さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

420 総裁選で盛り上がってる場合じゃないでしょ!②

 みなさん、こんにちは。

 

 昨日は中途半端なところで終わってしまいすみませんでした。

 まぁ、今まで何度も書いてきたことなんで、今さらって感じでしたが、毎回、この総裁選っていうのがある度に思うんですよね。

 なんかズルいだろ!って。

 選挙の時にまさかこの人が総理大臣になるなって思ってもいなかったような人が、自民党の中で行われた選挙で総理大臣になっちゃいますからね。

 それで前回のブログでは首相が辞任する場合は3~6か月以内に解散、その間に各党は代表を決めて総選挙をしたほうがいいんじゃないの?って書いちゃいました。

 で、今回は続きですが、表題にもありますし、昨日も触れましたが、総理大臣が変わったからと言って、何かが良い方向に変わるとは思えないんですよね。

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 特にコロナ対策について、誰か有効な政策を実行できる人っていましたっけ?

 日本の総理大臣、あ、政治家もみんなそうですが、とりわけ政権与党の議員には様々な人、団体、国などから要請やらなんやら来るんでしょうね。結局それに対してどこまで信念を貫けるのかが評価の分かれ目というか、成果の分かれ目だと思っています。

 官僚(特に財務省あたり)は増税増税と言ってきますし、言うことをなかなか聞きませんよね。財界はコロナの抑え込みよりも経済の再生(儲け)を要請してきますもんね。

 海外の勢力も忘れてはいけません。

 これも何度も書いてますので、またかよ~!っていう声が聞こえてきそうですが、比較的中韓に厳しい姿勢で臨んでいた安倍政権はコロナ対策として入国者数を制限してましたよね。元々、メディアから激しいバッシングを受けていた安倍総理でしたが、今思えば、方々からの入国制限緩和の要請を拒んできたことで、欧米とは比べものにならないほど感染者数は低く抑えられてきたでしょ。

 それが菅政権になると、わずか1~2か月でそれを緩和し、年末年始の感染の増大をもたらしました。昨年初めからのグラフを見ればこれは明らかです。そして、安倍総理の頃は幹事長にして貰ってたけど、それほど好き勝手に出来なかった2Fさんが、菅政権発足後は、その功績からか、いろんな意味で存在感を増してますよね。そして入国制限の緩和については、諸外国(特に中韓越かな)や財界など様々な方面からの要請にこたえたものなんでしょうが、これって多くの有権者が望んでいたんでしょうか?

 もっとも、安倍政権も財務省に屈して消費増税をよりによってコロナ騒ぎが起きる数か月前にやっちゃいましたからね。この点について私はダメダメだったと思っています。

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 このように、政治家、特に大臣になってくると、様々な方向から要請っていうより圧力ですね、これがかかってきます。これをどのように捌けるのかっていうのが昨今の政治家の力量をはかる目安になると思っていますが、安倍政権でもなかなかできなかったようなことを、誰ができると言うんです?

 メディアの影響からか知りませんが、やけにアンチ安倍のコメントが目立ちますが、それでも実際にはそれに代わる人なんていないような気がするんですよ。

 別に安倍ちゃん大好き!で言ってるのではなくって、メディアの行う多様なバッシングは、要するに様々な方面からの要請を取捨選択してきたからだと思っています。言ってみれば、こちらの要請を聞かない安倍ちゃんを叩いてよ~!って言う飼い主に、メディアも必死に答えてきたんだと思うんですよ。

 それに対して菅さんはそこそこ話の分かるヤツですからねぇ。息子のスキャンダルもアリバイ作り程度に騒いでみせて、その後はスルー。だって、飼い主は菅・2F体制を望んでるかもしれませんからね。

 で、またまた話を戻しますが、コロナ対策なんて言うのはそもそもメディアの飼い主たちは望んでいないんだと思うんですよ。それより彼らが望んでいるのは、コロナをも利用しての経済活動ですよ!

 なので、そうした要請をある程度却下して、メディア等多方面の勢力を敵に回してでも独自の政策を断行できるような人が今の総裁選の候補者の中にいますかねぇ。

 だから思うんです。

 今は総裁選に血道をあげてる場合じゃなくって、党内をまとめなきゃいけないでしょって。足の引っ張り合いをしてたら、それこそ多方面からの圧力に抗しきれなくなっちゃうんですから。

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 それができないのなら、国民から圧倒的な支持を受けているような人の出現を待つしかないですねぇ。

 まぁ、将来どうなるのかわかりませんが、今のところあまりいないような気がします。

 でも、現職の総理が辞任した場合、必ず選挙があるとなれば、嫌でもそれを意識しますからね。今のように党内力学で総裁になれるものではなくなります。

 そうすることで、政治家自身がより洗練されなければ、いつまでたっても「総選挙さえ乗り切れば、後は我々の好きなように」っていう風潮はなくなりませんし、国民の支持など関係ない人物が総理大臣になっちゃいます。で、そうなれば、何をやっても冷ややかな目で見られちゃいますからね。うまくいくハズがありませんよ。

 今は、菅さんなら菅さんを、他の人ならそれはそれで、2Fさんのようなのを排除して、党内をまとめ、強力な政策を進めなければならないと思うんですよ。

 にもかかわらず、~派がどうしたこうしたと、チープなお家騒動みたいなものを見せてる場合じゃないでしょうに。

 困ったものです。

 ちなみに野党は無視です!

 選挙に勝ちたいばかりに、党是を放り捨てて野合するような者達に、まともな政治ができるわけがありませんからね。

 ・・・、誰か、良い人いませんかねぇ?