みなさん、こんにちは。
全豪オープンテニスは、ナダルが男子シングルスを制して終わりましたね。
いや~、なかなかいいものを見せていただきました。
女子ダブルスでは日本人ペアが頑張ってくれましたし、男子のシングルスでダニエル太郎さんが元No,1のアンディ・マレーに勝ってくれました。
無論、その当時の強さは影を潜めていたのかもしれませんが、元No,1の選手と対戦するのは相当のプレッシャーがあったと思いますし、負けても仕方がないよね!っていう逃げ道がある分、最後まで自分の勝利を疑わずにプレーしたことはすごいことです。
太郎さん、やりましたね!
しかし、今回の全豪オープンテニスは良いことだけではなく、開幕前のジョコビッチの騒動やら、選手の試合中の振る舞いなどの問題も浮き彫りになりました。
まぁ、昔からそうなんですけどね。
テニスっていう競技は精神的に極めてタフな競技なので、どうしてもエゴを強化します。それをさらに進んで制御できるようになると、今回のナダルのように2セットを取られた後でも挽回できるんでしょうけど、なかなかそういう選手は少なくて、劣勢になると利己主義的で他責的な部分が露呈しちゃいます。
決勝でナダルに敗れたメドベージェフが「自分に勝ってほしいと思う人は誰もいなかった」っていうコメントはそれをよく表していますね。
今ではどこで試合をしてもホーム状態になっちゃうフェデラーやナダルも若いころはいろいろあって批判されたりしましたが、それを他人のせいにしないで自分を改善し続けたからこそ今の栄光があるんですが、そういう風には考えていないのかもしれませんね。
ただ、ジョコビッチは・・・、よくわかりませんが。
それでもテニス、特にシングルスは過酷な競技ですから、まぁ、わからなくもないんですけどね。
でも、世界のトップにいる選手にはついつい人間性も求めちゃいますからね。
メドベージェフもそのあたりを理解して改善できるといいんですが・・・。
これはあくまでテニスの試合での話(ジョコビッチ騒動はちょっと違うけど)ですから、まぁ、いいんですけど、先日お医者さんを猟銃で撃った者がいたりしますよね。
いけないことだとわかっていても、自分がこうしようと思ったらやっちゃう人や、自分の頭の中で勝手に自分を正当化して非常識なことをしちゃう人のことをよく耳にします。
電車内タバコ逆ギレ男もそうですし、先日の沖縄警察署前での投石などもそうだと思います。
自分が死ぬにあたって、周りの人を道連れにしよう!なんて言うのもそうですよね。
本当に迷惑極まりないです!
でも、今のメディアの誘導って、そういう方向にもっていこうとしてるでしょ。
今日は時間がないので細かいことには触れませんが、エゴの悪い部分を強化するために煽ってるとしか思えないんですね。
そんなことが続いたら、当然個人間の衝突が増えちゃいますよ。
なんだかなぁって思ってます。
全豪オープンテニスに話を戻せば、今回男子車椅子部門のシングルスで国枝慎吾さんが11回目(!)の優勝を飾りましたね。
技術や体力でも優れてると思いますが、何よりメンタルの強さには感心しちゃいます。
もう、鋼の精神力って言ってもいいのかもしれません。
だって、車椅子テニスって自分一人ではできませんからね。
長年、周囲の人からの協力を得て初めて戦い続けられます。
そういうところを語っておいでなら、私も拝聴したいものです。
あ、言い忘れてました。
国枝さん、おめでとうございます!