みなさん、こんにちは。
コロナ感染者の重症者が増えてきました。
1ヶ月前は150人前後で推移していたのに、このほどついに300人を超えちゃいました。感染者数の伸びに比べると比例しているわけではなさそうですが、グラフが同じ方向に動いているのはわかります。（NHKのデータがわかりやすかったです）感染者数は3～4倍の伸びですからね。そして、昨日あたりからGoToを見直すとの報道もされ始めました。感染者数の伸びについては、あまり気になりません。以前も申し上げたように検査数が増えれば感染者も増えます。実際、1か月前は多くて1日あたり26,000くらいだった検査数が今では37,000を超えています。ですから、ことさら感染者の数を問題にするのはちょっとおかしいと思います。ただ、感染者の年齢層について中高年の増加がみられるのは要注意ですね。この点が重症者の増加につながっているように思うからです。
ニュースではGoToと映画「鬼滅の刃」の影響ではないかと言っていました。
そうかもしれませんしそうではないかもしれません。以前は東京、大阪、愛知、福岡、北海道に集中していた感染者が全国に散らばっていますからね。長く感染者０を誇っていた岩手県も飲み込まれてしまいました。あ、でも先日我が県の感染者は都会に出張してきた人でした。だからGoToも映画も関係ないと思います。たぶん、楽しい夜をお過ごしになったからだろうと思っています。
まぁ、それはいいとして、今後どうしたらいいのかって話ですが、今のところやることは同じではないでしょうか。マスクをして、手を消毒して、人混みは避け、帰ったらうがい手洗い。他にどうしようもないような気がします。あ、そういえばもう一つ気を付けていることがありました。おじじやおばばに近づかないことです。私はひねくれものの天邪鬼なので、自分はひょっとしたら感染しているかもしれないっていう想定で行動しています。ですから、不用意におじじやおばばに近づいて、万一うつったりしたら大変です。だから、ちょいと距離をとって大声で話します。おじじやおばばと大声でしゃべっていても、耳が遠いからってなるでしょ。それは実に自然な風景なのです。
いつごろからかわかりませんが、私の中では自分は感染者かもしれない。保菌者、感染源、病原菌…、まぁ、いろんな表現はありますが（病原菌はひどいですね）、そう思って行動するようになりました。うつされるよりうつすほうが嫌です。これって、騙されるより騙すほうが嫌っていうのと似ているような気がします。とにかく自分のせいで他人に迷惑をかけるのは極力避けたいほうなので。これは別に道徳心で言っているのではなく、言葉どおり、嫌なんです。言い換えれば気分が悪い、気持ち悪い、という感じです。こういうふうに思っていると、他の人の振る舞いに対して過剰に反応したりしなくて済むので、ちょっと楽です。例えば釣りをしていたとして、どっかからやってきた人が「釣れますか～」なんていいながら近づいてきたとしても気にしません。その人がマスクをしていなくてもです。私は車を降りてからずっとマスクをしていますけどね。で、その人に「あっち行って下さい」なんて言いません。マスクをしていなくても咎めたりしません。その人に対して腹が立ったりしませんよ。どうしても私の持っているウィルスが欲しいならどうぞ！って感じです。あ、一応私は自分が感染者であると想定をしているだけで、感染しているかなんて知りません。もっとも、私はその人のようなことはしませんけどね。
うつすのが嫌だからと考えて行動するのは、気分的に楽ですが、それは私の仕事がそれほど人の密度が高くないからそんなことを言っていられるのかもしれません。現実的に工場や大勢の人が働く事務所などではそうはいきません。一度クラスターが発生したら、気が付かないうちに家族にうつしちゃうかもしれません。
私だって、釣りの師匠や恩師を訪ねるのを今回は断念しました。毎年年末に欠かさず行っていましたので、本当に悩みましたが、やめることにしました。別に釣りをしてもお互いにうつしあうとは思えませんし、恩師から投げ技をかけられることはあっても、うつしっこすることはないと思っています。しかし、夜は恒例の空手仲間との飲み会があるんです。釣りの師匠や恩師とは会うくせに、空手の師匠や館長や仲間とは会わないわけにはいきません。お酒が入っちゃうと、どうしても気が緩みますので、うっかりうつしっこしちゃうかもしれないんですよね。あ、申し上げていませんでしたが、この師匠たちのいる地域は、今私が住んでいるわが町よりはるかに都会です。
で、そこから帰って、家族にうつしました、なんてことになったらシャレになりません。これまでこだわってきたことが台無しです。また、帰った後で師匠たちの誰かが感染したって聞いたら、自分のせいかもって思っちゃいます。これもまた、シャレになりません。（空手の師匠になら仕返しのかわりにうつしても…いっいけません、悪いことを考えていました）
所詮ひねくれ者のいうことです。一貫性に欠けるところがあって甚だ恥ずかしいことなんですが、うつしたくないから、やっぱりうつされたくもないんですよね。これは正直なところですね。でも、このどちらを優先するかによって他人への接し方が変わると思うんです。コロナを理由に過剰に他人や個人を責めるのは良くないですからね。それ以前に自分がやるべきことをまずやった方がいいわけですし。
そういう考えで、ダラダラと書いちゃいました。すみません。
最後に、ちょっとだけ毒を吐きます。
感染者が増えたことを受けて、今頃になってGoToを見直すとか言っている政府には何も期待していません。っていうか、この問題に対して対応するには法律が足りません。ですから、はっきり言って、誰が総理大臣でもうまく対応できるとは思えません。強いて言えば、「この人が言うんだから仕方がないなぁ。協力するか！」と思わせるような政治家の先生がいれば、話は変わるんでしょうけど、…いませんからね。
また、政府のやることなすこと反対って言っていれば責任を果たしているような気分のマスコミの方々には、もう余計なことは言わないでほしいですね。この方々の話を聞いていると、何をどうしていいやらさっぱりわからなくなりますし、あげくにそもそもそういう混乱をさせるのが目的だったようにも思えてきます。
コロナ禍でにわかに注目されるようになった各都道府県の知事さん達も、なんかちぐはぐなことをやっていますしね。一例を挙げれば、お得なクーポン券を他県の人向けに販売しておきながら、感染者が増えると、来てほしくないって言う、みたいな感じです。お得なクーポン券は県内で販売しなさいよ！って思っていたら、最近になって県内で販売し始めました。もう買いませんけど！
コロナは早く終息させたい、経済は回したい、この際できれば儲けたい、等いろんな思惑が絡み合ってしまっているようで、他人事のようで申し訳ないのですが、このありさまは滑稽にすら見えてきます。
経済を回せば感染者は増えます。感染を封じ込めるためには経済が回らなくなります。これはみんなわかっていることです。どちらかに舵を切るのか、相変わらずうろうろとどっちつかずのままでいるのかについて、私などがどうするべきだと言えることなどありません。ただ、私は相変わらず、自分が気を付けることを徹底しながら、少しでも楽しくやっていきたいだけなんです。
ちなみに、先ほどこの人が言うなら…いませんね、と書きましたが、三原じゅん子議員に言われたらどうでしょう。「ちゃんとマスクしなさい！」なんて言われたら「あっハイ！ただちに！！」ってなっちゃいそうです。べっ別にマゾっ気出しているわけじゃありませんよ。本当に…。でも、国会で「恥を知りなさい！」ですからねぇ。
ちょっと言われてみたいかも…。
