みなさん、こんにちは。
秋元司っていう人が衆議院選挙出馬を断念しましたね。
ご自身の選挙区にちょっと前まで所属していた自民党が複数の候補に公認を与えたからだとか。
そりゃそうですよ。
控訴中とはいえ、一審で有罪判決が出ちゃった人を公認するわけないじゃないですか。
でも、ご本人は自分が公認されないにしても、その選挙区は自分が当選できるよう、他者にも公認は与えないって思っていたのか、そういう下話があったのか知りませんが、言ってることは非常識極まりないですよね。
この秋元司っていう人はIR担当副大臣を務めていた頃、中国の企業関係者から賄賂を受け取り逮捕されました。その後、贈賄側の被告に偽証を求めたことも罪に問われ、結局、懲役4年、追徴金758万円の判決を受けちゃいました。
ご本人は無罪を訴え、控訴するとともに、衆議院選挙にも立候補するって言ってましたが、冒頭のとおり、今回は見送るそうです。
Wiki選手で調べてみると、この人はそれ以前にもお金に纏わる問題を起こしていたようです。
そして、私がダメだこりゃ!って思ったのは、そのIR汚職事件の中で、中国企業側からブランド品などを受け取ってるんですが、これは社交儀礼の範疇だ!なんて答えていることですね。
この人は、IR汚職事件の中のいくつかある要件の内、議員会館で直接お金を貰った件と証人買収の件だけを否定して、それ以外は別に悪いことじゃないようなことを言ってるんだから、そりゃ弁護士も逃げちゃいますよね。
このところ立憲民主党の変態や北朝鮮のスパイといった異常者の存在ばかり言ってたので、公平を期して、自民党についても言っておこうかなぁって思ったんですね。で、考えてたら、やっぱりこの人が真っ先に頭に浮かんだわけです。
自民党で発生した汚職の典型というか、ド真ん中真っ向勝負的な人ですからね。
この秋元って人は野党、特に立憲民主党の変わり者を集めてみました的な傾向とは対照的な歩みをしてきた人のような気がします。でも、根っこう部分、まぁ、モラルというか規範意識というか、そういうものが欠けてる点では全く同じようにも思えちゃうんですけどね。
長く政権を維持してきた自民党では世襲議員でない以上、上にのし上がっていくには、圧倒的な知名度(タレントとか)や、法案作成など実務の能力の高さとか、官界・財界の強いコネとかいるんでしょうが、この方は議員秘書からスタートしてますね。ある意味一番地味でしんどいポジションからの出発です。
そこで考えたんでしょう。
金の力がいるって。
その後は選挙に打って出て初当選し、次々と政務官や副大臣を歴任しましたが、おそらく政治家秘書の頃から様々な業界団体と関係を持ち、バシバシお金を吸い上げていたんでしょうね。
そういう所を派閥の親分に見込まれてIR担当副大臣になったんだと思いますが、たぶん検察にはマークされてたんだと思いますよ。
ちなみに、派閥の親分は2Fさんです。
ああ、やっぱりね!って感じでしょ。
その後は、集金マシンとして酷使され(本人も望んでたんじゃないでしょうか)、足がついたところでトカゲのしっぽ切りにされちゃった人でもありますよね。それでおとなしく罪を償うって言うんならかわいげもありますが、無罪だ~!選挙に出て国会議員になり、自民党に復党する~!なんて言ってたわけですから、滑稽にも思えます。
さらに、岸田さんが総裁になり、2Fさんは幹事長を降ろされちゃったわけですから、当分の間、浮き上がることはできないんでしょうね。
やくざの子分みたいな人ですね。
別の見方をすると、この人が到底認められるとは思えないにもかかわらず、終始無罪を主張している背景には、そうしなければ芋ずる式に関係議員が逮捕されてしまうからっていう憶測もたちますね。
やっぱり、やくざの子分みたいな人です。
まだ、お若いようですので、早めに足を洗って、罪を償うことをお勧めします。
そして、二度と政治家に戻りたいなどと思わないことですね。