みなさん、こんにちは。
今日は抑止できていない話の続きを書くつもりでしたが、ちょっと選挙がらみのニュースでおかしなものがあったので、そっちについて書こうと思います。
抑止のお話は、もう少し調べ物をしてから、また書きますね。
で、その選挙がらみで気になるニュースっていうのは、国民民主党の玉木さんが言っていた「被選挙権を18歳に引き下げる政策」ですね。
国民民主党がいつからこれを言っていたのか私は知らないんですけど、これを聞いたときに、正気の沙汰ではないって思っちゃいましたよ。
これって、18歳に引き下げられた選挙権を持つ人々の票目当てなんでしょうか。
たぶんそうだと思うんですが、野党の人たちって、本当にブーメラン飛ばしますよね。
現在、衆議院議員になれるのは25歳以上の日本国民ですよね。
私はこれでも十分若いよねぇ!って思ってます。
あ、念のために言っておきますが、18歳以上25歳未満の人の中には、現国会議員(今解散しちゃってますが)よりもはるかに高い知性を持ち、強い情熱を持ってる人もいると思いますよ。そこは疑いのないことだと思っています。
肝心なのは、そういう人が、はたして国会議員になろう!なんて思うだろうか?ってことなんですね。たぶん、なりゃしませんよ!自分の才能を生かして他のことをすると思います。
まぁ、左系の活動をしてる学生はいますから、その中からスカウトでもするんでしょうか?どっちにしても私はそういう人に投票はしませんが…。
ブーメランって言ったのは、この被選挙権の年齢を下げる目的が、若い人達の意見を反映させるためとか、正直な政治(?)のためとか言ってますが、そんなもん自分たちで聞いて歩けばいいだけの話じゃないですか。要するに自分たちは若い人達の意見を理解できない、政治に反映させることができないって言ってるようなものですよね。
国民民主党にはほんの少し、ちょっとだけ期待していたところがありましたが、ダメだこりゃ!ってなっちゃいました。
前にもお話しましたが、今回の選挙って、目先の話ばっかり、それもなんか良いことあるよ的なニンジンの話ばっかりですよね。
コロナ禍でもあることから、ある程度は仕方がないとも思っていましたが、さすがにこれはないわ~!って思ったんですよ。
あのう、私は政治家っていうのは厳密には職業ではないと思ってるんですね。
生き方、生き様みたいなものだと思っています。
だって、自分の為ではなく、国や国民などのために働きますし、他者の利害の調整をしますし、時には他国との戦争の決断もしなければなりません(まぁ、これについて日本は別かもしれませんが)。ですから、政治家になる前に稼いだお金で豪邸に住んでいても、そんな金無いからあばら家みたいな家に住んでいても一向にかまわないわけです。
この時点で、今の国会議員の多くが勘違いしてるような気がしますが、そもそも議員じゃないと政治家ではないのかと言えばそんなこともないわけで、町内会で活躍している町内会長さんもある意味立派な政治家と言えますからね。
大げさに言えば、政治家はそのコミュニティ(国や県や市町村や町内)において、はじめにこのコミュニティをこんなふうにしたいと訴え、ルールを作り、利害を調整し、様々な判断をする人です。
そのために議員などの任にある人には強い権限が与えられ、強い責任が科されます。でも、こんなふうにしたいと訴えてる時点で、私は政治をしているってことになると思うんですね。嫌いですが左派系の学生の組織も政治をしてると言えばしてるわけです。
なにも、国会議員になんてならなくっても、訴えることはできるんですよ。
そして、以前は豊富な人生経験も、訴え、説得するのに効果があったように思うんです。(最近は変な経験のある人しかいないような気もしますが…)
それなのに、票をカネで買おうとする下品な党もあれば、自分たちの責任なんか放り投げて若者に「国会議員にしてあげますよ~!」なんて無責任なことを言う党もあるわけですから、ほんと、どうかしています。
ポピュリズムならぬ、媚びリズムになっちゃってますね。
それと、18歳と19歳の人は少年法で保護されています。
これをどうするつもりなんでしょうね?
収賄の罪に問われた時点で、実名報道されなくなっちゃうとか、その場合は少年法が適用されて、罪が軽くなったりするんでしょうか?
・・・、別に国民民主党に票を投じるつもりはありませんでしたが、この党も含めて、国民をバカにしてるのは既存の政党なんじゃないの?!って改めて思っちゃいましたよ。