みなさん、こんにちは。
まだ、森さんの発言についてゴチャゴチャ言っている人がいるようです。
本当に執念深いですね。ただ、その言い分のなかに「みんな怒ってる」っていうセリフをよく見かけます。「みんな」って私も入っているんですか？私は別に怒っていませんよ。ちょっと呆れてるだけで…。どうして「私は怒ってる」って言えないんでしょうね。そんなに自信がないのなら、言わなきゃいいのにって思います。
勝手に私を入れないでください。
「男女平等の観点から、女性蔑視の発言に対して怒っている」と狂ったような騒ぎですが、騒いでいるのはそういう主義の方やメディア関係者とメディアを妄信している人達だけなんじゃないでしょうか。少なくとも私のまわりで同じようなことを言う人はいませんでした。「あぁ、また妙なこと言っちゃったか。こりゃ、騒ぎになるぞ！」とか「あの人も懲りないよねぇ」っていう話ばっかりです。
騒いでいる人達はいったい何がしたいんでしょうか？
そもそもメディアはオリンピックを何とかやってもらいたいんじゃなかったんですか？電通さんも困っているようですし、スポンサーも困っているでしょう。そんな時に強引に開催に持って行こうとしているおじいさん（会長）を辞めさせたら、オリンピックなんか吹っ飛んじゃいますよ。それとも、もう中止になっても食い扶持には困らないような雇い主でも見つけましたか？ん？それともこの国を混乱させたいだけでしょうか？GoToの最中はやめろやめろと騒ぎ、やめたやめたで観光業や飲食業が～と騒いでいたのと同じですもんね。いったい何を考えているのやら…。
私はオリンピック・パラリンピックは中止にするべきだと思っていますから、森さんの発言について冷静に考えています。まぁ、女性を蔑視する差別者のレッテルを貼られちゃいそうなことを言ってましたからね。っていうか、森さんの場合、「女性は」って言っただけでレッテル貼りをされちゃうと思うんですよね。それは、この方がこれまでいろいろと物議を醸すような発言をなさってきたからで、今回のはむしろ軽い感じかなぁって思いましたが、メディアは食い付いてきましたね。
もうメディア総動員、さらに外国の大使館やらなんやらいっぱい参加しているのを見ると、乗り遅れちゃマズいっていうことで駆け込みで参加し、老人一人を血祭りにあげているような感じです。やれやれ、わが身かわいさにそこまでやりますか…。
男女平等、最近ではジェンダーとか言ってるようですが、ツイッターでは「森さんの発言が女性蔑視で差別的というのであれば、ウイグルでの避妊手術はどうするんだ！」とか「北朝鮮に拉致された少女のことはいいのか！」とか「インドでは多くの女性が性的虐待を受けているじゃないか！」とか、いろいろな反論が出ています。私もそのとおりだと思います。立場が立場ですから、問題にはなるんでしょうけど、今、実際に被害に遭っている女性のことは放っといて、このお爺ちゃんをいじめる方が大事っていうのは納得いきません。
しかし、彼らはそんなこと意に介さないでしょう。
だって、目的が違うんですから。
話を少し広げてみます。
男女平等や人種差別反対という社会的公正、価値観の多様化容認と、いわゆるリベラルと言われる人達の主張は私も理解できます。大切なことだと思っています。
でも、この所謂リベラルな思想は必ずしも多くの支持を集めているとは思えません。
どうしてでしょう？いくつか理由を考えてみました。
まず、ダブスタがひどいこと。
先ほども申し上げましたように、自分たちの主張に反する女性差別発言をした人をよってたかっていじめたかと思えば、同じように女性を虐待している国には無関心です。場合によっては、彼らの組織内だってどうなっているのか知れたもんじゃありません。とにかく自分たちにとって都合の良いことは食い付き、都合の悪いことはスルーする。もっと言えば、自分たちがするのはいいけれど、他の人がするのはダメ！これではねぇ。
次に彼らの主張や活動は往々にして背後の勢力の影響下にあると思われることです。
多様性の重視がどうして外国人の参政権に結び付くのかさっぱりわかりませんし、やたらと自国である日本を貶め、近隣の国々を崇めます。どうしてでしょう？加えて、環境問題まで持ち出して、あれもダメこれもダメと盛んに言い募ります。日本より対策が遅れている国に触れないのは先ほどのダブスタ技法ですが、外国や胡散臭い勢力に利する活動を行っている時点で支持してもらえるわけがありません。
さらに、彼らの方法論は基本的に既存の価値観や習慣、制度を破壊してから新しく作るというものだと思われるからです。暴力革命を肯定している勢力があることからも明らかです。今あるものを直す、修繕する、方向を修正するなどというものではないようで、その手法はとても乱暴です。仮に制度を改めようとなったとしても、バイデンさんの大統領令を見ればわかるように極めてラディカルなもので、なかなか受け入れられるものではありません。あ、いや、あったでしょ。男性のスポーツ選手が自身を女性と宣言すれば女性として競技することができるってヤツです。
そもそもこの方々は、できるだけ多くの人を説得し理解が得られてから進めようという姿勢が見られません。たぶんこれは、自分たちは常に弱者であり被害者であるという立場を維持しながら進めるたがるからだと思います。この姿勢は大きな矛盾を抱えていますから、結局急進的で、乱暴な方法しか取れないんでしょうね。だって、説得をし多数派になってしまったら、先ほどの立場がなくなっちゃいますから。つまり、アイデンティティってヤツですか、それが維持できないんですよね。
だからでしょうか。彼らは組織が大きくなると、しょっちゅう喧嘩して分裂しちゃいます。所謂内ゲバっていうヤツで、お家芸みたいなものでしょうが、案外こうした自分たちの立ち位置への拘りもあったりするかもしれません。
もちろんすべてのリベラリストがこうだと言っているわけではありません。
しかし、とりあえず、TVや新聞で盛んに声を上げている人達を見ていると、やっぱり胡散臭いし、到底理解できない言動が目に付きますので、とても支持できません。
池上さんの件もそうですし、今日ツイッターで見つけた記事によると、伊藤詩織さんっていう方が何やら怪しげな発信をしていました。なんでも、「日本の満員電車では 女子高生が日常的に精液をかけられている」そうです。そんなの聞いたことがありません。
彼女は性被害に遭った方だと思っていましたが、その後ご自身の主張が受け入れてもらえないようだとわかった時点で、活動家に転身なさったようです。以前はジャーナリストでしたっけ？まぁ、活動家でも工作員でもかまいませんが、一応発信される以上責任は伴ないますよね。彼らの欠点をもう一つ上げれば、この責任に対する認識の欠如でしょうか。騒ぐだけ騒ぎ、言いたい放題しておきながら、それが終わると何もなかったように、次の獲物を探します。これがダブスタを生む原因なんでしょうが、そんなことお構いなしなんでしょう。
まぁ、そういうわけで、彼らの主張が気持ち悪いなぁと思っているわけです。
それはそうと、もう、森のお爺ちゃんは許してあげればいいのに…。
