さるきちのしっぽ

おサルのおつむでゆる~くお話ししますので、よろしければお付き合いください。

134 私の妄想(アメリカの大統領選14)

 みなさん、こんにちは。

 

 いきなりで恐縮ですが、人類運命共同体ってなんですか?世界政府とか影の政府ってなんですか?アメリカの大統領選の情報を覘いていると、こんな言葉がチラホラ出てきます。ディープステートとかいろいろと出てきます。調べてみると、これらは世界の富を吸い集めるための機関のようですが、違うんでしょうか?

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 いやぁ、本当にいろんなものが見えてきます。

 今回はアメリカの大統領選について直接お話するのではなく、そこで起きていると思われることから、ちょこっと妄想を広げてみようと思います。

 今回の大統領選挙において不正があったのは間違いないようですね。

 当初、証拠証拠と言っていたバイデン推しの人々は、メディア同様知らんふりを決め込むか、民主党判事のように不正があったとしても選挙結果を変えるほどのものではないというふうに華麗にシフトチェンジなさったようです。陰謀論者もいますね。

 まぁ、それはどうでもいいんですけど、投票直後、度々見かけたアメリカの地図がありましたよね。各州を共和党の赤と民主党の青で塗り分けた地図です。最近はあまりニュースでも見かけませんが、何か都合が悪いんでしょうか?まぁ、それもどうでもいいです。それよりこの地図です。これを見ているとなんかおかしいと思いませんか?共和党は内陸部や東海岸の南部を赤く染めています。民主党は西海岸と東海岸の北部を青く塗っています。ん?民主党ってリベラルですよね。多様化した価値観を認め弱者に優しい大きな政府でしたよね。その恩恵って田舎の低所得者層が最も受けられるものじゃないんでしょうか?西海岸や東海岸は都市の規模も大きいので、当然大企業が多く雇用も恵まれていますし、所得も多いはずです。そこでは小さい政府で自由な経済活動を進める共和党のほうが支持を集めやすそうな気がします。でも逆になっています。

 日本でもそうですよね。保守(?)の自民党の支持基盤は地方にあり、今やリベラルのほうに一気に針が振れた立憲民主党は都市部が強いようです。

 これ、どうしてでしょう?

 私はそういうのを研究しているわけではありませんので、ポヤ~ンとした頭で考えたことを書きますが、アメリカでも日本でも、田舎の人って変化に強い抵抗感があるような気がします。「別に今のままでも暮らせるんだから、いいんじゃないの」って感じ。年間所得が都市部に比べて半分であっても関係ありません。大切なのは今の生活を守ること、自分と家族を守り、子や孫の代も安心できるよう備えること、なんでしょうね。何も間違っていません。正しいと思います。だから、急激な変革は望まないのでしょう。

 では都市部ではどうかと言えば、成功し財を成した方々は、それに飽き足らずなんかいいことしたいって思っちゃうんじゃないですか。そして、都市部の貧困層は成功者を目の当たりにするわけですから、どうしても自分と比較してしまう。すると、どうしてもラディカルな改革を求めるようになりますね。あ、言っときますけど、成功者は基本的にしたたかですからね。いいことした上にさらに財を増やすことに余念がありません。そうなってくると、両者とも、どうしても革新政党に与するようになると思うんです。

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 アメリカでは選挙前にコロナは流行るし、黒人差別問題でデモや暴動が起きていましたから、前にも書きましたように民主党圧倒的に有利だったと思うんですね。いくら変化を望まないとは言っても、地方も相当傷ついていたはずですから、場合によっては例の地図は真っ青になってもおかしくなかったはずです。でも、そうなりませんでした。

 どうしてかと言えば、これも前に書きましたが、基本的に民主党の政策は弱者に恩恵をもたらさなかったからだと思います。トランプさんの前はオバマさんの8年間がありましたからね。その間、彼らが言っていたようにアメリカ全土の弱者に救済の手を差し伸べていれば、そもそもトランプさんが大統領になることも、今回大規模な不正をすることもなかったように思います。でも、オバマさんの8年間はグローバル化を進め、中国に接近し、冒頭に触れたわけの分からない怪しさ満点の取り組みに注力なさいました。あ、ご自身の蓄財についても先ほどの都市部の成功者の例にもれず、きちんと取り組んでいらっしゃったことでしょう。そりゃ、勝てるわけがないですよね。

 反対に共和党のトランプさんが保護貿易アメリカ人の雇用を優先するなどの政策を行っていたのは皮肉にも思えてきます。

 共和党民主党もそれぞれ党是に正反対なことをしていながら、その支持に差が出た(私は圧倒的にトランプさんが支持されたと思っています)のはどうしてでしょうか。答えは簡単(素人は簡単に考えるのです)、どこを向いて仕事をしてきたのかということです。オバマさんたちがどこを向いていたのかはよくわかりません。お伽の国なのかお花畑なのか知りません。ただ、トランプさんは国民のほうを見ていたように思いますよ、態度悪いけど…。トランプさんが名誉欲でやっているのか野心でやっているのかはわかりませんが、少なくともお金稼ぎには全く興味がなさそうです。たとえ野心(アメリカを再び偉大な国にするってヤツ)であっても、国民の利益と結びついているのだから問題ありませんよね。そういう意味ではメディアを敵に回していたのもかえって良かったと思います。これでメディアまで抱き込んじゃえば独裁色が強まりますからね。

 こうして考えると、トランプさんはやったほうがいいと思うことを言って、それをやるっていう実にシンプルなことをやってきたことに気が付きます。態度悪いけど…。

 政権をあずかっている時も奪還する時も、裏でコソコソと妙なことをしている人々とは大違いです。ここはやはりトランプさんに大統領になってもらいたいものです。

 態度悪いけど…。

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  ところで日本はどうでしょう。あの人たちはどこを向いて仕事をしているんでしょうか?経済界でしょうか?中国共産党でしょうか?与野党ともにどこを向いているのかさっぱりわかりません。コロナの対応もフラフラしています。病気で亡くなるよりも経済的な理由で亡くなる方が増えてきている中で、医療費自己負担割合の引き上げとか言い出す始末です。これによって負担が増えるのはごく一部の方ですが、印象として国民がどう思うのか考えていないようです。すると今度は固定資産税の据え置きみたいな話が出てきます。安倍さんは好きなので悪くは言いたくありませんが、今年の春先のような情報を小出しにしながら反応を見るやり方は、いかに政治家が民意を把握できていないかを証明しているようなものです。挙句の果てに中国等と何やら怪しげな経済協定をコソコソ結ぼうとしています。油断も隙もあったものではありません。

なんだか、やっていることがアメリカのあの人たちそっくりに見えてきます。

 TVは偏った報道ばかりで信用していませんが、その上こうした話を聞かされると、もう何とも言えなくなっちゃいます。そもそも、コロナ禍にあって船頭が増えてくるような政党はどうかしていると思いませんか!ハァハァ…。

 いけません。感情的なのはのブログの趣旨に反しますね。

 隣の芝は青く見えがちなんでしょうが、トランプさんを見ていると、何と言いますか「いいなぁ、あれほしいなぁ」となってしまいますね。

 他国のもめ事を自分たちには関係ないからと言って無関心を決め込んでいると、大切なことに気づくことができません。「他人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、とても参考になりますし、我が国はどうかとチェックする感覚も冴えてくるような気がしますので、今後もアメリカの大統領選は注目していきます。