みなさん、こんにちは。
いい天気ですね~♪
こういうポカポカした陽気は、知らず知らず眠りに誘われちゃいますね。
ですから、運転するときは要注意なのです。眠ってしまわないように、今日も歌を歌いながら運転しました。ウムウム、これも気持ちいい!こんな気分になれるのは、冬の寒さのおかげかな?と思わないでもないですが、果たしてどっちがいいんでしょうね?春夏秋冬がある一年と、一年中今日のような気持のいい陽気なのと、です。…私はやっぱり春夏秋冬があるほうがいいですね。だって、一年中今日みたいだったら、たぶんありがたみや気持ちよさを感じないと思うんですよね。
人間贅沢なものです。
さて、こういうほんわかしたお話の方がこのブログには合いますが、最近私も怒ってますので、そうもいきません。(別にそんなに怒ることではないのかもしれませんが)
ですから、今日も五輪組織委員会のゴタゴタ…というよりも、その問題になった女性差別について、よくわからないので、それを書いてみようと思います。
五輪組織委員会の森会長がご自身の発言の責任を取るため辞任されることになりました。辞任について特に申し上げることはありませんが、それまでの間、メディアを中心に国会議員、芸能人、アスリート、企業経営者などの著名人がその発言を非難していましたね。
森さんの当時話した内容を読んでみましたが、そんなに悪質なものとは思えませんでしたし、五輪開催の直前でこんなことやってる場合じゃないでしょうとも思いましたが、非難は一向に収まらず、続投から辞任へと事態が動きました。その後は川渕さんが後任をやるのかと思ったら辞退しちゃうし、もうシッチャカメッチャカな有様です。
まぁ、別にいいんですけど。
今でも、森さんが辞めなきゃならないほどの問題ではなかったと思っていますし、もし辞めさせたかったんなら、後任もきちんと段取りしておけばいいのにって思います。
まぁ、今回森さんに向けられた非難は常軌を逸したものだったと思っています。はっきり言って狂ってます。終いには、そう言わないとマズいような雰囲気まで漂っていましたから、この国もとんでもないことになったなぁと、ちょっと他人事のように思うのが半分、プリプリ怒っちゃうのが半分といった感じでした。確かに立場上適切ではなかったかもしれませんが、きちんと注意して謝罪させ、今後おきないようにすればいいじゃないですか。初めから辞めさせたかったように私には見えましたよ。さらには「老害」って…、これも差別発言じゃないんでしょうか?
前置きが長くなってますね。すみません。
で、何がわからないのかって言うと、…結局どうしてほしいんですか?女性差別だー!って言ってるようですが、そう叫んでいる人たちはどんな風にしてほしいんですか?男女平等ってどんなイメージなんでしょうか?これがよくわからないんですよね。
目指しているのは、女性が女性であることを理由に差別されない社会っていうことでしょ。
そこまではよく言われることですのでわかります。でも、そこから先がよくわかりません。問題とされているものを考えてみると、いろいろありそうです。
労働環境の問題でしょうか?賃金の差や業務内容の差でしょうか?妊娠・出産に対する扱いの問題でしょうか?セクハラをはじめとしたハラスメントの問題でしょうか?
それとも、社会的な地位の問題でしょうか?社会進出の問題でしょうか?女性の国会議員や会社役員が増えればいいんでしょうか?
あるいは、生活の中でDVなどの虐待が問題でしょうか?
そもそも、女性が男性がと性別で言うこと自体問題なんでしょうか?
さっぱりわかりません。
問題は他にもたくさんあるんでしょうけど、ちょっと整理してみますね。
まず、妊娠・出産に対する会社の対応が極めて悪質なところがあったのを知っています。育児休暇を認めてやるから、それが終わって復職したらすぐに辞表を出せ!っていう会社がありました。この話をすると、中小零細企業の社長さんらは渋い顔をします。でもね、女性を採用した時点で妊娠・出産は想定できるでしょ。望んでも子ができない人や望まない人もいるでしょうが、少なくとも経営者はそのぐらいの想像はするでしょう。にもかかわらず雇う。賃金を低く抑えられますからね。ですから、この点は私も絶対改善されるべきだと思っていますよ。
しかし、考えてみてください。この国の国会議員はその点にとても消極的です。その証拠にギャーギャー言っていても、派遣労働者の規制を緩和して、企業に有利な法律を作った連中ですよ。あの白い服を着ていた人たちも、たぶん…。
DVなどの虐待について、あるいはセクハラなどのハラスメントについては、犯罪ですので犯罪者をどんどんとっ捕まえてほしいものです。そして社会的にも経済的にも抹殺していいと思います。いや、ほんとに。いりませんもの、そんな人間。
で、それについて国はどう対応しているのかと言えば、はっきり言って何もしていないのも同然です。だって、増え続けていますから。なにやら、家庭内のことだとかプライベートがどうとか、民事だからどうとか言ってるようですが、そんなものはぶち破ってしまうような法律でも作ればいいのにって思うんですが、しませんよね。まぁ、そのためには、当事者はもちろん、証人の話も信憑性に欠けるようになってきた以上、各自がそれぞれレコーダーやカメラなどを使って証拠を用意しなきゃならないかもしれませんし、不信感が蔓延する世の中になりそうですが…。
あと、国会議員や会社役員にもっと女性を増やす件ですが、女性が女性であることを理由に優遇されるんですか?この国の有権者の半分は女性ですから、その人たちが挙って投票すれば、半分くらいの女性国会議員が誕生するんじゃないですか?でもそうなりませんよね。ミャンマーの軍人枠みたいに、予め女性議員の枠を設けますか?
冗談も休み休み言ってください、って感じです。
まぁ、問題をあげてどうのこうのというのが無理なのかもしれませんね。
でも、私はある確信があります。
「男女平等、性差別反対」と叫んでいる人はたくさんいます。私だって、そう思いますよ。でも、その細かいイメージはてんでバラバラなんだろうなということです。
そりゃ、DVに賛成!みたいなことを言う人はいないでしょうが、逆に性別を取っ払っちゃえ!っていう人も少ないと思いますよ。男女での区別なく、スポーツ競技も文化的な競い合いも全員混ぜこぜでやっちゃえ!っていう考えです。無茶でしょ。
ではどこまで、どのようにすれば、「男女平等、性差別反対」が達成されるんでしょうか?その着地点がバラバラだったり、細かくイメージされていないんじゃないんですかねぇ。私はそう思います。個別の事案については、それぞれ議論できるかもしれませんが、それらを統合したものがないんですよね。言う人もいませんし。
前回のブログでも書いたように、こうした問題をネタにして活動している方々は、本質的に問題が解決しちゃ困るわけですから、そのイメージは曖昧な方が都合がいいんです。お題目さえあれば噛みつく先は山ほどありますからね。
おサルのおつむで考えること自体無理があるのは承知していますが、もし「男女平等、性差別反対」の青写真が未だにないのであれば、少なくとも今困難に直面している女性にこそ、救いの手を差し伸べるべきだと思います。そして、できることなら、男性は女性に対してもう少し敬意を払うべきだと思っています。男女の違いを理解した上でのことですけどね。
高齢の元首相の言葉に噛みついて、白い衣装でお祭り騒ぎをしていたら、いつまでたっても敬意を払ってもらえそうにありませんが。