みなさん、こんにちは。
北京冬季オリンピックやウクライナ国境でのロシア軍の動きに注目が集まってる中で、カナダではちょっと信じられない状況になってるようですね。
コロナ(中共武漢ウィルス)ワクチン接種義務に抗議するフリーダム・コンボイというデモ活動に対して、カナダ政府は緊急事態法の発動に踏み切りました。
この緊急事態法っていうのは日本の緊急事態宣言のようなぬる~いものじゃなく、文字通り緊急事態に対応するため一時的に政府の権限を強化するもので、具体的にはいろんなことが報じられていてよくわからないんですが、警察権強化や、デモ活動への資金援助をできなくしたり、まぁ、いろんなことができるみたいなんですね。
この法律の前身は戦時措置法で、 第一次、第二次大戦中と1970年に起きたオクトーバー・クライシス(一応テロ事件とされています)の際に発動されています。
要するに今回のフリーダム・コンボイと呼ばれるデモを戦争やテロと定義して、これを抑え込むために強力な対応、言ってみれば制圧するための権限を政府に与えちゃうんですね。
・・・、ワクチン接種義務に反対してデモをしてる人はテロリスト・・・、なんか日本では想像できませんよね。
確かにフリーダム・コンボイは数週間にわたって続いており、国境を封鎖したりしてますから、警察によって排除されちゃうのかもしれません。
これはカナダに限ったことでなく、フランスにも飛び火しています。
フランスではワクチンパスポートに反対してたんだと思いますが、中には暴動に発展してるところもあるようで、装甲車みたいなのが出てましたからね。
ただ、カナダのように政府が一時的ではあっても、法律を根拠に特別な権限を行使しなければならない事態なのかって言われると、どうなんでしょうね?
ユーチューブのカナダ人ニュースさんはカナダの中国化って言ってました。
私もそう思います。
だって、道路を占拠し国境を封鎖してるんだったら、それだけで違法なんだから取り締まればいいだけです。暴動が発生してるって言うんなら、それをしてる連中を逮捕すればいいだけでしょ。
何もそんな物騒な法律を持ち出して、政府の権限を強化する必要なんかないと思うんですよ。
デンマークやスウェーデンなどではコロナにおける規制を加除する動きがあるって聞きましたが、カナダやフランスではその逆のようです。
まぁ、国によって対応は違うんでしょうけど、なんか目的が違うような気がします。
カナダ人ニュースさんが言ってましたが、確かにカナダのトルドー首相って、インドの農民のデモについて、これを抑え込もうとしたインド政府を非難してたんですよね。
彼らはデモをする権利がある~!とか言って。
それで、自分の国で政府の政策に抗議デモが起きるとこれですからね。
今やアメリカでもリベラル・左派が政権を執っていますが、結局彼らの行き着く先って、「私の言うことが正しいんだから、逆らっちゃダメ!」っていう感じの、言い換えれば全体主義のような気がするんですよ。
全体主義っていうと、戦前のナチズムや日本の軍国主義のことだっていう人がいるのかもしれませんが、ソ連や中国もまぎれもなく全体主義だと思います。権威主義っていう人もいますが、私は全体主義だと思っています。(詳しくはwiki選手をご参照ください)
そして、その頂点は一国の政府ではなく、その政府に経済力によって強い影響力を行使している者たちだと思うんですよ。
・・・、また陰謀論者って言われちゃいそうですが・・・。
話をカナダのトルドー首相に戻しますと、この人って若いころに理想は中国のような独裁国家って答えてるようです。
まぁ、若いころの話ですし、今はどうなのか知りません。
でも、こんな人を首相に据えるあたり、カナダの人々って、アメリカ同様、どうしちゃったんでしょうね?
まぁ、妄想ですけどね。
私の妄想。
ん?昨日も・・・。