みなさん、こんにちは。
ロシアの「焦土作戦」。
その昔、スウェーデンのカール12世やフランスのナポレオンの侵攻を退けたロシアが誇る伝家の宝刀であり、冬将軍との合わせ技は絶大な効果がありました。
攻め寄せてくる敵に、食料はおろか体を休める屋根すら与えず、疲弊して撤退させるという技ですが、自国の都市や村々を破壊しますので非常に大きな犠牲を伴います。
それでも、歴史的に何度もあった国の危機をこれによって乗り越えてきた実績がある作戦ですので、いざという時の切り札であることは間違いないでしょう。
で、この「焦土作戦」ですが、基本的に防衛戦で効果を発揮するもののはずなんですけど、それをウクライナでやってるとかいうニュースを見かけちゃいました。
ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクをウクライナ軍がロシア軍から奪還したものの、撤退するロシア軍はこの年を焦土化しちゃったそうで、今も一進一退の攻防が続いているそうです。
確かに、「焦土作戦」の効果はあったようですが、これ、ウクライナの都市ですよ。
なんかおかしいと思いません?
攻め込んで、一旦占拠したものの逆襲にあっちゃったから、焦土化しちゃった!ってめちゃくちゃですよね。
山賊や盗賊のような振る舞いです。
あのう、「焦土作戦」っていうのは、自分の国を守るため、攻め込んできた敵軍に補給させず、疲弊させるために泣く泣く自分の国の都市を焼き払い、破壊するもので、相手の国に攻め込んだ挙句、反撃されたからっていうのは単なる破壊でしかなく、作戦なんて言える代物じゃありませんよ。
百歩譲ってその土地を占領するつもりがないっていうのならまだわかりますが(やっちゃダメだけど…)、戦況が好転して再び自分たちがその土地を占領して統治しようとしたときに、うわぁ!焼野原じゃん!っていなっちゃいますよ。
自分たちがしたくせに・・・。
もちろんそこには住んでいた人たちがいたわけで、その人たちにしてみれば、この町を破壊しつくしたヤツラってことになっちゃいます。
そこにノコノコやってきて、良かったね!今日からロシアだよ!って言うつもりでしょうか?
あ、別のところから人を送り込むつもりですかね?
いったいいつの時代に流行ったことをやってんだ?!って気分になります。
戦争が長期化すると、どうしても攻め込んでいる方が分が悪くなりますが、今のロシア軍って徐々にならず者の集まりになってしまってる気がします。
野獣の群れと化してるって言ってもいいのかも。
以前から指摘されてる性犯罪も含めて考えれば、それ以外に言いようがないでしょう。
そういえば、戦争初期にナチ化したウクライナを救うためとか言ってましたよね。
ロシアには鏡がないのでしょうか?
それとも、見たくない現実は見えない便利な眼をお持ちなんでしょうか?
住民を判別していたことといい、自分たちがかつてのナチスに最も近いってことを自覚してないんでしょうね。
TTMつよしさんがよく言ってますが、政府と国民は違うっていうのはちょっと違って、基本的に政府の方針と国民の意思は同調してるっていうのが私も正しいと思ってます。(これはブーメランのように自分に跳ね返ってきますけど・・・)
当局による抑圧や不正選挙などもあるんでしょうけど、ロシアの人はある程度それを黙認・容認してますからね。
別に差別を促してるわけではないんですが、今でも多くのロシア人はプーチンを支持してるんでしょう。
でなければ、こんなこと続けられる者じゃありません。
攻め込んで奪った都市を維持できなければ焦土化しちゃうロシア軍。
その前に性犯罪や略奪に精を出してるロシア軍。
さらに言えば思ってた以上にヨワヨワのロシア軍。
よそ様の土地に攻め込んでる場合じゃないでしょ!って思うんですよ。
経済制裁の効果がなかなかあらわれないので、今ではさっさとクーデター起きないかなぁ!って思っちゃう私なのです。
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