さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

133 私の妄想(アメリカの大統領選13)

 みなさん、こんにちは。

 

 なんだか、トランプさんが勝っちゃいそうです。よしよし!

 でも、NHKカリフォルニア州でのバイデンさんの勝利により、バイデンさんの選挙人獲得人数が279人となったためバイデンさんが次期大統領に確定した、と報じました。あれ?バイデンさんは300人くらい獲得していたんじゃないんですか?確かそう言っていたでしょ。いつの間に未定になっていたんでしょうか?あ、CNNが慎重だったので、途中から歩調を合わせましたか?日本政府は先月の段階で祝意を贈りましたので、このような技(?)は使えないと思います。少しずつ誰が見てもわかる証拠とやらが出てきている状況で、政府やメディアのみなさんはどうされるおつもりなんでしょう?

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 前回、素朴な疑問を書きましたが、今回も素朴な疑問を書いてみます。でも、少し真面目に書きますね。

 今さらで申し訳ないんですが、どうして民主党側は不正をしなければならなかったのでしょうか?はい、これが一番の疑問です。この疑問に対して、自分なりの考え(妄想)を書いてみようと思います。本当、今さらですが…。

 民主党やメディアは4年前にトランプ政権が発足してからというもの、このトランプ大統領がいかに悪くて無能な人間かを、この政権がアメリカのみならず世界にとっていかに害であるかをじっくりとキャンペーンしてきましたよね。私も危うく乗せられちゃいそうでした。いやぁ、すり込みって恐ろしいですね。しかし、彼らのネガティブキャンペーンは実に巧妙で、トランプさんの言動や振る舞いにフィットした内容で印象を悪化させていきます。本当に巧みでした。でも、やり過ぎましたね。

 メディアで語られるアメリカのニュースはいつもトランプ政権への非難ですからね。そんな悪い政権なら、どうして全米で抗議運動が起きないの?って思っちゃったんですよね。で、調べてみると、別におかしなところはないじゃん!ってなったわけです。景気も上向き、戦争しないし、なにより公約に忠実です。メディアの方々はオバマさんの政策をことごとくひっくり返すのが気に入らないんだろうなぁ、と去年までの段階で思うようになっていました。そこへコロナとBLMです。

 私がどう思っていようが、メディアは相変わらず反トランプキャンペーン続行中でしたし、まるで世の中の人すべてが彼の政権を否定しているような雰囲気に思えました。

 もう民主党圧倒的有利ですよね!大統領選前の世論調査では10ポイント以上の差をつけてバイデンさんがリードしていました。アメリカではそれ以上にバイデン一色っぽくなっているような報道が繰り返されていて、「あ~、トランプさん無理かも~!」とやきもきしていました。

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 民主党が有利だと思うのは、単に反トランプキャンペーンのせいばかりではありません。オバマさんの8年間は好意的な印象(たぶんメディアが暗躍)を持たれていましたし、その後は当然クリントンさんが勝つと思われていた。ところがダークホース的なトランプさんがそれをかっさらっていっちゃったんですよね。それでも、それは新しいもの好きな有権者の気まぐれなだけで、この4年間でみんなそのことに気付いたはずだってメディアが言っていました。選挙前のあの雰囲気は逆にトランプさんのほうがインチキでもしない限り再選は無理だろうって思えるほどでした。

 だから、どうして優勢なはずのバイデン陣営が不正を働く準備をしていたのか、がわからなかったんです。

 でも、民主党をはじめ今回の企みに加担していた人々は知っていたんでしょうね。

 自分たちがトランプさんを圧倒できるほどの支持を得られていないことを。

 4年もの歳月をかけて行ってきたネガティブキャンペーンもいまいち効果がなく、ロシアゲートも不発に終わり、かえってオバマゲートなんて言う藪蛇な状況を招いてしまいました。オバマさんの8年間はオバマケアに代表される弱者救済のような政策がある一方で大企業のグローバル化は進み、中国の強大化を招き、アメリカの威信は大きく傷つきました。美しい言葉と裏腹に、強い指導力を発揮できない大統領の下でアメリカ人の誇りみたいなものが失われていったのではないでしょうか。

 アメリカという国は一度も戦争に負けていません。そして今では唯一の超大国であり覇権国家です。戦後の日本人からは想像もつかないくらいそれを自負する気持ちが強く、それこそが彼らの原動力になっているはずです。それなのに、格差は広がり、国は空洞化し、肥大化する中国の機嫌を伺うような状況は我慢できなかったと思います。

 このことを当の本人であるオバマさんやバイデンさんが一番よくわかっていたんじゃないでしょうか。

 コロナから一気に加速する対中強硬策で、中国共産党からの要求は強まっていたでしょうし、加えて急進左派まで取り込まざるを得なかったため、黒人差別問題に纏わる大規模な抗議運動に対して融和的な態度をとってしまいました。これらを必死にトランプさんに責任転嫁しようとしたもののうまくいかず、相変わらず頼りにならない人々との印象を特に地方では持たれたのかもしれません。

 これ以上トランプ政権がイケイケで続いてしまったら、自分たちの大切な友好団体である中国共産党がピンチになっちゃいます。そして、その矛先はいつ自分たちに向けられるかと思うと、気が気でなかったのではないでしょうか。

 だから、何としても、何をしてでも勝たなければならなかったのでしょう。

 邪な人々の考えでは、コロナとBLMなどで勝てるはずだったのでしょうが、逆にバイデンさんのご子息のスキャンダルまで飛び出して、戦略的な不正(?)を構築できなかったんじゃないでしょうか。いやぁ、本当にわからないものです。

 今回の件で勉強になったのは、今の世の中与えられる情報だけで判断するのはとても危険だということ。そして、情報は自分のほうから掴んでいくものだということですね。

 余談ですが、安倍さんが辞めちゃったのって、何か他にも理由があったんじゃないでしょうか?いやいや、もちろん病気のことを疑っているわけではありませんが、どうもそれだけではないような気がします。

 だって9月ですよ。大統領選も大詰めに差しかかったところで、強力な盟友を簡単に辞めさせるでしょうか?ちょっと考えにくいんですよね。

 現在の状況から妄想すると、アメリカでの反政府勢力の掃討が終わった後で、日本や韓国などの親中勢力の掃討があるんじゃないかと思っています。その時に安倍さんが首相でいると、巻き添えを食いますからね。要するに安倍さんには今後起こるであろう親中派議員の掃討の間、その身を躱しておくようにさせたのではないかと思うんです。

 田中角栄さんのことでもわかるように、アメリカは日本が無断で中国に接近することを良しとしません。あくまで、アメリカの示す方針の中での関係構築でないといけないはずです。これが良いか悪いかの話ではなく、同盟関係や軍事力を考えれば当然そうなります。

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 トランプ政権は、事態が終息したときに安倍さんが強い影響力を持っていてほしいと考えているのではないか、というのが私の妄想です。その時お隣韓国の政権はなくなっているような気がしますが、他国のことなのでどうでもいいです。

 アメリカの大統領選挙が混迷の度合いを強める中で、ゴソゴソ動き出した日本の政治家の先生や官僚のみなさんは、アメリカの各州の知事たち同様に泳がされているかもしれないですね。ネットでは戒厳令やらNATOが動くやら物騒な話が出ていますが、どうなんでしょうね。それよりも、バイデンさんの勝利を口にしている日本の政府やメディアがトランプ再選の場合どうなっちゃうのか、実に興味があり、心配でもあります。