さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

富士山が大変なことになってますね。

 みなさん、こんにちは。

 

 インバウンドが復活し、富士山の登山客もすごい数に上ってるようですね。

 富士山といえば以前はゴミ問題が1番大きな問題だったお思いますが、今では弾丸登山といって山小屋で休憩せず夜中に一気に頂上まで上ってご来光を眺めるのが流行ってるそうです。

 うちの近所にある400mくらいの山ならあるいは可能かもしれませんが、富士山は3700m以上あって麓と頂上付近の気温の差はすごく大きいので、低体温症になって動けなくなると命を落とすことにもつながったりします。

 しかも、何を誤解してるのか知りませんが、すごい軽装でやって来る登山客もいるそうで、事故がないのが不思議なくらいですよ。

 まぁ、地元のパトロールの人たちがそういう事態にならないよう頑張ってるからなんでしょうけどね。

 で、ある記事でこのパトロールしてる人と登山客の言い合いが出てました。

 パトロールの人「夜間の富士登山は危険なのでやめてください」

 登山客「それ法律ある?」

 ・・・・・・・・・、ま、まぁ、この後もパトロールの人は「法律のあるないが問題なのではなく、命の方が大切だから危険なことをしてる人には注意するんです」みたいなことを真面目に答えていましたけど、こういう人たちにどれだけ伝わったのか甚だ疑問なんですよ。

 コメントには「無駄に学校の校則が増える理由が、このやり取りに詰まってる気がする」とか「それを言う人に限って普段は法律破ってたりね」とかいう鋭い意見もあって、感心しました。ハイ!

 まぁ、ほとんどのコメントは勝手に死ねばいいとか、こういう輩には手荒なことをしてもいい法律を作るべきだとか、先に迷惑料を納めてから好きにしろ!とかいう意見でしたけどね。

 実際問題、死人が出ないと事は大きく動かないんだろうなぁと私も思ってます。

 ですから、そうはさせまいとするパトロールの人たちのお仕事ってホントに大変ですよね。

 こういう悲惨な事故が起きないようにする仕事っていうのは、事故が起きてから対応する仕事よりもはるかにレベルが高いと思ってますが、間違いなく登山客はわかっていないみたいです。

 で、先ほどのコメントなんですが、無駄に校則(法律)が増えるっていうのはホントにその通りで、こういう輩がいるせいでどんどん法の網に縛られてしまうんですが、見方を変えると法律しか人を拘束できないっていう考えが根底にあるわけで、やっぱり習慣や倫理はもう存在していないのかも!?って改めて実感したんですよ。

 だからあいさつしなくてもいいんじゃね?とかいう話も出てくるわけだし、何かあれば権利だ自由だとギャーギャー騒ぐでしょ。

 で、それならと法律をバンバン作ればいいのかといえば、そんなもん守るつもりなんかありませんからね!こういう人たちは。

 彼らが法律は?って聞くのはそういうのがないのを知ってるからで、もし法律があったとしたら、今度は知らなかったって言いますよ。

 外国人なら「知らない、そういう習慣はない、言葉がわからない」の対検察用3点セットを使うと思いますよ。

 富士山で起きてる問題は今の日本の状態をよく現してますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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