みなさん、こんにちは。
選挙が終わり、永田町界隈では早速政局がらみの動きに移行してるようですね。
自民党の甘利幹事長が比例で復活当選したものの、小選挙区で敗北しちゃいましたから、おそらく幹事長職を辞めるでしょう。
自民党は最終的に岸田総理総裁誕生を助けた安倍・麻生勢力と、前の総裁選で苦汁をなめた菅・2F・河野・石破・小泉などの勢力の対立がくすぶっていますからね。
立民党でも、野党共闘が完全に裏目に出ちゃった枝野さんあたりは、求心力が低下しちゃうんでしょうね。この党は、こういう事態に追い込まれる度に内部崩壊を起こしますから、今後、対応を誤ると、またぞろ解党なんて言うことにもなりかねませんね。
そうなった時の受け入れ先については、右の人は国民党、左の人は共産党といった具合にすでに用意されてますから、そういう意味では安心でしょう。
で、今回大きく躍進したのは維新の会ですが、ここって党としてのガバナンスが効いていないでしょ。まして、松井代表が今期で市長からも代表からも退くようなことを言ってますからね。党としてきちんと議員を管理しておかないと、次から次へと問題が発生して、補欠選挙が連発する可能性があります。そうなっちゃうと、せっかく大阪10区で落選に追いやることができた方が復活しちゃうかもしれません。
ある意味、火種というか、爆弾のような勢力になっちゃいました。
困ったものです。
どうしてこんなおサル政治評論家もどきみたいなことを書くのかと言いますと、昨日投開票が行われたばっかりなのに、もう選挙の時に有権者に訴えたことなんか忘れちゃってるような気がするからです。
いつもそうなんですが、選挙の時は涙を流しながら耳障りの良いことを連呼するくせに、それが終わるとコロッと変わっちゃいます。
で、本来それを監視するはずのメディアにいたっては、自分たちの書いたシナリオ通りに事が運ばなかったことに戸惑いや落胆が隠せないご様子です。
わかっていたこととはいえ、おバカばっかりです。
おサルのおつむの私におバカって言われてるんだから、よっぽどなんですよ！
まぁ、そうは言っても選挙後に政局中心の動きになるのはどうにもならないのかもしれませんね。今の制度はそれを容認しているところがありますからね。
それならいっそのこと、各党の構成がもう少しわかりやすくなってほしいって思うんですよ。「右も左も中道も、各種揃えておりますよ～！」なんていりません！
自民党も立民党も分党して政治信条が近い人の集団にしてほしいのです。
もちろん、各党の支持層が限定されちゃいますけど、その方が健全な選挙になるような気がするんですよ。
組織票だとか、流行などによって選挙結果が左右されちゃうから、候補者もそれに対応しちゃうんです。
デパートやホームセンターのようになんでも揃ってるような政党ではなく、専門店のように少し尖がった方向に進んでもいいんじゃないでしょうか。
だって、自民党や立民党ってどんな政党？って言う問いに、納得できる答えはないんじゃないの？って思うんです。
まぁ、それでも、選挙に勝ちたいだけの野党共闘などに惑わされていない分、国民が一番まともなんじゃないの？とも思えた選挙でしたよね。
