みなさん、こんにちは。
脱原発、労働力確保のための移民受け入れ拡大、中韓（とりわけ中国）関係の改善、靖国参拝に否定的、選択的夫婦別姓制度に賛成、女系・女性天皇の議論促進、これ、総裁選に出馬する河野さんのお考えです。
他にもあるんでしょうけど、wiki選手の記事をざっと読んで書き出しました。
まぁ、このお考えの中には、私は賛成できないことが（いっぱい）ありますが、政治家の政治信念みたいなものなので、貶したりするつもりはありません。
ただ、自民党の総裁っていうか総理大臣になりたいからって、これを引っ込めたり、変節したとも思われるようなことを言うのは、ちょっとおかしいですよね。
だって、政治家（政治屋ではない）が権力を得たいと思うのは、自分の政治信念というか、こういう社会、こういう国を作りたいって思うからでしょ。そのために、一議員ではなく、総理大臣になりたいんじゃないんでしょうか？
それが権力を得るためにその政治信念を引っ込めちゃうっていうんじゃあ、本末転倒もいいところです。
なんか、立憲民主党の小沢一郎さんが「権力欲のために信念を曲げるなら、もはや政治家とは言えない」って言ったそうですが、あんたが言うな！って言いたいけど、言ってることはそのとおりです。
今、総裁選に出た人たちって、メディアと自民党員・党友・自民党国会議員にしか目が行ってないのかもしれませんが、そもそもこの人を国会議員にするために一票入れてくれた有権者をなんだと思ってるんでしょうね。
さらに、メディア（今回は産経新聞だったと思います）も、現実路線に軌道修正みたいなことを書いてますね。・・・、おバカ？
その場の都合で過去に示してきた持論をコロコロ変えるのが現実的って言うんなら、ウソつきもある意味、現実的な対応をする人になっちゃいますよ。
何を言ってるんでしょうねぇ。
さすがにyahooニュースのコメ蘭はその点をしっかりついてるみたいで、ひと安心なんですが、いくら中共のお気に入りだからって言っても、メディアがこれを現実的っていうことでごまかして、相変わらず国民の支持が最も高い政治家って言い続けるのは無理がありますよ。
別に河野さんを支持している人に文句があるわけじゃないんですけど、こういうことをいつまで容認し続けるんでしょうか？
政治家なんていうのは、ひどく窮屈で不自由な生き方だと思います。昔言ってたことにいつまでも足を引っ張られたりしますからね。だから、もしも考えが変わったのなら、ごまかしたりせずに、きちんと説明して訂正していく丁寧さが必要なんだと思っています。
それを、何となくなし崩し的に、まぁ現実はそんなに甘いものじゃないんだから、仕方がないんじゃないのってことにしちゃうから、今のようなグダグダな状態が続くんだと思うんですよ。
幸い、今回の総裁選の直後に総選挙がありますので、誰が総理総裁になったとしても、選挙結果に対して誠実な態度をお取りになるよう願っています。
それにしても、やっぱりこれって、おかしいと思うんですけどね・・・。
