みなさん、こんにちは。
昨日さらっと触れたロシア下院の領土請求権発言ですが、これ、日本のメディアは真面目に報じていないようですけど、これ、ちょっと良くない傾向なんじゃないのって思うんですよ。
ロシアの下院が言い出したのはアイヌはロシアの原住民って認定してるから、北海道はロシアのものだよ~!っていうことなんですね。
日本人である私たちは何を馬鹿なこと言ってんだ!って思うんでしょうけど、この手の主張は陸続きの国同士では結構あることで、国際的に強ち荒唐無稽な話とは言い切れないところがあります。
ホントふざけた話だと思うんですが、過去にそれを理由に起きた戦争は山ほどありますからね。
そして、世界の認識は戦争そのものを悪の所業だとは断じていませんよね。
もちろん戦争は起きない方が良いし、それ以外の解決策を図ることが大切だとは言ってますが、依然として交戦権なるものが他所の国々にはありますからね。
そして、今回のロシアの領土請求権の主張に戦々恐々してるのは、なにも日本だけでないと思うんですよ。
かつてソ連を構成していた国は、いつそれを理由に戦争をふっかけられちゃうのか分かったものではありませんし、同様にソ連時代のワルシャワ条約機構に籍を置いていた国々にはロシア人が多くいることでしょうから、ウクライナのクリミアやドンバス地方のようにロシア人保護を名目に攻め込まれることもあるでしょ。
NATOに加盟してるから大丈夫!なんて言ってても、かつての連合側だったポーランドはドイツとソ連に蹂躙されましたよ。
こうした領土欲というか、他国の一部や全部を我が物にしたいっていう欲求って、今もやっぱりあるんでしょうね。
それは、国家の指導層だけにあるのではなく、それに共感し支持する国民の中にもたくさんあるんだろうと思います。
現に今回のウクライナ侵攻も、無茶をしてることはたぶん承知の上でロシア政府を支持してる国民が多くいるんでしょう。
よくありませんねぇ。
さらにもう一つの脅威である中国に至っては、中華思想などという無敵の領土請求権所有思想がありますからね。
世界は中華の皇帝を中心に全部この皇帝のものっていう考えで、そこに国境はないんですよね。
皇帝の居場所から離れていけばいくほど野蛮になっちゃうものの、全部私のものだよ~!っていう考え方です。
根拠も何もありません。
ただ、そういうものだっていってるわけですから、議論にすらなりません。
そんな国とどう付き合っていったらいいのか、そう思うと今の政・財・官・メディアの人々って何を考えてるんだろうなぁ?って思うんですよね。
自分さえよければ、国もそこに住む人々もどうなってもかまわないって思ってるんじゃないの?って思っちゃうから、やっぱりこういう話にはナーバスになっちゃいます。
昨日、釣に行って、釣れたら書きますって言ってましたが、正確に言うと釣り自体できませんでした。
港に向かったのはいいけれど、どんどん天気が悪くなり、到着したころにはドシャ降りになっちゃって・・・。
私は何をしにここまで車を走らせたのか?それをしばらく考えちゃう羽目になっちゃいました。
釣りを断念して帰路に就く私の脳裏には、稲垣潤一のドラマティックレイン(ふっ、古い?!)が流れてたような気がします。
そしてとどめに、帰宅した時には晴天になっちゃって・・・。
ド、ドライブしただけだもん!ってつぶやくのが精いっぱいでした。
コメントやブックマーク、ブックマークコメントを頂き、ありがとうございます。
とっても嬉しいです!
今後とも、よろしくお願いいたします。