいいんでしょうね?

 たまたま、相談した先にいた人が保身など全く考えず、被害者を守り加害者に鉄槌を下してやるぅ!っていう人ならいいんですが、そういう人って・・・、少ないでよね。

 まぁ、言葉は悪いんですがこういう「アタリ」を引いた人は運がよく、大抵の場合は旭川のメンツのように「ハズレ」ですからね。

 で、思うんですよ。

 旭川の学校の教頭みたいな馬鹿は別にするとしても、ほとんどの担当者(相談を受ける側)にしてみれば厄介な話が持ち上がったもんだ!って言うことなんでしょう。

 逆に先ほどの「アタリ」の人だって、そうするためにはそれなりの犠牲を払う覚悟がいるんだろうなぁってと思うんです。

 これ、なんででしょうね?

 だって、こんな酷いことをされた、こんな目に遭わされた、こんな損害を受けた、などの相談を受けたんだから、それを燃えるような情熱で解決すればいいじゃないですか。

 にもかかわらず、それにあたって腹をくくる必要があるって・・・、おかしいでしょ。

 理由としては世間が加害者側のおかしな理屈にも耳を傾けてしまうことや、事なかれ主義のものが多いこと、・・・いや、事なかれ主義っていうかおかしいのはわかっていても関わりたくない人が増えてるってことかもしれませんね。

 でも、本当の問題は法律の不備だと思っています。

 例えばいじめがあった場合、被害者は警察に被害届を出せば問答無用で介入できるようにするとか、児相が被害に遭ってる子供を保護すると決めたら親が何と言おうとこれを退けることができるとか、いろいろあるでしょ。

 要するに相談を受けた側が法を後ろ盾にして当たり前のように行動できるようにしちゃえばいいんですよ。

 もちろん、これを悪用する者が現れた場合は厳罰に処せばいいんです。

 そうなると、監視カメラやマイクは必須になるでしょうね。

 でも、本来おかしなことをおかしいと言えなくなった社会にはそれがお似合いなんだと思ってます。

 そうでもしなければ弱い立場の人を守れないでしょ。

 ただ、これには根本的な問題があって・・・、その法律を作る人たちって、今国葬儀やら旧統一教会の話で盛り上がってるあの人たちですよね。

 ・・・、ああ、ここが一番期待できなところだった!

 

 

 

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