みなさん、こんにちは。
昨日書きましたアメリカの大統領選についての私の妄想ですが、書き足りないことがちょっとありましたので、追加で書かせてください。
しつこいようですが、一応申し上げておきます。私はトランプさんを特別に支持しているわけではありません。しかし、メディアには強い不信感を持っています。そして彼らがトランプさんの政策よりも、もっぱら彼の言動や振る舞いに対して攻撃しているように思っています。そして、コロナ対策や黒人差別問題をトランプさんの失策としていますが、本当にそうなの？ってやっぱり疑問を感じています。もちろん大統領には責任があります。しかし、少し想像力を働かせればわかると思いますが、民主党の大統領が中国由来のウィルスを積極果敢に防ぐことができたとは思えません。さらに黒人差別について、首をおさえられて殺された方がいたのは事実ですし、犯人の警官は処罰されなければなりません。でも、それってトランプさんが指示したの？あるいはその警官を擁護していたんですか？どこかの国のように平和的なデモを抑え込みましたか？
こうしたことは、よくみていれば、私のような一般人でもわかりますが、メディアの印象操作によってつくられたものでしょ。だって、これを調べたユーチューバーによれば、黒人だけが銃で撃たれているわけでもなく、白人であろうが、ヒスパニックであろうが、犯罪者と見なされた人は撃たれているそうですよ。そして忘れてはいけないのは、民主党の首長のいる州や市のほうがより多く暴動が発生しています。これは印象ではなく、数字でわかるようです。そしてその暴動はアンティファなどの急進左派と言われる組織が絡んでいるようです。積極的な支持をしていなくても、民主党は彼らに宥和的ですよ。おまけに民主党の州政府などは警察の予算を削減するなっていう的外れな政策を進めています。警察は改革改善するべきで、減らしちゃいけませんよ。警察予算の削減は急進左派の主張していたことです。さらにバイデンさんの政権が誕生したら、少なからずこの急進左派もその政権内に入り込みます。アメリカの方々の選択がそうしたこともきちんと考えた結果と思えないところに私は引っ掛かっているんです。
さらに、バイデンさんのご子息がらみのスキャンダルもあえて見て見ぬふりをしているようにも思えますし、メディアが言うように、そんなにトランプさんがダメダメちゃんな大統領なら、こんなに接戦にならないでしょう。これ、誰かが言っていましたが、暴動が起きた地域はいずれもトランプさんの得票が多かったそうです。だから、開票が進むにつれて劣勢になり焦ったバイデンさんの陣営が禁断の方法を…、なんて考えちゃうんですよね～。おそらく、フロリダやテキサスを取られた時点でGOサインを…、みたいな感じで。
ただ、暴動を容認し自身はスキャンダルにまみれ、さらには選挙で不正をした疑惑まである人にアメリカの方々はそうまでして大統領になってほしいのでしょうか？
そこがどうしても理解できません。
私なら嫌ですよ。暴動を取り締まらず、取り締まる側を監督しようともせず、取り締まり自体にブレーキをかけるような政党は。
これもしつこいようですが、黒人だけでなく、人種差別は絶対ダメです。歴史的に考えれば、黒人が白人警官に殺されたりひどい目にあわされたら、過剰に反応するのはわかります。だから、デモは彼らの権利として認められなければなりませんし、それを受けて警察側が改善を行う必要があります。でも、暴動をうけて警察が改善を行うことはなかなかできません。それをすれば暴動を権利要求の正当な手段と認めることになりますからね。だから、まず暴動は鎮圧する、その後警察の改善という順番になるのは当たり前です。
私が日本人で客観的な、というより傍観者だからこんな風に考えるのかもしれません。私が肌の色を理由に迫害を受けていないから、あるいは怒った人々に自分の店をメチャクチャにされていないから、要するに当事者でないから、こんな緩いことを考えるのかもしれません。それは否定しません。
それでも、やっぱり暴力やスキャンダルや不正はダメですよ。
そう思っているもんですから、メディアがこぞって先日のバイデンさんの勝利宣言などをもてはやしているのが白々しく思えてなりません。まぁ、私は天邪鬼ですから。彼らの言葉がコロナ禍、黒人差別問題、スキャンダル、不正選挙（これははっきりしませんが）なとの実情とあまりにも乖離しているようで、胡散臭いと思っているんです。
今のアメリカってメディアを中心に自分たちのことを、尊大な王を追放して共和制を開始したローマのように思っているのかもしれませんが、私にはカエサルを暗殺した直後の元老院のように思えてなりません。あ、私、塩野七生さんの「ローマ人の物語」の読者です。
トランプさんの奇行（？）ばかりとりあげて、その政権によって何が回復されたのか、そしてそれ以前の政権の何が問題だったのかをよく見ておかないと、アメリカにとってこの4年間は何の意味も持たなくなっちゃいます。アメリカっていう国は好きですので、何とかうまくいってほしいと思っています。
それにしても、今回の件で民主主義の弱点が浮き彫りになったような気がします。もともと人望というか人気のある人を神輿に据えて、その人は表向きニコニコしながら、みんなの意見を聞きますよ～って感じでいるんだけど、裏で何をやっているのかわからないようなところがありました。私はそういうものだろうと思っていましたが、トランプさんみたいに結構好き勝手にやっている印象を持たれると、何よりもその印象が重視され、というより反体勢力に煽られて排除される。そのためなら、選挙にすら何らかのからくりを仕込むし、それは容認される。
う～ん、要するにこの点は昔から何も変わっていないということでしょうか。
何となく、メディアが一糸乱れず一方の政権の後押しをしている様子って第二次世界大戦の頃の世界みたいですね。
あ、もちろん私はまだ生まれていなかったんですけどね。
