みなさん、こんにちは。
ウクライナとの国境付近にロシア軍が集結しているとのニュースは以前からありましたが、ここへきて緊張が高まってるようですね。
日本にいると、中国による台湾進攻に目がいきがちで、ウクライナ?なにそれどこ?って感じなんですよね。でも、アメリカでは2022年初頭にも軍事侵攻があるのでは?なんていう物騒な話も出てるようです。
まぁ、クリミア半島も事実上ロシアの支配下になっちゃいましたし、プーチンならやりかねませんよね。
歴史をみてもウクライナってちょっと複雑な経緯をたどってきてますからね。日本とは全く違います。そもそも陸続きの国々の歴史は我が国の歴史とは毛色が全く違いますから当然と言えば当然です。
どうなるんでしょうね。
今、問題になってる地域はウクライナでありながらロシア系の住民が多く住んでいますし、ただ単に軍事的に占領したとか、取り返したとか言うことで話がつくとは思えません。
始まってしまえば、長い泥沼に陥ることは間違いないでしょうし、それに呼応して中共動き出すかもしれません。
こうした流れって、高校を卒業するまでの私だったら、さっぱり理解できなかったと思います。
なにしろ戦争は悪!第二次大戦で世界を相手に戦争を吹っかけた日本は悪!って教えられてきましたからね。ですから、依然として世界のどこかで戦争や紛争が起き続けてる今の状況は、なんで悪いこと(戦争)をやってるの?おバカなの?って思っていたと思いますよ。
今もそう思ってる人がいるのかもしれませんね。
2度の世界大戦で、人類は戦争の悲惨さや愚かさを学んだ!なんて本気で思ってる人がいるかもしれません。対話を通して、最悪の事態を回避し乗り越えられるって思っている人もいるのかもしれません。
まぁ、私はできるわけないと思ってますけどね。
と言いますのも、戦後教育(私が子供の頃は、もうそういう時期ではないと思いますが)の呪縛から解放された時に思ったんですね。世界が変わったのではなく、日本などの敗戦し、占領下におかれた国々だけが変わったんだろうって。
戦勝国だった国々は別に何も変える必要はありませんからね。
ただ、それぞれの時代の価値観に合わせて少しずつ調整しているにしても、日本のようにそれまで当たり前だったことがガラッと変わっちゃうようなことはなかったはずです。
ですから、当然のように軍隊がいますし、防衛戦争の名分がたてば平気で他国にも侵攻しちゃうんですよね。
日本では、なんで戦争なんかすんの?話せばわかるでしょうに!なんていうことを言う人もいるようですが、むしろこっちの方が異常なんだと思いますよ。
たぶん、世界中のほとんどの国が平和を訴え、戦争のない世界を望んでるって言ってますが、その一方で自国の利益のため、あるいは不利益を被らないためには戦争に訴えることも手段の一つだって思ってますよ。
そういうものだと思います。
戦後おそらく意図的に思想や価値観を塗り替えられて、長くアメリカの軍事的庇護の下で経済活動に勤しんできた日本では、おそらく、ウクライナ国境であれ、台湾海峡であれ、その緊張の意味はなかなか実感できないと思います。
私も実感できません。
最近、コロナが落ち着いてきて、ニュースがないのか知りませんが、急にウクライナ国境の緊張をメディアが取り上げていますが、急にそう言われてもねぇって感じです。
こういうニュースをみて世界の将来を心配するよりも、まぁ、遠くの話だからと知らん顔をして生活しているほうが幸せなんでしょうか?
どうなんでしょうね。
ただ、少なくとも安全保障については、日本の一般的な認識と他国のそれとはかなり違うんだろうなぁって思っているんですよ。