みなさん、こんにちは。
武蔵野市の市長さんが住民投票条例案否決後の記者会見で「ヘイトスピーチが~!」とか「ヘイトスピーチ解消法で~!」とか言ってましたね。
このヘイトスピーチってよく聞く言葉なんですが、wiki選手によると「人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、障害など自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱し、もしくは他人をそのように扇動する言論等を指す」そうです。・・・、な、長いですねぇ。
まぁ、この事は何となくわかっていましたよ。
本人はどうすることもできないことを論って、汚い言葉で攻撃すること。差別ですからね。ダメですね、こんなことしちゃ。
で、ヘイトスピーチ解消法ってなぁに?と思い、再びwiki選手によると「本邦外出身者(外国人)に対する不当な差別的言動(ヘイトスピーチ)の解消に向けた取組を推進するため、基本理念および国と地方公共団体の責務を定めるとともに、国や地方公共団体が相談体制の整備・教育の充実・啓発活動などを実施することについて規定する日本の法律」なんだそうです。さらに長かった・・・。
うん?でも、なんかおかしくないですか?
これって、日本国内で、外国人にヘイトスピーチをするのはだめ!ってことですよね。
じゃあ、日本国内で外国人が日本人にヘイトスピーチしちゃうのはOKってこと?
まぁ、常識的に考えて、そんなことがOKなはずはありません。
元々は在日韓国・朝鮮人の人たちに向けたヘイトスピーチを念頭に作られた法律なんだそうです。
まぁ、わからないでもありませんが、元々ヘイトスピーチ自体ダメなんだから、その対象を決めずに、誰に対してもヘイトスピーチは認めないよ~!ってしたほうがいいと思うんですけどね。
何となく、あちらの国の法律に対する考え方(情緒法みたいな)の臭いがしますね。
だって、ほら、被害者は何をしてもいいけど、加害者はダメよ~!っていうのが透けて見えるじゃないですか。
さらに、地方自治体が定めたヘイトスピーチ条例では罰則が規定されたりしてますね。
大阪市や香川県観音寺市にもありますが、川崎市の川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例はかなり徹底していて、刑事罰規定では50万円以下の罰金なんですって。
そして、お約束のように日本人に対する差別的発言や攻撃は犯罪としない(対象としない?)ようです。
こういう偏った法律を作ってる人って、どういう感覚なんでしょうね。
政治っていうのは、利害の調整って役割がありますからね。こんな雑なことをしてる人達は政治家には向いてないんじゃないの?って思っちゃいますよ。
そして、案の定、あちら側の人たちは、自分達の主張が批判にさらされるととっておきの技を繰り出すようにヘイトだ~!って騒ぎますよね。
何とかの一つ覚えみたいに。
でも、そもそもヘイトスピーチっていうのは差別的発言なわけですから、ちょっと違うはずなんですよ。誹謗中傷や罵詈雑言、脅迫まがいのことがあったのなら、そのように取り上げて処理するべきだと思うんです。もちろん、反対だからって何を言ってもいいわけではありませんからね。
ですから、私は「ヘイトだ~!」って言えば相手は黙るだろうという頭の悪そうなことを考えてる人の話には耳を傾ける価値はないし、その方と話なんかしない方が良いと思うんですよ。
これも「ヘイトだ~!」って言うんなら、そもそも「ヘイトだ~!」なんて言わなきゃいいんですよ。
だって、使い方間違ってるんだから・・・。