みなさん、こんにちは。
韓国の「言論統制」法案の採決が延期されたようです。
これは「故意や重大な過失による虚偽・捏造(ねつぞう)報道に対し、損害額の最大5倍の賠償を報道機関に命じるなどと規定」(産経新聞記事より抜粋)されたもので、同国与党が成立を目指しているようですね。
これって、政権側に不都合な報道をさせないためのものだっていうのは、すぐにわかりますよね。そして、どの国の政権にとっても、本音で言えば喉から手が出るくらい欲しい法律です。でも、これやっちゃうと、一応ある条件の上では民主主義が機能しなくなると思われます。ある条件っていうのは、メディアが健全で、中立性の高い報道をしてるってことなんですけどね。
ですから、民主主義を採っている国では基本的にこんな法律は作りません。
大抵の場合、憲法などにある表現の自由やら言論の自由に引っ掛かりますからね。
で、それを通したい韓国の現政権って、いったい何を考えてるんでしょうか?
そんなことをしなきゃならないくらい、政権維持が難しいんでしょうか?
それとも、中国や北朝鮮の側へ行きたいんでしょうか?
まぁ、お好きにどうぞ!って感じです。
言うまでもなく、この2国は言論統制バリバリの国ですからね。政権にとって都合の悪い報道なんか許さないぞ~!って国です。まぁ、この2国だけでなく、世界にはこういう国って結構ありますからね。
そうでもしないとそれぞれ政権維持が難しいんでしょう。
ですから、世界で起きていることを民主主義の視点だけでみてると、さっぱりわからなくなっちゃいますし、変に腹立たしくもなりますね。自分の国の首相をガースーと呼んだり、与党幹事長を2F君なんて書いても、一切お咎めなしだなんて、言論統制下にある国の人から見たらさぞかし羨ましいことなのかもしれません。
しかし、だからと言って日本や欧米の状態がいいとはとても言えませんよね。
冒頭、ある条件として、メディアが健全で、中立性の高い報道をしているのならと書きました。それなら言うことはありませんが、はっきり言って、言論の自由を盾に好き放題やってるって感じですからね。
沖縄のサンゴに誰かがイニシャルのような傷をつけたとして、日本人も落ちたものだと報じていながら、実はその新聞社の人間がやってたなんて事例をみるだけでも、その狂いっぷりがわかるってものです。
アメリカではほとんどの既存大手メディアが、大統領選挙での不正を暴くのではなく、むしろ加担してましたね。
メディアが何らかの意図をもって歪んだ報道をし始めると、これもまた民主主義を揺るがしてしまいます。だって、時にウソの情報で国民を躍らせちゃうわけですからね。
なんか、どうもバランスが悪いんですよね~!
メディアが公平公正を口にしながら、どう見ても偏向・虚偽・捏造報道をしているのを見てると、韓国は嫌いですが、日本でもその法律を別の目的で使っちゃったほうがいいんじゃないの?って思っちゃいます。
まぁ、ダメですけどね。
そこで、日本では現在、TVや新聞に対する不信感からか、視ない、買わない、読まない、っていう傾向が強くなってきてるようですね。ネットなどから多角的に情報を得るようになっているのも一因にあるようです。
さすが日本人!実に穏健で的確な対応です!
要するに、TVや新聞の存在が問題なのではなく、その信頼性が揺らぐような姿勢が問題なわけですから、それに対してドまっすぐな対応と言えますよね。
まぁ、言い換えれば、ウソばっかりつくから嫌い!っていう感じでしょうか。
即効性はないんですが、調子に乗ってるメディアに対して、こういう姿勢で臨むことができること自体、とても良いことだと思っています。
そういうわけで、私もTVの言うことを鵜呑みにしないで、ネットやSNSからもせっせと情報を掴もうと励んでおります。
あ、そう言えば、日本では言論の自由どうのこうのと騒ぐ連中って、韓国の「言論統制」法案についてどう思ってるんでしょうか?
都合が悪くなると、他国のことですから…。ってなっちゃうんでしょうか?
全く、困った人たちです。