みなさん、こんにちは。
春分の日。
少し肌寒いものの、うららかな陽気が春のおとずれを優しく告げてくれてるようです。
で、私は今日も仕事・・・。
国民の祝日をなんだと思ってるんでしょうね!
まぁ、いいんですけどね。
その分、水木の定休日には、ほれ!みんな働け~!って思うことにします。
ひねくれ者の戯言ですね。
さて、鳥越俊太郎さんとか杉村太蔵さんが、ロシアのウクライナ侵攻における日本政府のウクライナ支持について、どちらも戦争当事国なので一方に加担するのは良くないようなことをおっしゃってますね。
う~ん、私は違うと思うんですよね。
確かに耳障りの良いご意見なんですが、これが言えるのは、いろいろな条件が整っていないとダメだと思うんですよ。
例えば日本はどこの国とも同盟など組んでいないとか、永世中立国を標榜してるとか(あ、スイスはウクライナを支援してますね…)、その戦争による影響をほとんど受けない場合とか、その当事国同士がどっちも戦う気満々で第三者の仲裁を受け入れないとか、他にもいろいろあると思うんですね。
で、今回のロシアのウクライナ侵攻はその条件に適っていないと思うんですよ。
そして、そもそも、これ戦争なの?っていう問題もあると思うんですね。
いや、だって、ウクライナの方は戦争をする気なんてなかったでしょ。
少し前にあった第2次ナゴルノ・カラバフ戦争(紛争)なんかはどちらも相手の話になんか耳を傾けず、こうなったらやってやるぜ!ってなもんでやっちゃった戦争(規模が小さいせいか紛争って言われちゃってますね)です。
これなんかは、日本は中立の立場でいくよ~!っていうのもわかります。
どちらにも、もうやめなよ~!って言ってる分には問題ありませんからね。
でも、今回はちょっと違うでしょ。
日本はアメリカと同盟を組んでる手前、足並みをそろえる必要はあるんでしょうし、万が一ロシアの侵攻があっさり成功しちゃうと、今後ロシアを止める手がなくなりますね。さらにそれを注意深くみてる例の紅い国が動き出さないとも限りませんよね。
両国とも日本の隣国であり、影響がないなんてありえません。
そして何より今回のロシアの侵攻って一方的なものですよね。
そりゃ、ウクライナがNATOに入っちゃうと安全保障上都合が悪いんでしょうけど、だからといって攻め込んじゃうのは乱暴極まりないですからね。
で、この乱暴な振る舞いに対して国際社会はNOを突きつけてるわけでしょ。
私は今回の動きって、ウクライナに味方するっていうよりもロシアにダメダメって言ってるように思うんですよ。
そしてそれは一応傍若無人な乱暴者を許さないっていう意味では筋が通ってると思いますし、昨日も書いたようにロシアを叩いておくのは日本の安全保障上メリットがありますからね。
ウクライナは・・・、まぁ、この際・・・、う~ん、どうなんでしょう?
一般のウクライナ人の皆さんは救われるべきですし、気の毒だと思うんですが、私としてはウクライナ政府に疑念がありますからね。
それに、こうした問題を自分の国を抜きにして考えれば、中立だとかいろいろ言えるんでしょうけど、何となくそういうのって現実逃避してるような気がするんですね。
さらに、加担するって言っても、イケイケで軍事力を行使するわけじゃありませんからね。
二度の世界大戦を経た後でも、いまだに世界は戦争による解決(今回のはちょっとおかしいんですが)を捨て去ることができない以上、長いものに巻かれてではあっても自国に安全を第一に考えるのは正しいと思ってるんですよ。
耳障りの良い理想論は、時に多くの命を奪いうことがありますからね。
・・・なんか、今日はうまくまとまりませんが(通常運転かも…)、異論に対して目くじらを立てないよう気を付けるだけで今は精一杯なのかもしれません。
情けないことですが・・・。
さて情けなくなったところで、お仕事に行ってきますね。