みなさん、こんにちは。
ひんやりした風にキンモクセイの香りを感じるようになりました。
私はあの匂いが大好きです。甘くて上品な感じがとても気に入っています。
このキンモクセイは黄色い花が咲きますが、白い花をつけるギンモクセイという木もあります。同じような匂いがしますが、こちらは少し匂いが弱くて、より上品になったという感じです。これも好きです。
さて、今日は最近の話題になったことついて思うところをゆる～くお話してみます。
よろしければお付き合い下さい。
まず一つ目、先日池袋暴走事件の初公判があり、加害者は時間稼ぎに出たようですね。
被害者の方やご遺族には本当にお気の毒だと思います。せめて、裁判の中で加害者が反省を示し、早期決着できればよかったんですけどね。でも、加害者のこうした姿勢についてそんなに驚くことでもないような気がします。だって、80代後半にもなって車を運転するような人ですよ。それも野放図な生き方をしてきたんじゃなくって、勲章までもらってる人です。当然高齢者の運転が危険なことぐらい知っているはずです。それでも池袋みたいな繁華街を運転しちゃうんですから。まぁ、社会的な地位が必ずしも常識や倫理観を保証するわけではないといういい見本ですね。
わが町は田舎で、過疎化と高齢化が合体しているようなところです。当然運転者の平均年齢も高く、ちょこちょこ事故をしています。死亡事故こそ稀にしか起きませんが、それは運転者の技量ではなく、車が少ないことと速度が非常に遅いことによるものだと思っています。いい加減に免許証を返納しなさいよ！とも思いますが、買い物や通院のことを思うとなかなか強くは言えないんですよね。でも、池袋暴走の加害者はそういうわけでもなく、他にも交通手段はあると聞いています。ましてや、近所に買い物に行くのではなく、わざわざ遠出しているわけですから呆れてものも言えません。
そういえば昨日もどこかのスーパーに80代の女性が車で突っ込んだとか。
まぁ、この池袋暴走事件について思うことは、今後同じような事件が発生した場合、加害者が高齢でお金に余裕があれば、裁判を長引かせて執行猶予まで逃げ延びてしまうかっこうの前例にならないでほしいということです。ですから、いろいろな人が怒りの声を発信していることについて私は肯定しています。もちろん、この加害者にとってはなんでもないことでしょう。小さい子供とそのお母さんを轢き殺し、大勢の人にけがを負わせても車が悪いと平気で言える神経の持ち主ですから。でも、次にこんな事が起きないように、怒りの表明は大切です。
昨年免許証を自主返納した杉良太郎氏のような男前な大人の方が増えることと、高齢者の生活基盤の整備が進むことを願っています。
そういえば、反権力で良く立ち上がっておられるメディアや著名人の方々は案外静かになさっておいでですね。
二つ目は米大統領選挙についてです。なんでもバイデン支持派の人々の50％以上の人が積極的にバイデンを支持しているのではなく、トランプが嫌だからとかトランプ以外ならだれでもいいとか言っているそうです。笑えません。かつて日本も自民党以外ならということで、一度民主党にやらせてみようみたいな雰囲気に包まれたことがありましたよね。こういう消極的な支持でバイデン大統領が誕生したら、さぞかし脆弱な基盤の政権が出来上がることでしょうし、米国民の利益にはならないように思うんですけど、みなさんはどう思われますか？
さらにウクライナや中国とのスキャンダルまで飛び出してきました。
まぁ、トランプも何を考えているのかよくわかりませんが、少なくともバイデンよりはいいんじゃないのって思っています。根拠は米メディアがこぞってバイデンを支持していること、ですね。すごいですよね、あちらの報道の偏りって。まぁ、あちらの報道の姿勢について、あちらの方にとってそれが標準的だというのなら、私ごときが申し上げることなんてありません。でも、日本でもその真似をしているのか、メディアはトランプを攻撃していますよね。少し疑いながら見ていくと、面白いほどよくわかります。バイデンのスキャンダルについてはぼかして報じ、すかさずトランプ非難を始めます。何かよっぽど都合が悪いことがあるみたいですね。
メディアに対しては、事実は事実として報道し、社としての意見があるのならそのように意見表明をしてほしいものです。切り取り、デマ、捏造によって世論を誘導する手口はもうバレバレで単に不細工なだけだと思うんですよ。
最近は持ち前の天邪鬼がひどくなり、メディアの報道に何らかの方向性を感じたら、正解はその逆だな！なんて思うようになっちゃいました。
三つ目は持続化給付金の不正受給です。
やっぱりでたか！と思いましたが、ちょっとおかしい。なんでも学生が逮捕されてるって、いや学生は事業をしてないでしょ？あ、している人もいるかもしれませんね。でも、この逮捕された学生は事業経営なんかしていません。ただの詐欺です。
景気が悪くなり生活に困って、悪事に走る人が増えるのはある程度予想されたことでしょう。しかし、そのなかにこうした小遣い稼ぎを平気でやる若者（学生）が何人もいたことがちょっとショックです。
彼らはそれが詐欺だとわかってやっていたのでしょうか？
それとも、たいしたことではないしバレたら返せばいい、とでも思っていたのでしょうか？う～ん、やっぱり教育ですかねぇ。
私が小、中、高と学校に行っていたころ、犯罪について先生から授業やお説教をいただいたのは2回だけでした。一回は同和教育でビデオを見せられただけ。もう一回は中一のときエロ本の回し読みが流行っていて、やがて発覚し、お説教をくらいました。この時の先生は所謂熱血系の先生で「お前らは少年法で守られているが、年齢が上がるほどやったことは償わなければならなくなる。お前らの年齢なら少年院行きだってあるんだぞ！」と迸るように叱責してくれました。ちなみにこの先生は、自分の担任するクラスでいじめみたいな状況を見つけると、関わった者すべてを廊下に立たせて、ビンタをくらわせるような人でした。いやぁ、いい先生だった、本当に。
で、この2回だけが学校で教えてもらった新聞で言うところの社会面記事になりそうな内容の指導です。あの当時も学校はそういうことは家庭で教えてよ！っていうふうに考えていたんじゃないかと思います。でも、家庭でそんなことは教えませんよ。そりゃ、刑事ドラマを見ていれば人を殺したり傷つけたりしてはダメ、ものを盗んだり騙したりしてもダメ、くらいのことはわかります。でも、大切なことはなぜダメなのか、さらに罪を犯したらどうなるのか、具体的には警察に捕まって刑務所に収監された後はどうなるのか、家族や親せき、友人はどうなるのか、そういうことをなんとなくドラマやニュースをみてわかったような気でいただけだったように思います。さらに結婚や離婚、税金等の諸制度についてはほとんど知らない状態で社会に出ます。
今からずっと前のことです。
その後、ゆとり教育だとかいろいろありましたが、今現在学校でそうした指導がなされているのでしょうか？できれば、マクロなとらえ方ではなく、より身近に起きそうなミクロな内容を学校で教えてあげてほしいものです。そうすれば、こうした事が起きなくなる、とは言いませんが、もう家庭や世間に期待するのはやめた方がいいでしょう。
グダグダ書いてすみませんでした。
こうした時事問題について考えるとき、その助けにしている動画があります。
以前もお話したことがありますが「ゆっくりゴシップちゃんねる」といいます。ゆっくりが付くことでお察しの通りゆっくりボイスを使用していますが、この動画は多くの記事や資料から問題を提起している反面、結論は言いません。作者自身がこの動画を鵜呑みにしてはいけないと言っているくらいです。要するに自分で判断しろ、という事なんでしょう。こういうちょっと引き気味で世の中を俯瞰しているところが特に気に入っていますし、何より狂信的な思い込みによる主張がないところが、合間にチラチラする茶番的セリフと合わせて実に軽快でさわやかです。
みなさんも一度ご覧になってはいかがでしょうか。
しかし、こんなにもゆっくり動画にハマるとは思ってもいませんでした。
そういう意味でまだまだ若いのかも。いや、若いですよ。いや、本当に。
