みなさん、こんにちは。
近頃物騒な事件が多いですね。
これって実は日本では頻繁に起きていたことを報道するようになったからなのかはわかりませんが、こうしたニュースに触れる度に怖さと怒りとどうしてそんなことをしたんだろう?っていう感情で頭の中がごちゃごちゃになっちゃいます。
なんでもかんでもコロナのせいにするのはよくありませんが、人々の生活スタイルが大きく変わったことで、抑えていたものが抑えきれなくなってきたんだとしたら、問題ですね。模倣犯ではありませんが、こうした報道がただ単に人々の好奇心を刺激するだけのものに終わっちゃうと、今後も減ることはなさそうな気がします。
まぁ、容疑者が逮捕されたとしても、あくまで容疑者でしかないわけですので、あまり激しくののしることはできないんでしょうけど、淡々と伝えるだけでは、受け取る側のなかには、何も感じることなく、ただフ~ンって聞き流しちゃうような人もいるのかもしれません。
良くも悪くも多様性を重視する社会のようですから…。
そんな中、3歳の子(実の子ではない)に熱湯をかけ続けて死亡させた男を、検察は殺人罪で起訴しました。
本当によくやってくれました。
通常、しつけの一環とか言う話が出てくると、殺意の有無についてはなかなか踏み込めないので、保護責任者がどうのこうのっていう話になりがちです。
まぁ、今回の事件は極めて悪質かつ、およそしつけとは言えないものだったっていうのもあったんでしょう。子共がケガをしたり死亡してしまうような行為はしつけとは言いませんからね。
私は性悪説をとりますので、基本的に人間には他者を傷つけたい衝動みたいなものがあると思っています。無論、そんなこと思いもしないっていう人もいると思いますが、溢れそうになる衝動をかろうじて理性で抑え込んでるような人もいると思っています。
要は程度の問題かと。
で、世の中の多くの人は、それは悪いことだからとか、相手の痛みを想像するとそんなことできないからとか、警察につかまって人生がメチャクチャになっちゃうからとか、自分だけでなく家族までつらい目に遭いそうだからとか、いろいろなことを考えながら理性を働かせているんでしょう。
逆に嫌な目に遭ってる人も、同様に理由で反撃を思いとどまったりしますよね。
まぁ、悪党どもはそれを見込んで、セクハラやらパワハラやらに精を出すんでしょうが・・・。
あ、話を戻します。
この子供を虐待する人間の性質はいじめをしてる者の性質に似てると以前書いたような気がしますが、今回の犯人のわかりやすい行動でそれを確信したんですね。
3歳の子が熱闘を浴びせられて苦しんでるのを見るのが「遊び」だと言ってたでしょ。
世に起きているしつけと称する子供への虐待は、その多くに加害者の快楽的要素があると思うんですね。このような者達に理を説いたところで理解すると思いますか?
Yahooニュース(まだみてる)コメ蘭にもありましたが、判例を無視して極刑を!という声もわかるような気がします。
まぁ、それが難しくても、一生塀の中に押し込んでおいてほしいものです。
今回の検察(あ、警察も殺人容疑で逮捕してくれてましたね)の殺人罪での起訴っていう踏み込みが、少しでも虐待の抑止につながれば、と思っています。
・・・、少しですけどね。