みなさん、こんにちは。
大阪府が高校の授業料を所得制限の撤廃を伴う完全無償化をするって言ってますね。
・・・、私、なんか微妙な気分なんですよねぇ。
あ、いや、教育に税金を使うのはいいと思うんですよ。
コメントの中には他人の子に税金使うのかよ!っていう意見もあるようですが、税金ってそういうものでしょ。
ですからそれはいいんですよ。
また、授業料の負担がなくなるだけで、特に私立の学校の場合だと他にもいっぱいお金がいるっていう話もありますが、それこそ全部を公金で賄うなんて無理な話ですから、それもいいんですよ。
ただ、どうして所得制限を外す必要があるのかよくわからないんですよ。
もし、今の所得制限が適当でないのならそれを見直せばいい話で、いきなり全員無償化しま~す!ってやっちゃえばその恩恵は広く薄くなりますよね。
平等といえば平等なんでしょうけど、なんか本当に手厚く支援すべきところが手薄になっちゃいそうな気がするんですよ。
また、生まれた家によってチャンスが~!っていう話もありますね。
でも、そういうものでしょ。
ですから、どうしても経済的に行きたい学校を諦めなければならない子もいますよね。
そういう子に、無条件でハイどうぞ!ってそういう機会を与えることが良い事なのかよくわからないんですよ。
奨学金とかって、一応学業が~!とか生活態度とかいう評価がその条件になってますよね。
なんでもいいんです。
皆勤賞でも家の手伝いをしてるとかでもなんでもいいんです。
とにかくプラス評価ができる子に返済の必要のない奨学金を与えた方が良いと思うんですけどね。
経済的な壁を乗り越えようと努力してる子にこそ手厚く援助してほしいって思うんですが、違いますかね?
それにこの授業料の無償化って、行政が学校に支払うんでしょ。
そうなったら学校の経営者は支払ってくれる方に目を向けないわけにはいかなくなりますよね。
特に授業料以外それほど費用の掛からない学校(高価な制服や寄付金、留学や旅行などがない)はお金をくれる行政の意向を気にしないわけにはいかなくなりますね。
私立の学校の独自性って・・・?
さらに大阪府は効率の学校を減らしてるって話も聞いてます。
そうなってくると、この話って別の目的がチラチラしてくるんですよ。
まぁ、少しでも子供の望みをかなえてやりたいって思ってる親御さんにとってはとってもありがたい制度なんでしょうけど、学校教育を取り巻く構造を変えてしまうかもしれませんね。
私は平等よりも公平の方が良いと思ってます。
ですから、なんかモヤモヤしちゃうんですよね。
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