さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

668 今日は憲法記念日ですね。

 みなさん、こんにちは。

 

 ふう~。

 叔父貴の家の生垣の剪定を何とかやり終えました。

 変な態勢で剪定鋏を使ってたので、こっ、腰が痛いっス!

 まぁ、いいんですけどね。

 さて、今日は憲法記念日ですね。

 毎日新聞が実施した世論調査によると、岸田政権下での憲法改正について、賛成が44%、反対が31%だったそうです。

 まぁ、毎日新聞世論調査ですからね。

 安倍政権下では反対が大きく上回っていたんですよね。

 これって、実現しそうなら反対を大きくして世論はまだ盛り上がっていないように見せ、実現しそうにない政権なら賛成を大きくして護憲派に危機感を抱かせようとしてるような気がするんですよね。

 まぁ、私はひねくれ者ですから・・・。

 おりしも中共の船舶が尖閣諸島周辺をうろついたり、韓国が竹島で精密な測量をしたりしているうえにロシアのウクライナ侵攻が起きちゃいましたからね。

 ここで、依然反対が多いなんて言ったら、それこそウソっこ世論調査やってますって白状するようなものですからね。

 岸田政権でよかったですね、毎日新聞さん。

 冗談はさておいて、年に一度の憲法記念日くらいは憲法について考えるのもよろしいのかもしれませんね。

 日本国憲法は国の最高法規であり統治機構に制限を与え、主権者たる国民の権利を明らかにしたものですが、それ以前に、この国をこういう国にしていきますよ~!っていうメッセージを込めたものだと思っています。

 ですからとっても大切なものですし、気分でチョコチョコ変えていいものではありませんね。でも、まったく変えることができない(一応高いハードルを越えれば改正できますが)ような状態もまた問題だと思っています。

 現に今まで一度も改正されたことはありませんね。

 私は別に9条に限ったことでなく、もう少し改正しやすくした方が良いと思っています。改正するべきかどうかではなく、必要に応じて改正できるようにするべきだと言っています。

 何しろ75年前に制定されたものですからね。

 人々の生活もその頃とは随分変わってきたことですし、価値観もまた当然変わってきたはずです。

 ですから、改正の議論は常にできるようにしたらいいと思ってるんですが、どうもそんなふうじゃありませんよね。

 そもそも日本って、保守系中道右派?)の自民党憲法改正を訴えて、革新系の野党が護憲を訴えてる変な国ですからね。

 まぁ、この憲法改正議論というか、9条の取り扱いについて左右が逆転してるだけで、それ以外の案件についてはきちんと(?)保守・革新の立場をそれぞれとってるように見えてはいますね。一応ですが・・・。

 あ、そういえば、今の憲法アメリカから押し付けられたものだから怪しからん!必ずや自主的に独自の憲法を制定しなければ!なんて言う話もよく聞きますが、私はこういう意見には賛成しません。

 独自の憲法を制定したいというか、新しい憲法を作りたいのならそれはそれでいいのかもしれませんが、それは感情的な動機で行うべきではないと思ってるんですよ。

 さらに言えば憲法って言うのは今、そして未来の日本をどうしていくべきかを示すものであって、その改正なり新憲法の制定は過去の因縁などを払拭するためなどという低次元な動機によってなされるべきではないと思うんです。

 似たような話で、自衛官が堂々と働けるようにするために!とか言うのもありますね。

 私はこれにも賛成しません。

 確かに自衛隊に対して、無礼極まりない態度をとる勢力はあります。

 どこかの飼い犬メディアとそれに踊らされている愚かな人々はいます。

 でも、それはやはり少数派だと思うんですよ。

 多くの国民は時間の経過と、長年にわたる自衛隊の献身によって、自衛隊に嫌悪感や警戒感を持ったりしてはいないと思います。

 それどころか、いざという時にはやはり自衛隊!みたいに思っているんじゃないでしょうか。

 まぁ、それはそれでどうなんだろうって思うんですが、少なくともマイナスの印象は少ないと思います。

 また、心ある自衛官はこれまでだって違憲か合憲かなんて言われながらも高い練度と士気を維持し続けてきましたからね。

 変に感情的な訴え方をするのは、かえって自衛隊を貶めることになっちゃいますよ。

 以前も申し上げましたが、私は憲法改正についてはやるやる詐欺が有効だと思ってます。今にも改正して再軍備しちゃうよ~!なんていう雰囲気こそ重要であって、実際は今回も見送り~!でもいいと思ってます。

 ただ、これをやりすぎると、いささか顰蹙を買いそうなので、とりあえず憲法改正のハードルを下げた方が良いと思ってるんですよ。

 実際に改正するかどうかについては、国民投票によって決めればいいことですからね。

 そこにこぎつけるために衆参両院でそれぞれ三分の二って言うのはちょっと厳しすぎます。せめて衆参両院の過半数でいいんじゃないでしょうか?

 ウクライナの惨状を見て、軍備増強とか核武装なんて言う物騒な話も出ているようですが、私は憲法改正のハードル下げたよ~!って言う方が、とりあえず問題児揃いの近隣諸国に対してこの国の意志を示すことになるような気がします。

 実際に9条を変えるのかどうかはその先の議論に委ねてもいいと思っています。

 世界でも稀にみる硬性憲法といわれる日本国憲法ですが、もう少し柔軟になってくれた方がこれからの国民生活に利益が大きいと思うんですよねぇ。

 

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