みなさん、こんにちは。
日本人の私がアメリカの大統領選にあれこれと物申すのは筋違いかもしれませんが、今日も書いちゃいます。
アメリカの大統領選に対する私の考えは、基本的にどっちが勝ってもいいんですが、ズルをしたのなら、その方々は退場しなければならない、というものです。
別に何もおかしくないと思っています。
考えてみれば当たり前のことですよね。
サッカーで自分たちが勝つためにラグビーやアメフトのような激しいコンタクトをしても良いことになりますし、試験でのカンニングなど当然の行為になっちゃいます。これらは認められるわけがないのですが、もしこれを認めたら、成り立たなくなっちゃいます。ですから選挙でズルをしたら、その選挙自体成り立たなくなります。選挙が成り立たなくなっちゃったら、法律や仕組みづくりにはじまり、経済、外交、安全保障などを進めていく人をどうやって選ぶんでしょか?選ぶことができなくなったら誰がそれを進めていくんでしょうか?お金持ちですか?マスコミですか?暴力集団ですか?…おかしいでしょ。
だからズルをしちゃだめです。
今、バイデンさんの方がズルをしたってトランプさんの方が言っています。
確かに怪しい話や映像が出てきています。
立証責任はトランプさん側にありますので、必死にやっているのはわかります。
また、それによって今回の選挙がひっくり返るかどうかはわかりません。
事実として、トランプさん側が何件もの不正を裁判所に訴えたことと、一部の州でバイデンさんの当確を撤回したメディアが現れたこと、ですかね。まぁ、はっきりするまで時間がかかるんでしょうね。
で、今回物申したいのはこの大統領選でのメディアの報道についてです。
結論から言えばこれってプロパガンダでしょ。
あ、こういう言い方をすると叱られちゃいますか。
一応いつものwiki選手によれば、プロパガンダとは「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為」なんですって。うん、だからプロパガンダでしょ。
ちょっと前に大統領夫人が夫にもう敗北を認めるよう諫めているとの報道があり、確信しました。いかにもありそうな話をしていますが、ちょっと考えてみると、トランプさんの奥さんがこう言ったっていうだけの記事です。しかも嘘だったようですし。
大統領夫妻の会話を常に記事にしている、っていうのならわかりますが、そうではないでしょ。都合がいいから記事にしたっていうことでしょ。しかも嘘だし。
嘘をついてまで、こんな夫婦の会話を記事にするのは、トランプさんの周囲も敗北を認めている=トランプさんの敗北=バイデンさんの勝利ってしたいからでしょ。
あのう、これって報道ですか?
そういえばNHKが日曜夕方の「これでわかった!世界のいま」っていう番組でアメリカの大統領選を扱った時にゲストとしてパックンを招いていました。この番組のゲストの位置づけは、政治や国際情勢に詳しくない視聴者と同じ目線の人だったと思います。そこにバリバリの民主党支持者を呼ぶってどういうつもりなんでしょう。念のために申し上げておきますが、この番組はNHKの主張をする番組ではありません。国際情勢をよくわからない人にかみ砕いて解説する番組です。このパックンなる人ですが、トランプさんに7000万票以上投票されたことがなげかわしいとして、橋下さんと何やらごちゃごちゃやっているようですが、民主党支持者、それも熱烈支持者となればむしろこの発言の方が自然であって、そういうのを隠してあんな番組に出ていることの方がおかしいというか、出しているほうがおかしいというか、…なんか気持ち悪いでしょ。
まぁ、パックンは例として挙げただけですけどね。
以前も申し上げましたが、各メディアにも当然主張したいことはあるでしょうし、それを妨げることは表現の自由とやらに引っ掛かりますので、できません。ですが、それらは社説など「これは我が社の主張です」ってはっきりわかるところでやるべきです。通常の記事の中にそうしたことを盛り込んだり、起きていることあえて無視したりして読者や視聴者を誘導するのはプロパガンダと言われても仕方がないでしょ。
今、アメリカの大統領選については双方がこのスタンスですので、極論をすればバイアスのかかっていない情報なんかないんじゃないの?って思っています。もちろん程度の差はありますよ。バイデンさんの民主党側に立った報道って、さっきの大統領夫人の話みたいに嘘や、それ自体どうでもいい話んだけど、何となくトランプさんが負けたんじゃないのって思わせる内容ばっかりで、具体性に乏しいですよね。
あ~、今もまたNHKは大統領選で勝利したバイデン氏と言っていました。まぁ、そうなるかもしれませんが、まだ決まったわけではないでしょ。だから、今の段階では当選を確実にしたって言っておけばいいのに、何が何でもバイデンさんが勝ったんだ~!って言いたいみたいで、むしろ滑稽に見えちゃいます。
は~っ、やっぱりNHKもダメですか。本当にドキュメンタリーとスポーツしか視るものがなくなっちゃいますね。あ、ドキュメンタリーも怪しいのかな?
それにしても、どうしてこんなに主要メディアが足並みをそろえて反トランプキャンペーンをするのか本当によくわかりませんね。どうしてなんでしょう?
それに対する明確な答えを私はまだ目にしていません。
トランプさんを叩いた方が視聴率が上がるからっていう記事を見ましたが、今回の大統領選を見る限り説得力がありません。それとも反トランプの人達の視聴率で食べていこうという腹積もりなんでしょうか?それって、トランプさんの存在が不可欠になりますので矛盾しています。
では、感情的にトランプさんが嫌いだから?トランプさんはメディアに対してかなりひどいことを言いますからね。気持ちはわかります。でも、そんなことで社運をかけた報道をしますかね。偏った報道をしていることは絶対に自覚しているでしょうから(自覚できていないとしたら、かなり問題です)、当然そういう思想の報道機関と見なされるわけで、いくらトランプさん個人を攻撃していると言っても、実際民主党に肩入れしていますからね。そういうレッテルを自分たちも貼られてしまうことを覚悟の上で、トランプさんへの恨みを晴らすためにやっていると、…無理があります。
やはりここは素直に何者かの意向を受けて報道している、と考えたほうが自然でしょう。当然わからないように報酬を受け取るでしょうね。そしてそれは単にアメリカ国内だけの需要ではないように思います。なにせグローバル化の時代ですので、当然国の内外を問わず様々なところからの依頼を受けておいでのことと存じます。これは何もメディアだけではなくって、政治家や政党単位でも起きていることなのかもしれません。
う~ん、グローバルプロパガンダの時代ですね。
なかなか壮大な話になってきました。
一度味をしめたらなかなか抜けられないのか、それとも弱みでも握られているのか知りませんが、プロパガンダする方も、されて踊る方も全く進歩がないような気がします。
民主主義の旗振り役のアメリカでおきた大統領選のプロパガンダ。どんなによく考えたプログラムでも機械でもシステムでも、扱う人間が歪んでしまうと何にもならない、いやむしろより悪いほうに進んじゃう典型的な例ですね。
ちなみに、今回もしも不正が立証されてトランプさんが勝利した場合、つまりメディアの目論見が崩れてしまった場合、メディアは罰せられるんでしょうか?たぶん、それはないでしょうね。不正に関わった人たちは罰せられるとしても。
私がメディアに対して、身分不相応なくらいの批判をするのはそういう事もあります。
だってズルいんですもの。